投稿

8月, 2018の投稿を表示しています

2018ACL準々決勝第1レグ天津権健(ホーム)戦

パーフェクト。欲を言い出せばあと1点あと2点となるが、複数得点のうえアウェーゴールなしで勝てれば文句なし。 相手は移動疲れと主力外国人が2名抜けて守備重視の戦い方。圧倒的にボールを持って攻めながらもシュート精度が悪くて枠に飛ばず、前半無得点は鹿島にとっては嫌な流れだった。 後半もチャンスは作りながらも決め切れないジリジリとした展開のなか、左サイドを崩し、山本が冷静に中を見て上げたクロスを遠藤が頭で落とし、セルジーニョは合わずにスルーした形になったところにレオシルバ。 ハーフバウンドをうまく叩きつけて、スピード、コース、タイミングとどれもが完璧なシュートで先制点。あのくらいの威力のシュート(パスも)をいつも打ってくれればとも思うが、肝心なところを決めてくれたので贅沢は言ってられない。 いつもよりはおとなしめのプレーで大きなミスもなく、セルジーニョと迷ったが勝ちの流れを引き寄せた得点ということでMyMVP。 次点のセルジーニョは相手を突き放す豪快なミドルシュートで追加点を決めた。 その前にいくつか打った左足のシュートが頼りないものばかりだったので、もしかしてパワーはないのかなと思っていた矢先のゴール。早いテンポで安西から受けたパスを打ちにいった瞬間は、フリーの左を使って!と唸ったものだが、あれを決める力があるのならどんどん打って欲しい。 得点後は天津も攻めに転じてきたので危ない場面も増え、終了間際は一瞬の隙を突かれてエリア内からシュートを打たれたが、クォンスンテが落ち着いてセーブ。スローイングからのチャンスメイクもあり、ACLの方が性に合っているのだろうか。 犬飼は相変わらず目測を誤ってヘディングで後ろにこぼしたりと不安な面はあるが、よく動けていたと思う。山本の読みの良さが危ないところを埋めていた。あれが安西だとかなりやられていたような気もする。安西は攻撃面では持ち味が出せていて良かった。 内田もメリハリの効いたプレーで右サイドを活性化。遠藤はシュートがどれも残念だったが、強度の高いプレーは出来ていたと思う。セットプレーはあれだけあって決定機がひとつもなく、多分、キーパーの前を狙っていたのだろうが、もう少し工夫が欲しかった。 反省点は勿論あるが、結果は上出来。ベスト4を目指し、直前のリーグ戦はしっかりとターンオーバーし、ACLに全力を注いで貰いたい。昌子や安部も戻ってく...

2018第24節磐田(ホーム)戦

内容はともかく勝ち点3を取れる試合だったが、安西のお粗末なハンドでPKを献上して引き分け。勝ち点2を落とした。 安西のプレーは得点機会阻止でレッドでもおかしくない完全なハンドだったし、あそこまで耐え忍んでいたゲームをちゃぶ台返しするようなガッカリものだが、それ以上に今日は鈴木の酷さが勝ちゲームに出来なかった最大の要因。 いったいいくつの決定機があったことか。要求したボールが来ないと味方にも不服な態度を見せ、それはそれでストライカーとしてはアリだと思っているが、だったら決めないと。 特に何本目かわからないが最後。レオシルバも右にセルジーニョが見えていただろうが、あえて鈴木を選択。その気遣いを無駄にし、勝負を決することの出来るチャンスを潰した。タラレバだが2-0になっていたら勝てていたと思う。 鈴木のパフォーマンスは落ちる一方で、これは鈴木のせいだけではなくこんな状態にしてしまった監督の責任でもある。ようやくターンオーバーするようになったが、もっと早くからすべきだった。 交代で入った金森は何か貢献したのか。山口は怪我なのか?練習でどこまで差がついているのかしらないが、そこそこの時間を貰ったのに何ひとつ印象に残ったプレーがない。 初スタメンの田中はレギュラーに取って代われるレベルではなかったが、谷間を埋めるくらいの、中村レベルではやれていた。三竿雄(兄)は可もなく不可もなく。 守備を重視して山本と交代になったのだろうが、個人的には磐田戦のリードした展開で山本投入という流れは、前節の3-3になった時と同じ流れで嫌な空気を感じていた。得点はまったく山本とは関係ない部分だったが、結局追いつかれてしまった。 それにしても大久保。完全に抑えていたのに、PKとはいえやっぱり得点されてしまうのか。 鈴木がクォンスンテに入念に耳打ちしていたが、データ通りなら中央狙いで、データ通りのところに飛んで来た。鹿島に勢いをもたらすならスンテの神セーブが見たかったところだが、さすがにあれは無理か。 犬飼はいつも高さで競り負けている。いくらかマシになって来たとはいえ、安心して観ていられるレベルにはない。安西のハンドになったシーンも前にクリア出来なかったし、ラストのカウンターを体・・というかハンドで止めたが、あれもカードが出ておかしくなかった。むしろ出て次節出場停止、町田に出場機会を与えて欲しかったかも...

