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2018第5節札幌(ホーム)戦

ネット界隈では「地蔵」の異名を欲しいままにしている大岩。異名に違わず、動かざること地蔵のごとし。うまくいっていないチームの交代策が74分、84分、90+1分とは・・。そして、その交代でも何も変わらないという。 ゲーム中、小笠原を呼び寄せて何やら相談していたが、もはや小笠原は選手ではなくコーチ枠の様子。これだけ機能しない攻撃陣の責任は柳沢にもあるのでは。 レオシルバに関してはファイヤーエンブレムで言えば「え?まだジェイガン使ってるの?」というレベルで、攻撃のスイッチが入った時に見当違いのところにボールを蹴り出すことが何度あったか。 もしかして乱視なのかと疑うくらいのミスとも言えないものだが、レオシルバには何か余人では計り知れないピッチ図が見えているのだろうか。 そう言えば先日のセレッソの試合で目を吊り上げる行為が差別だということで話題に上がっていたが、正直、この報道で初めてそれが差別行為だということを知った。 勿論、人にやったことはないが、世の中何が差別なのか全然わからない・・。乱視と言っているのも別に差別の意図はありませんよ。本気で心配してしまうほどなもので。 金崎もチームを引っ張るというのとは別方向へ間違って突き進んでいるようで、周りが見えていないし、チームプレーが出来ていない。 フリーキックまで永木から奪い取ろうとし、折れた永木が(どちらが提案したかは不明)ジャンケンで決着を着け金崎が勝って蹴ったのだが、誰も強く言えないのか制御が利かなくなってきている。 土居もいいところなしだし、鈴木もボールが収まらず、金崎への不満も溜まっているようでコンビプレーも出来ていない。 外から見ている限りではFWに入る足元のボールを狙われていたように見え、あれだともっと早めにペドロ・ジュニオールを投入してラインの裏を徹底的に狙った方が、出しどころが二つに増えて何とかなったのではないかと思う。ただ、ペドロがそれで得たチャンスを決めるとは限らないが。 CBは代表帰りでも昌子、植田のコンビを使うとは犬飼の立場もないし、これから先、二人だけで乗り切っていけるわけでもないし、大岩の考えは大局観がない。そのわりに目の前の勝利も拾えていない。 昌子はハーフタイムで選手を呼び寄せてボードで色々と確認していたようだが、1本、完全に手で止めてしまった。故意とか故意じゃないかとかではなくあれはPKのうえイ...

代表戦を観てグループステージ突破の可能性がかなり低いと感じた

ちょっと忙しいのと鹿島の試合がないので更新だいぶ飛びました。 代表戦は親善試合だとあまり気も入らないのでどちらも録画して観るつもりだったのだが、マリ戦は翌日にうっかり新聞に「ドロー」とあったので観る前から結果がわかり、更に観る気力がなくなってしまったという・・。 序盤で1点取られたので1-1で引き分けか・・と得点の匂いの感じない日本代表にそう結論づけたのだが、そうなると必然的に失点もそれ以上しないということになり、昌子の活躍をチェックする気力もなくなってしまうという悪循環。 試合はご存知後半アディショナルタイムに中島が三竿健(弟)のクロスをダイレクトボレーで決めて同点となったのだが、印籠を出すのが遅過ぎやしませんかね。まさかドローっていう文字を見間違えたのかと自分の脳を疑ってしまったくらい。 ところでドラマの黄門様は、最初から印籠を出していたわけではなかったらしい。最初の方は印籠も出さずに解決していて、出て来た当初も今のように「この紋所が!」というくだりはなく、「実は・・」みたいな感じで懐からそっと出して見せていたようです。関係ない話だが。 三竿健(弟)はてっきりやみくもにシュートを打ったのがたまたまアシストになったのかと思ったが、コメントでは「あのあたりに出せば誰かがいると思った」と予測してのパスだったようだ。鹿島でもあのくらい攻撃に絡んでくれれば頼もしいのだが。 それと大島は故障多過ぎ。予選ではミスから失点するし、その他の試合でも故障で交代していたし、何がストロングポイントなのかさっぱりわからない。 ウクライナ戦は録画もしたが、パソコンで作業しながら流し観で確認。植田は良くもあり悪くもあったが、CBとしては吉田、槙野、昌子で確定ぽいので後はサイドバックも出来るという点で選ばれる可能性があるかも、というような感じだった。悪くはなかったと思うが。 柴崎は得点になった(オフサイドに見える)プレースキックは鹿島時代と違って、スピードとパワーのあるいいボールだった。流れの中でもうまくパスを散らせていたし、あと1戦くらいお試しがあってそこで結果を出せれば確定かな。 FWは大迫がいないと収まりも悪いし、攻撃があまり機能していないように見えた。ウクライナの攻撃がオートマチックで完成されていたのに対し、日本はこの後に及んで何をやりたいのかはっきりせず、持ってから考えるというケース...

