さいていれべるでまおうをたおしてみた、という企画が大昔にはあった
30年くらい前にドラクエが発売された頃、当時は当然ネットもなく、攻略は全て口コミか独力でこなすという今にして思えばあれはあれで良き時代だったかと思う。
ゲームに関する情報は雑誌しかなかったのだが、規制があったのか情報は即時リリースされるわけではなく、雑誌に載る頃にはだいたいクリアした後のことで、そこで得られるのはいわゆる裏ワザとか見落としてしまうようなちょっとしたイベントのようなものくらいだった。
で、そんな雑誌の企画に、「どこまで最低レベルで魔王を倒せるか」というものがあった。
そこに投稿されてくる猛者たちのクリア写真は、プレーしている側としては「え?マジで?」と心底驚くべき低レベルで、どうやったらそんなことが可能なのか、自分なら多分3つめの町くらいまでしかいけないのでは?というくらいのものだった。
その感覚を今、30数年ぶりに鹿島で味わっている。
「目指せ、至上最低得点でJリーグ優勝!」
そういう企画に挑戦しているのかもしれない。
調べる気力がないので過去最低得点数が何得点なのか知らないが、クリアするなら50得点くらいが目安だろうか?
混戦になったとしても優勝の勝ち点は60は超えないといけないとする。となれば18勝くらいとあとは引き分けが8~10くらい。1-0の勝利を18回。0-0で勝ち点を積み重ねていけば、得点25は狙えるかもしれないよ!
だから1-2で負けたのは残念!
・・というくらいしかもう見どころがない。
鹿島はカウンターが得意、とか、セットプレーが得意、とか言われると逆にイラッとするくらいで、そのイメージはおそらく鹿島サポにはもうないのではないかな。
徹底的に守り倒して勝つ。シュート4本で2点取った湘南のような、とまでは言わないが、1点取られたら終わりくらいの覚悟でディフェンスはやるしかないと思う。