代表戦を観てグループステージ突破の可能性がかなり低いと感じた

ちょっと忙しいのと鹿島の試合がないので更新だいぶ飛びました。


代表戦は親善試合だとあまり気も入らないのでどちらも録画して観るつもりだったのだが、マリ戦は翌日にうっかり新聞に「ドロー」とあったので観る前から結果がわかり、更に観る気力がなくなってしまったという・・。


序盤で1点取られたので1-1で引き分けか・・と得点の匂いの感じない日本代表にそう結論づけたのだが、そうなると必然的に失点もそれ以上しないということになり、昌子の活躍をチェックする気力もなくなってしまうという悪循環。


試合はご存知後半アディショナルタイムに中島が三竿健(弟)のクロスをダイレクトボレーで決めて同点となったのだが、印籠を出すのが遅過ぎやしませんかね。まさかドローっていう文字を見間違えたのかと自分の脳を疑ってしまったくらい。


ところでドラマの黄門様は、最初から印籠を出していたわけではなかったらしい。最初の方は印籠も出さずに解決していて、出て来た当初も今のように「この紋所が!」というくだりはなく、「実は・・」みたいな感じで懐からそっと出して見せていたようです。関係ない話だが。


三竿健(弟)はてっきりやみくもにシュートを打ったのがたまたまアシストになったのかと思ったが、コメントでは「あのあたりに出せば誰かがいると思った」と予測してのパスだったようだ。鹿島でもあのくらい攻撃に絡んでくれれば頼もしいのだが。


それと大島は故障多過ぎ。予選ではミスから失点するし、その他の試合でも故障で交代していたし、何がストロングポイントなのかさっぱりわからない。


ウクライナ戦は録画もしたが、パソコンで作業しながら流し観で確認。植田は良くもあり悪くもあったが、CBとしては吉田、槙野、昌子で確定ぽいので後はサイドバックも出来るという点で選ばれる可能性があるかも、というような感じだった。悪くはなかったと思うが。


柴崎は得点になった(オフサイドに見える)プレースキックは鹿島時代と違って、スピードとパワーのあるいいボールだった。流れの中でもうまくパスを散らせていたし、あと1戦くらいお試しがあってそこで結果を出せれば確定かな。


FWは大迫がいないと収まりも悪いし、攻撃があまり機能していないように見えた。ウクライナの攻撃がオートマチックで完成されていたのに対し、日本はこの後に及んで何をやりたいのかはっきりせず、持ってから考えるというケースが多かったように見えた。


このあたりは鹿島と同じく「個」でしか得点出来ないような感じで、あれでは香川も納得しないだろうなと思わなくもない。ただ、個人的には選ばれても選ばれなくてもどちらでもおかしくない当落線上の選手だと思っていて、監督の好みなので現地まで観戦に来るのはどうか?とは思うが。


岡崎は運動量もあるし得点感覚もあるし、チームのために動けるので必要かなと思っているが、何かしら都合が悪いのかもしれない。


試合は常に先行される苦しい展開のまま順当に負け、ここより強い国と当たるワールドカップで勝てるイメージがまったく沸かない。


岡田監督がやったように腹を括った勝負手を打つようなタイプにも見えないし、グループリーグ突破の可能性は相当低くなったなと感じる。


ワールドカップでにわかにすら盛り上がって貰えないようなら、サッカー人気のために名前のある選手を呼んで欲しいという思惑があるのかないのかわからないが、あったとしても文句は言えない話だなと、ちょっぴり悪い大人になってしまう代表戦だった。


ともかく怪我人が出ないで終わって何より。昌子、植田、三竿健(弟)は出来れば札幌戦は休んで、その後のハードスケジュールで復帰して欲しいと思っているが、こちらはこちらでどういう采配になるのだろうか。

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