組織で戦うことをもう一度徹底して

代表の試合があるため1週の休養期間になったJリーグ。 守りの中心、昌子、植田、三竿健(弟)を揃って持って行かれて鹿島にしてみれば立て直す余裕もないが、リーグ4試合2得点ながら2勝1分1敗と逆に言えば守備は整備出来ているので、怪我さえなく帰って来てくれればある程度は形はつけられるだろう。 離脱していた西は復帰するはずだし、遠藤やレアンドロもそろそろ間に合うと思われる。内田はわからないが。 使い詰めで落ちていたコンディションも整えられると思いたい・・広島戦で鹿嶋に残ったメンツがバタバタだったのが一抹の不安を思い起こさせるが、今度はうまくやって貰いたい。 リーグ再開後はACL予選を含めると当分の間は週2のペースで試合が続く。完全にチームをふたつに分けられればまったく問題がないが、現状それでは機能しそうにないので、コンディションを見ながら組み合わせていく以外ない。大岩がそれが出来ないのでやっぱり不安だが・・。 あとは誰が出ても「組織で戦う」という意識の徹底。 永木や小笠原を観ていると、味方を的確なコーチングで操って全体の強度を維持しているのがよく伝わって来る。自分で行けるところはガツッと行く、少し無理そうなら味方に指示を出して自身はそのカバーリングに行く。ディレイするところはしっかりする。結果、大きな穴を作らない。 レオシルバはこれが出来ない。自分一人でやれるもんという子供理論で突っ込んで行くので、それで取れた場合はいいが、かわされると周りが大迷惑。更に今は取れたとしてもそこからの展開力がなく、取り返されるケースも多々ある。パスカットを無理に行った結果、足には当たって阻止はするがそのボールを相手に拾われてカウンターという必殺パターンもある。 最終ラインで後ろに誰もいない状況で足元こねこねして、一歩間違えれば大惨事というプレーもはっきり言えば禁止にして欲しい。このあたりが改善されない限り、レオシルバは個人としてはそこそこやれるだろうが、組織としての上積みはないと確信している。特別扱いはやめるべきで、言うこと聞かないなら久保田を育ててもいいとさえ思っている。 ペドロ・ジュニオールもチームプレーは出来ないが、こちらは素質の問題で、前の記事にも書いたが余計なことをやらせるとますます良さが消えて行くと思われる。何かひとつ決め事を作ってそれに特化させるべきかと。 中村はこれだけ鹿島でや...

