2018ACL予選(1)上海申花(ホーム)戦

酷い試合。100点満点で言えば5点。


交代枠を1枚残す意味がわからない。引き分けでも構わないとか考えているならずっと勝てないし、これだと去年と一緒。あれだけ悔しいと思ったのは自分だけか?全ての試合を勝ちに行かないとタイトルを全部とか空想でしかないのでは。


リーグ終盤、勝ち切れなかったあの悔しさ、屈辱、鬱憤、そういう諸々の重苦しいものを振り払うためには、強い気持ちで勝ちに行かなきゃいけないのじゃないか?


具体的に言えば交代が遅い。内田の状態を見ていたのか知らないが、残り5分なら勝負に行くべきところで、大岩にはこういう勝負勘がまったくない。


金崎が使えないくらい状態が悪かったならベンチに入れるべきではないし、他にも選手はいる。監督の器ではない。3年連続更迭も有り得る。というかそうなってくれてもいい。


速い攻撃を目指すとか言っていたのもまるで実現出来ず、もたもたとボールを回してゴール前を固められるパターンはこれも去年と一緒。連動性は皆無で、解説の城氏に再三指摘されていたが足元でしかボールを回せない。


決定機をことごとく外すのも変わらない。何ひとつ変わってない。怒りしか沸いてこない。何を練習してきたのか。


ペドロ・ジュニオールは20得点とか壮大過ぎる得点を目標に挙げているが、あれではとても無理。ボールをこねくり回してはロスト。体感で言えばロスト率は95パーセント以上。まともにシュートも打ててない。これなら金森や山口を見たい。


レオシルバもまあまあ悪くはなかったが、終盤、鈴木とのコンビネーションで真ん中を抜けてドフリーのシュートを大きく枠の上。がっかりだわ。ワンテンポ、レオシルバのところで流れが止まる感じにどうしても違和感があり、このあたりのボール回しのリズムは小笠原が断然上。


スタメン選考から交代枠から全て考え直した方がいいと思う。やってることが去年と同じでは結果も見えるし、結局、相手次第、流れ次第でしか勝ち点を取れず、「勝ち取る」というよりは「拾って行く」という後ろ向きなスタンスでしか勝ち点を積んでいけないように感じる。


本当に勝つ気はあったのか?まずはそう問いたい。


失点は単純に曽ヶ端の凡ミス。なんでもない縦のロングパスをコーナーにしてしまった植田の対応もお粗末だったが、最初のパンチングがうまくヒットせず足元に落とし、逆サイドから上げられたクロスを目測誤ってミスショットでは話にならない。


後半、1本ファインセーブはあったが全体的にばたばたした雰囲気で、後半アディショナルタイムのシュートはバーに救われただけ。守備の連係も悪かったし、何ひとついいところがなかった。


中村は本当に大岩に気に入られているが、あの1本の決定的なシュートがファインセーブに遭ってしまうところが中村クオリティ。いいシュートだったけどな・・。


安部も90分通してとなると消えている時間帯が長い。スーパーサブで切り札的に使う方が効果があるような気がした。


暗雲が立ち込める・・とまでは言わないが、不安と不満、怒りだらけの今シーズン初戦だった。


来週こそ攻めるサッカーを見せてくれるんだろうな。


(以下、個人的まとめ)

【2018ACL予選グループH(1) 2/14(水)】(カシマスタジアム19:00KickOff鹿島/9,192人/晴)

【スコア】鹿島 1-1 上海申花 (前0-1 後1-0) (S 21-12)

【主審】ムハンマド・タキ(主審:シンガポール)、リー・ズーリアン、コー・ミンキアット

【得点】

(上)前04分 マルティンス↑モレノ 1H

(鹿)後06分 遠藤 1左

【警告】

(鹿)ペドロ・ジュニオール1(前22分)、昌子1(後10分)

(上)リー・ユニチウ1(前45+2分)

【出場】

GK 曽ヶ端

DF 内田 植田 昌子c 安西

MF レオシルバ 三竿健(弟) c遠藤→69土居 安部→82中村

FW 鈴木 ペドロ・ジュニオール

【サブ】クォンスンテ 山本 犬飼 土居 中村 小笠原 金崎

【監督】大岩剛

【MyMVP】-

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