2018第15節仙台(ホーム)戦

後腐れなく解任出来ると思えば文句なしの試合だった。リーグ的には絶望が広がる敗戦だが、中断期間で監督が変わると思えば耐えられる。というか解任してくれい。そう思わなければやってられない無様な試合ぶり。今に始まったことではないが。


何の役にも立たないことがまたしても証明されてしまった中村は、大岩お気に入りの選手なので思い出作りだろうか。


やりたいと思っていただろう3バックや遠藤のボランチもやれたことだし、もう悔いはないでしょう?


安部が使える状態での中村スタメンは意味不明だし、予想通り空気のまま前半で交代。土居も前節で力尽きて完全に消えていた。


下がり目でプレーした金崎は疲労のせいだと言い訳をしておくが、元々うまくないトラップが更に酷くて足元に収まらないし、味方へのパスもバラバラで奪われるし、1対1でも簡単に奪われるし、正直、試合で使えるレベルではなかった。


だからといってペドロ・ジュニオールがやれるとは思わないいし、山口を使うようならプライドがどうとかで色々問題があるのだろう。


伊東も全然成長しない。1失点目は集中してなかった全体のせいだが、極論すれば伊東の寄せが甘過ぎる。あれだけ簡単にクロスを上げられてはダメ。攻守に効いている場面もほぼなく、良かったのは鈴木が蹴り損ねたクロス1本だけ。


ボールを持っても何の怖さもないし、安西をメインに攻めるべきだと思ったのだが、安西は疲労もあってわざと右サイド主体にしていたのだろうか。伊東は内田や西から何を学び取っているのか。


小笠原も上海上港戦で途中出場した時にあまりデキは良くないように見えたが、そのまま引きずっているような感じだった。動きも重かったし連携もバラバラ。


チーム全体としては運動量で負け、気持ちで負け、球際で負け、精度でも負け。負けに不思議の負けなしを体現する結果だった。


後半から入った犬飼はまたしても失点。クォンスンテがビッグセーブした直後のCKで、何が何でも守り切らなければいけないところだったが、得点した板倉のマークは犬飼だったように思う。あのプレーを予測していなかったのかどうか・・これも寄せが甘かった気がする。


セットプレーにも工夫がなく、特殊な守り方をしてくる仙台相手だったが、何か打てる手がなかったのだろうか。


流れの中からの攻撃では失点直後の攻め上がりから永木のフィニッシュ、伊東のクロスから鈴木の蹴り損ない、遠藤から鈴木、安部、鈴木に戻って決めた得点シーン、あとは植田のパスカットからの持ち上がり。この4つくらいしか盛り上がりどころがなかった。


自慢の守備も崩壊し、課題の攻撃は一向に改善されず、先制されれば負けるのも当たり前。根本的なところから変えていかないと運が良ければ勝ち、そうでなければ負けるというのが続くだろう。


ACLを勝ち上がったことで判断を保留したい気持ちがあるかもしれないが、これで大岩采配が見納めになることを願いたい。


(以下、個人的まとめ)

【2018第15節 5/20(日)】(カシマスタジアム14:03KickOff鹿島/23,942人/晴)

【スコア】鹿島 1-2 仙台 (前0-1 後1-1) (S 7-10)

【主審】岡部拓人(主審)、小椋剛、竹田明弘

【得点】

(仙)前02分 関口↑石原 4H

(仙)後20分 大岩↑板倉 2H

(鹿)後40分 安部→鈴木 4右

【警告】

(鹿)小笠原3(前43分)、遠藤2(後33分)

(仙)板倉4(前19分)、石原3(後4分)

【出場】

GK クォンスンテ

DF 伊東 植田 昌子c 安西

MF c小笠原→46犬飼 永木 遠藤c 中村→46鈴木

FW 金崎 土居→81安部

【サブ】曽ヶ端 犬飼 安部 レオシルバ 山口 ペドロ・ジュニオール 鈴木

【監督】大岩剛

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