2018第4節鳥栖(アウェー)戦

現在のメンバーを考えれば最上のスタメンと交代策だった。 勝ったから言ってるみたいな感じになるのだが、むしろ正解の起用をしたからこそ勝ったのでは?と開き直るわけじゃないがそう思う。 勝因は永木を起用して中央を制圧出来たことかと。MyMVP。永木の圧力を中心として三竿健(弟)、昌子、植田、クォンスンテと堅く守れていた。左サイドバックも山本だと安心感がある。 ポスト直撃や何回も取られたCKで危ない場面はあったが、無失点で切り抜けられたことは今後の自信にもなる。守備陣の勝利。 それと地味な活躍だが2列目の安部がカバーリングと激しいチェック、ルーズボールをマイボールにしたりと強度を保つのに貢献していた。中村とのレベル差は相当開いているのじゃないかと感じる。ポジショニングもうまかった。 今日出たスタメンは全員がサボることなく集中してやれていたし、チームとして戦えていた。 ただ、金崎は得点は挙げたものの落ち着きがなく、確かにファウルを流す主審だったので納得のいかないことも多かったろうが、相手もファウルを流されていたので昨年末の不遇な判定に比べれば随分といい。2枚目のカードが出なかっただけでも救いで、もう少し大人にならなければいけない。 采配としては金崎をあと5分くらい早く下げて不安要素を取り除いておいて欲しかった。レオシルバもあの時間からだと無双出来るし、よほどのポカをしない限り強力な一手となる。 ペドロ・ジュニオールは相変わらず決定機を外したり抜け出すタイミングが悪かったりといまいちだが、いっそのことあれこれやらせずに味方がボールを奪えば裏、受けたらシュート、という単純明快な決まり事を作った方がいいのじゃないだろうか。本来のカウンター特化スタイル。変なロストをされるより守り易いというメリットもある。 伊東は守備面では中にも絞れてたし吉田豊に走り負けてなかったし上出来なのだが、やはり課題は攻撃。今日、引きの映像で観ていて気がついたのだが、前にスペースがあるのにドリブルで仕掛けないのは、金崎が流れてくるスペースを潰さないための配慮だろうか。 だとしたらわかるが、それでもたまには前にも運ばないと結局後ろに下げるんだろうなと思いながら観ているので、右にボールが渡っても期待値が上がらない。ワンツーで抜ける戦術は相手に読まれているのか、時々いいランをしてもボールが出て来なかったりと、何か都...

代表選出、DAZNの一時停止不具合

来週の代表遠征に昌子、植田、三竿健(弟)が選出とのこと。 昌子は今季に入って少し調子を落としていたのだが、御前試合となったこの間のシドニーFC戦でいいカバーリングを見せていたのでハリルホジッチも納得の選出だっただろう。植田も今季は調子がいいのでこちらも順当なところ。 ただ、三竿健(弟)は正直まだ代表で戦うには足りないものが多過ぎるように感じる。守備だけならある程度通用するかもとは思うが、前に出て行く力やミドルシュート、局面を変える決定的なパスを出すことや展開力に欠ける。 このあたりは山口の方が上だろうし、あくまで補欠扱いなのかなと個人的には思っている。出場機会があるかどうかもわからないが、代表で学ことは多いはずだし、せっかく選ばれたのだから色々と吸収してきて貰いたい。 金崎は選出漏れとなったが、仕方ない。本人の気持ちを考えると仕方ないでは済まないが、代表に文句なく選ばれるつもりなら今以上にゴールを叩き出さないといけない。 代表に選ばれた選手のレベルアップ、クラブ人気を考えると嬉しい話だが、鹿島的に言えば故障者の多い今の状況でこれ以上怪我人を出したくないので、まずは無事に帰って来て欲しいと願っている。 次にDAZNの話。 昨年のリーグ終了後に一度退会しようと思っていたのだが、一時停止という機能があることを知り、色々と再設定するのも面倒なのでこれでいいかと思い、再開日を開幕日前に指定していた。 その後に何をどうしたのかわからないが、結局、一時停止中という状態が解けることなくリーグが始まり、一応、観れることは観れるのだが5分ごとに画面が切れて再ログインし直さなければならないというわけのわからない状態になってしまい、イライラしながら清水戦と広島戦を観ることになってしまった。 まあ、試合自体が酷い有様だったので、逆に言えばイライラはしても別に気持ちが切れることもなかった。流れるような攻撃をしていたらログインし直すたびに「いいシーンを見逃した!」と怒りも露わになろうが、ずっと後ろでパス回しているだけだからね・・。 そうはいってもこのお金を払っているのにこれではたまったものではなく、DAZNにメールで問い合わせた。24時間以内に返信しますというのがウリのようなのだが、まず最初に返って来たメールは「お客様の氏名、メールアドレス、クレジットカード下4桁の確認メールを再度送って下さい」...

