2018第16節磐田(アウェー)戦

攻撃コーチが変わったおかげなのか、それともノッキングするブラジル人がいなくなったおかげか、ボールをロストしがちな金崎が不在だったおかげか攻撃が活性化し、ボールも良く回ってピッチも広く使ってダイナミックな攻めが出来ていた。


結果3点。しかし勝てない。3失点はザル過ぎる。スンテが止められるチャンスがあったのは山田に叩き込まれた2点目くらいだったが、チャンス自体はそれほど作られていなかったのに3点もいつの間に取られたんだ?という印象。


ジーコがテクニカルディレクターに就任したとのことだが、何をする役割なのかいまいちわからず、そんなところにお金をかけていいのかという気がしないでもないが、大岩が監督をやっている限りはチームの浮上はないように思う。


遠藤の怪我で交代は仕方ないにしても、安部を下げて山本を投入したのが悪手だった。まだフィジカルが戻っていない感じで動きも悪かったし、内田を右で西を左に回した方が良かったのでは、と思わなくもない。


とはいえ永木を下げて山口を入れた采配は的中したのだから、五分五分とも言える。引き分けなのでまさに五分。


スタメンのCBに西ではなく町田を我慢して起用したことは、先のことを考えれば正解だが、期待に応えられない犬飼は残念。町田は経験が浅いのでやむを得ない部分はある。


チームのことを思えば昌子に早く帰って来て欲しいところだろうが、個人的にはゆっくり休んでいいと思っているし、一人に頼り切るチーム作りには問題があるのでDF陣には奮起して貰いたい。


得点はどれも見事だった。右サイドの安部のクロスをファーの鈴木が中央にヘッドで折り返し、遠藤がダイレクトで豪快に叩き込んだ先制点。左足と引き換えにする禁断の必殺技だったが、勢いのつくゴール。


2点目は相手のバックラインのミスを逃さず、中村が珍しく(?)丁寧にフリーの安部につなぎ、キーパーの動きを見て冷静に浮かせてのゴール。


3点目は中央の崩しから鈴木が右サイドの山口に振り、ダイレクトで完璧なグラウンダーのクロスを折り返してファーで余っていた土居が押し込んだ。


全体的にも鹿島が押し込んでいたし、本当に何故これで勝てないのか・・という気はするが試合展開的には負けなくて良かったのだろうか。


にしても審判の酷さは相変わらず。


少なくとも2本はコーナーキックをゴールキックにされたし、高橋のファウルは上原の方じゃないのか?という疑惑や、CKからごちゃついて犬飼が押し込んだ場面でも、とにかくDFが倒れたら攻撃側のファウルを取られるという感じで、VARの導入が待たれる。


リーグ再開の初戦は、攻撃の改革は成功、守備のテコ入れは失敗。まとまり自体はあったし、悪くはないデキ。優勝の目標さえ放棄すれば楽しめる内容にはなったと、自虐的に思う。降格さえしなければいいと腹をくくる日も近いかもしれない。


あと、ヤマハスタジアムのカメラワークは一番好きだったのだが、無駄なアップが増えて台無しになっていた。このブログではしつこく書いているが、あれでは全体の流れがわからないから観ていても集中出来ない。なんとかならないものかな。


(以下、個人的まとめ)

【2018第16節 7/18(水)】(ヤマハスタジアム19:03KickOff磐田/13,577人/晴)

【スコア】磐田 3-3 鹿島 (前1-1 後2-2) (S 11-11)

【主審】荒木友輔(主審)、聳城巧、鈴木規志

【得点】

(磐)前17分 櫻内↑上原 1H

(鹿)前34分 鈴木→遠藤 1左

(鹿)後24分 中村→安部 1左

(磐)後32分 山田 2右

(磐)後37分 山田↑川又 6H

(鹿)後43分 山口→土居 1右

【警告】

(鹿)山本1(後41分)

(磐)上原2(後9分)、高橋2(後19分)

【出場】

GK クォンスンテ

DF 西 犬飼 町田 安西

MF 三竿健(弟)c 永木c→84山口 c遠藤→38中村 安部→72山本

FW 鈴木 土居

【サブ】曽ヶ端 内田 山本 小笠原 中村 田中 山口

【監督】大岩剛

【MyMVP】-

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