内田のファミリー意識、背番号発表など
内田のコメントがここのところ報道に載っている。
ドイツにいた時も鹿島のことを想ってくれていて、昨年の優勝を逃したことも悔しいと言ってくれた。いつか鹿島に戻って来てプレーすることを当たり前に感じてくれていて、それは鹿島の強みであり、自分も好きなところだ。
しかし、前に記事にも書いたが、最近はよそのレギュラーを獲得しては若手をレンタルで放出、結局鹿島のレギュラーを奪回出来ないまま去っていくケースが凄く多い。
自分の乏しい記憶をひっくり返してみても、レンタルで出した選手が帰って来て定着したケースは、鈴木隆之氏まで遡らないといけないのではないだろうか。(海外移籍組は除く)。
増田は戻ってくれたがレギュラーにはつけなかった。
近年の若手では梅鉢、杉本(怪我したらしい)、豊川ら、他多数がそのパターンで、彼らも帰って来ないのではないかと思っている。
そもそも「鹿島の一員」と感じていてくれているのか、からして疑問。鹿島でプレーした時間よりもよそでやっている時間の方が長いだろし、プロのスタートが鹿島だった、というだけで果たしてファミリー意識を持つものなのか。
豊川に至ってはオフィシャルで正式発表もないまま、背番号発表のページに名前が載っていない。
強いクラブであり続けるためには補強もやむなしだが、今の鹿島の若手でファミリー意識があるのは昌子、植田のレギュラー陣を除けば、鈴木くらいなのかなあという気がしている。
伊東は辛うじて意識してくれているかも?と思うが、今季、内田と西で右サイドが固められれば出て行くだろうし、安部はもともと海外志向のように感じる。
内田や小笠原の発言は嬉しいし、鹿島が鹿島であり続けるためにはその伝統は守っていって欲しいと強く思うが、これも時代の流れなのかなあと覚悟もしている。
せめて柴崎やカイオとか、海外に行った選手は経験をクラブに還元して欲しいなとは思う。あとは岩政とかね。
ところで内田の優勝を逃したのは悔しい発言で昨年の終盤戦を振り返ってみたが、通常では有り得ないほどラスト3戦での鹿島不利、川崎有利の誤審のオンパレードに、改めて怒りと屈辱がこみ上げてきた。本当に今年はその怒りを、タイトル奪還という形で払拭して貰いたい。
背番号発表も<a href="http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/release/63411" title=" 別ウインドウが開きます" target="_blank">オフィシャル</a>で発表されており、金崎が10番に変更になった以外は変わりなし。せめて中村は13番を外しても良かったと思うが。気持ちも変わるだろうし。ペドロ・ジュニオールとレオシルバも普通に名前が書いてあったので複数年契約なのだろう。先にも書いたように豊川の名前はなかった。
現状では登録選手の数が31人だが、規約ではA契約が25人まで。しかし、細かいルールが他にもあって、AFCに進出するクラブは27人までとか、自クラブの下部組織に3年以上在籍選手は25人の対象外とか。あとはB契約やC契約もあるし、一応ギリギリクリアしているのだろうか?
あるとすれば久保田、田中、小田のレンタルあたりか、あるいは前から気にしている三竿雄(兄)や金森の移籍とかだろうが噂にも聞かないので、レンタルで1~2人出して、あと一人外国籍選手が見つかれば、というくらいかもしれない。
ニューイヤーカップの話は載ってなかったので今年はなくなったのだろうか。
なんにせよ、新体制スタートである。