2018ACL予選(4)シドニーFC(ホーム)戦

限りなく負けに近い引き分け。内容はゼロ。攻撃力皆無。汝、攻撃することなかれ。人に優しい鹿島です。 率直な感想を言えば、後ろの頑張りを前が無駄使いしているという感じ。あと1本スルーパスを通せば、シュートが枠に行けば、フリーの選手に目がいっていれば・・というシーンが数えるのも嫌になるくらいにある。 これ、後から全員で試合のビデオを観て、「この場面、この選手は見えていたか?そのうえでシュートを打ったか?」とかいう反省をやっているのだろうか。過去は振り返らない主義か?毎度毎度、同じことの繰り返しで、偶然というか事故のようなものでしか点が入らない。 そして、鹿島の得点はオフサイドだったのでは?という疑問が。 ショートコーナーから小田がクロスを上げた時には金崎はオフサイドポジションで、その流れからのボールをヘッドで押し込んでいる。 確かシュートの場合は打った瞬間のポジションでオフサイドが決まるルールだったはずだが、クロスの場合は違うのだろうか。あるいは相手DFが触った時点でオフサイドが解消されたのだろうか。 正当なゴールだったら金崎のナイスポジショニングとなるのだが、にしてもそれ以外がお粗末過ぎて話にならない。気持ちがはやり過ぎていて力み過ぎ、シュートが枠に飛ばない。絶好のカウンターで右にフリーの選手がいても打って大ホームラン。さすがにエースだから、で済ませられない惨状だった。 鈴木もキレがなかったし、土居も相変わらず最後のところを切り返そうしてシュートすら打てない。メッシならともかく、あれを抜ける技術がないのだから早い段階で打ってこぼれ球を味方に託すべき。土居の良さは起用に立ち回れるところ。 ボランチは自由過ぎて中盤スカスカ、両サイドバックの位置取りも中途半端で裏のスペースが空きっぱなし、2列目のフォローもない。ずっと気になっていたが、やっぱり(鹿島)右サイドの裏を突かれて上げられたクロスを押し込まれて同点にされた。 サイドバックだけが悪いのではなく、2列目の中村、金森のフォローが遅く、レオシルバも縦横無尽と言えば聞こえはいいが、あっちに行ったりこっちに行ったり。守備はほとんどCB2枚だけで守っている感じだった。そういう戦術だったなら仕方ないが、だとするならば攻撃がもっと活躍してくれないと。 中村はこれだけ2列目に怪我人が出ている状況で結果を残せていない。金森も本来のポジショ...

2018第3節広島(ホーム)戦

相手のミスを確実に決めた方が勝った。要約すればそれだけの話。 鹿島の敗因を挙げるなら大きく3つ。 1つめは開始早々の相手DFのクリアミスからペドロ・ジュニオールがGKとの1対1の決定機を決められず。杉本や小林なら決めたと思う。ポンコツにもほどがある。「いつか本調子になる」のではなく、「いつか当たりの日が来る時があるかもしれない」くらいにしか思えない。 2つめは先制点を許した場面。三竿健(弟)の安易なパスミスを相手に奪われ一撃で決められた。コメントによればミスを自覚しているが、こういうプレーに走ってしまうのは、レオシルバの悪しき影響ではないかと出場していないながらも文句を考えてしまう。(言いがかり)。 先日のシドニー戦で犬飼が同じようなミスで決定機を迎え、曽ヶ端に救われたが、あれを見て勉強出来なかったのは三竿健(弟)が100パーセント悪い。 あとあの場面、狭い方のニアを抜かれたが、その前にもクロス性のボールで狭い方を狙われていた。偶然なのかもしれないが、もしかしたらクォンスンテにそういう癖か何かあるのだろうか。 3つめは金崎のPK失敗。代わって入った鈴木が完全にPKを貰いに行ったプレーで、狙い通りPK獲得。綺麗に脚が揃っていたし、佐々木にしてみればうまくやられたという感じだろう。 余談だが鈴木はPKを貰った後にガッツポーズか両手を上げているのを見かけたが、ああいうのは相手にも審判にも心証が悪いのでやめた方がいい。 このPKを金崎が強奪。金崎はイエローを貰うなど試合を通して落ち着きもなく調子も悪そうだったので、なんとなく外しそうな気配があった。案の定、置きに行ったシュートを林にガッツリ止められて万事休す。結果論と言われるかもしれないが鈴木に蹴って欲しかった。これからはせめて鈴木が取ったPKだけは鈴木に蹴らせてはどうか。納得するだろうし。 この後、伊東を入れるなど手は打ったが、伊東が良かったのは最初の1本だけ。その後は縦にも仕掛けられず無難な選択ばかりで、クロスの質も悪い。「去年から変わっていない自分に腹が立つ。もっとバリエーションを増やさなければいけない」と本人も認めているが、まずはチャレンジからだろう。 3枚目のカードは当初、大岩は小笠原に代えてレオシルバを出したかった模様。結果的に安西の怪我で見送りになった策だが、何故永木ではないのか疑問が沸く。小笠原を下げるのは動...

ターンオーバー制をどこまで続けられるか

怪我人が出たことで事の重大性をようやく認識したのか、それともシーズン最初からの構想だったのか直接本人に聞いてみないとわからないが、昨年終盤から重く垂れこめていた暗雲が少し雲間が見えたここ数戦。 何故これを昨年のうちに・・とやればやったでそういう後悔も出てくるものだが、後悔ではなく反省でそれを活かしたと考えれば次につながる。 ターンオーバー制を導入してくれたことで観ている側にも楽しみが出来るし、選手にかかる負担も少なく、かつチーム全体がレベルアップ出来る。 勝ち点を落とすことが最大の懸念材料なのだが、今のところ正解の目が出ており、今後もターンオーバーで回していくためには代わりに出た選手がいいパフォーマンスを見せられれば最良、最低限チームに破綻をもたらさない程度には活躍しなければいけない。 また大岩の心が閉ざされてしまったら楽しみも随分と減ってしまう。 代表週間で日程が空くまでのリーグ2戦とACL予選1戦。怪我人が出ないようにやりくりして貰いたい。 明日は広島戦。広島はリーグ戦も連勝スタート、ルヴァンカップ予選でもガンバを4-0と撃破しており、仕上がり具合は良好と見られる。相手の勢いを止めると同時に、鹿島が勢いをつけるためにも相手の勢いを逆に奪い取るくらいでいきたい。 ちなみにオフィシャルの開始時間の表示はACLの時、現地時間しか載せていなくて不親切が過ぎる。シドニー戦が日本時間で17:30開始だと知ったのは当日の朝だったし。自分で確認しろと言われればそれまでの話だが・・。 話を戻してスタメン予想。鹿嶋に残った者と、今までのゲームで出場時間の少なかった者を中心に組むと以下のようになる。 クォンスンテ、小田、昌子、犬飼、内田、三竿健(弟)、小笠原、中村、安西、金崎、ペドロ・ジュニオール。ベンチ、曽ヶ端、植田、山本、伊東、レオシルバ、永木、鈴木。土居は休養。ボランチを2枚入れるのは大岩のポリシーのようなので。 ただこれだとまだ万全でない内田と試合勘の遠のいている小田の両サイドバックに、疲労の溜まっている安西が2列目ということでバランスが悪くなるだろう。いくら小笠原と昌子でも統率し切れない。 左サイドバックは山本に無理して貰うか、安西を回す方向になるかもしれない。個人的には安西は一度ベンチからも外して休ませて欲しいと思っているのだが、内田の状態が万全ではないので思い切れない。...

2018ACL予選(3)シドニーFC(アウェー)戦

100点満点で言えば100点。こういう選手を信じたターンオーバーでの勝利を待ち望んでいた。やれば出来るんじゃないか、と前回の記事に書いたように大岩への評価をやや上方修正。 本当は安西と三竿健(弟)も鹿嶋に残して、久保田や田中(怪我?)を使ってゲームを締められるようなら更にプラス20点くらいだったが、引き分けでも充分と考えていた試合を2-0の完勝。そのうえで何人かを温存出来たことは大きい。 あの展開なら安西と三竿健(弟)を使わなくてもいけた気もするが、帯同して少しも試合に出ないとかえってコンディションを崩すかもしれないと考えての起用だと信じる。 立ち上がり、今季初スタメンのメンバーが何人かいたことや、シドニーの圧力でかなり押し込まれたがそこを耐えてからはほぼラストまで鹿島ペース。前半終了間際に先制したことで完全に鹿島のゲームになった。 先制点は土居。CKのこぼれ球を鈴木が左足でシュート、金崎に横取りされた水原戦と違って今度は枠を捉えてはいなかったが、ゴール前に残っていた土居がテクニカルな右足ヒールキックでゴールに叩き込んだ。 2列目で迷走していた土居だが、こういうシンプルなプレーは技術の高さが光る。球離れも良かったし、持ち味が出ていた。久しぶりに良かった。 後半の追加点もCKから。永木のキックをニアで山本がヘッドですらし、ファーにうまく抜けた植田がドフリーでヘッド。ゴールからの白ひげパフォーマンス。相手人数が多かったにもかかわらず、これぞお手本というような見事なゴールだった。というかキッカーの質が高いと得点の気配も必然的に上がる。 永木とレオシルバのボランチは噛み合っていた。永木の早い潰しと前に運ぶボール捌き、コーチング。レオシルバの豊富な運動量。 特にレオシルバは無駄に手数をかけることが減り(それでも何度かやらかしていたが)、バイタルエリアにも侵入して前に圧力もかけられたし、ポジショニングも絶妙だった。 一度試合から外れたことで目覚めたのか、フィジカル的なことか・・。もしかすると三竿健(弟)との組み合わせが良くないのでは?という疑問さえある。このくらいやってくれると文句もあまり言わないが、シュートは相変わらず入る感じではなかった。 犬飼はガツガツと行き過ぎて不必要なファウルを与えたり、植田が治療で抜けている時に大きくクリアせずに奪われ、この試合で最大のピンチを招くな...

2018第2節ガンバ大阪(ホーム)戦

外国人選手、要らない説、立証!(注:フィールドプレイヤー)。 ホントこれだけで説明がつく。たらればだが昨年のリーグ終盤に小笠原がピッチにいれば・・。 昨年8月26日以来、約半年ぶりにスタメン出場したキャプテンは貫禄の統率力と闘争心だった。 常に味方へ指示を飛ばし、喝を入れ、テンポの良いパス回しでボールを散らし、危ないところへはプレスをかけに行き、無駄に飛び込まずに相手の攻撃を遅らせる。ジャン○ル大帝との格の違いを見せた。 好みの差では済まないレベルでまったく別物のチームになっていた。味方を信じ、全体で戦った結果と言える。さすがに終盤は体力が落ちてリカバリーも遅れ気味になっていたが、あそこはもう少し永木を早めに入れるなどベンチがフォロー出来る範囲。 とはいえ連戦で使い続けるのは難しい年齢なので、ここぞの試合で勝負に出るようにすべきだろう。ジャングルさんにも役立って貰わないと困るのだが、あのプレーを観て学べないようなら永木の方がいい。 いつもは引きこもりがちな三竿健(弟)も伸び伸びとプレーし、前線にも顔を出し、自信を持ってやれているように見えた。 本当なら前半で勝負は決まっていたはずの試合だったが、トップの二人がとにかく決定機を外しまくるは連携は取れないわで、一発で負けるかあるいは昨年から引き続きスコアレスドロー4連続になるかと気が遠くなる思いだった。 特にペドロ。得意の形であるはずのお膳立てをして貰っていくつ外したか。鈴木に代わって得点が生まれたのは単に相手が疲れていたとかそういう話ではなく、自身の問題。シュートだかパスだかわからない中途半端なボールも良く出すし、早く下げてくれと願っていた。 ひとつ惜しかったのは最大の得意パターンである、カウンターからの前線への抜け出し。右サイドを駆け上がってゴールまで一直線コースだったが、飛び出して来た東口に手で倒されて止められた。 西村主審は「ボールが離れていた(推定)」という理由でカードの色を赤ではなく黄色にしたが、ペドロの脚力だったら余裕で追いつけていたように見えたので、あれはレッドだったと思う。観戦していたハリルホジッチはホワイジャパニーズレフリー?みたいな顔をしていた。 金崎も決定的チャンスをことごとく外していたが、鈴木のエンドライン際での鋭いターンからのセンタリグに反応し、体で押し込んで決勝点を挙げた。このあたりがエース...