山本の安定感

地味な仕事だったが、山本が安定していた。 1点先制したこともあるがなるべく下がり目でプレーし、犬飼の喰いついた穴をさりげなく埋めていた。本来は三竿健(弟)がそこをカバーして欲しいところなのだが、最近バイタルに上がってもこないし、どこを主なプレーエリアに設定しているのかわからない。 レオシルバが自由過ぎて困っているだけかもしれないが・・。 CBは連戦でもチョンスンヒョンと犬飼で固定のまま。CBこそコンビネーションが大事と考えてのことだと思うが、やはり犬飼の長所がピンと来ない。 そもそも、ルヴァンカップで昌子ともしかしたらチョンスンヒョンも代表に抜かれる可能性がある以上、町田と犬飼というコンビではいつか戦わないといけない。急に出場したとしても動けないだろうし、ターンオーバーも踏まえて使っておかないといけないと考えるのは間違いだろうか。 まあ、このへんはチョンスンヒョンが呼ばれないかもしれないので、杞憂に終わるかもしれないが。正直、川崎相手に犬飼ではボロボロにやられると思っている。 山本の話に戻すと、マリノス戦で無失点に抑えられたのは山本のカバーリングが何気に効いていた。 安西は個人的にも好きな選手なのだが、攻撃に利があるが守備では不安定。疲れて来るとプレーも雑になり、クロスも適当になってしまうのでそこらへん見極めて起用して貰いたいのだが、途中出場でも山口や田中らを無視して使われるくらいだから、何も考えていないと思われる。 メンバー選びとしては昌子と安西、犬飼と山本にしておけばそうそう破綻することはないのではなかろうか。勿論、勝ちに行く試合は山本と昌子を組ませるべきだろう。 伊東は運動量にモノを言わせて遠藤のサポートをしていたし、内側から上がっていくこともあり、少し成長したかもしれない。ただ、前半、遠藤とのワンツーで右サイドを高速で切り裂いた場面、フリーでクロスを上げることが出来たのだが、そのボールは誰にも合わなかった。 高速からのスピードダウン、中を見極めてピンポイントで上げる、もしくはもう一歩踏み込んで自分でシュートというプレーが出来るようになれば更なるレベルアップになる。幅を出して貰いたい。 次の試合は金曜。台風の影響で開催がどうなるかわからないが、本番はACLなのでそこを視野に入れたメンバー選びと交代策を実施して欲しい・・とずっと書いていながら実現しない話。むしろ...

2018第23節横浜FM(ホーム)戦

この勝利を良かったと捉えるか、凡戦の末に勝ち点3を拾ったと見るか。どっちとも言えるが素直な心情を表すなら、よっしゃ勝った!ではなく、よく勝てたなほっとした、になる。贅沢だと言われたらそれも返す言葉がない。 今年になって鹿島が低迷しているうえにアンチ大岩なので、鹿島の応援に渾身の力が入らないのも仕方ない部分があるのだが、DAZNのいつまで経っても安定しない画質もある。自分側の環境のせいなのかもしれないので強くは言えないが、ずっとカクカクしていて集中出来ない。 遠藤のゴールはトラップした瞬間に画面が止まり、アナウンサーの「ゴール!」という声が聞こえてから画面がすすすっとコマ早送り?みたいな感じになってゴールの映像が届いた。なんだこれ。あとからガツンと来る香辛料的な感じ? これ辛いよ、え?そうなのでもそんなに辛くな・・ああっ! リアルタイムで観ているのにリアルタイムで喜べないものなーんだ。尚、リプレイ時は普通の回線速度だったので普通に観れた。胸トラップからのダイレクトボレー、キーパーの手を弾いてのゴールはキャプテン翼みたいで良かった。 話が逸れたので試合の話に戻すと、鹿島の攻撃で声を上げそうになったのはこの1回だけで(実際はDAZNのせいで感動が伝わらず)、カウンターの精度が悪過ぎて話にならない。 レオシルバが潰すのは定番として、遠藤は周りに多数の人数がいたのにショボいシュート。これは1点取ったから不問だが、土居も判断の悪いシュートで得点にはならず。 多分、カウンター特化のペドロ・ジュニオールがいたとしても決まらなかったはずなので、誰なら決められるのか。山口はどうした。 金森は気迫のこもったヘディングが1本あったが、得点を挙げるまでは判断保留。土居も酷かったし、アディショナルタイムで敵陣からキーパーへバックパスして相手のボールにするとか絶対にあり得ないプレーだから。 レオシルバはプラスマイナスの査定がどっちにもつくので、まあ、言ってみればいつも通り。シュートの精度と威力もいつも通りに戻った。 永木はボランチで出ている時はオーラが見えそうなくらい覇気があるのだが、左サイドハーフは本質的には合っていないのだろう。チャンスでも仕掛けて行けずに周り待ちだし、クロスの質も良くない。とはいえ、今の鹿島で誰を入れるかと言えば西もいまいちなのでやむを得ない選択になるのだが。 鈴木は中断明...

ACLまでにベストメンバーが組めるのだろうか

現在のメンバーで自分が考えるベストスタメンは以下の通り。 クォンスンテ、西、チョンスンヒョン、昌子、山本、三竿健(弟)、永木、遠藤、安部、土居、鈴木。ただしこれは体力満タン、怪我なしの状態に限る。 交代はセルジーニョがそれなりに使えるとして、攻撃なら、安西、山口。守備なら内田、小笠原あるいはレオシルバとなる。割り切ってボランチ2枚投入して3ボランチプラスアンカーでもいい。 犬飼は競り合いにも弱いし喰いついて裏を留守にする悪癖が抜けないし、カバーリングや予測も悪い。個人的には足元の上手さと将来性で町田に軍配が上がっている。 チョンスンヒョンはデビュー時に感じた、これからやってくれそうという印象は少しぼやけている。まだ馴染んでいないだけと思いたいが、足元に自信がないのかプレスがかかるとだいたいバックパスになる。 勿論、レオシルバのように無駄に失ってピンチを招くよりよほどいいのだが、組み立ての面で期待出来ない。連携もいまいちで、人を使うタイプなのか使われるタイプなのか。タイトな守備をしないのでわりと隙が多いのも気になる。改善されるかどうかでこの先の評価が変わる。セットプレーでは良。 右サイドは伊東が掲示板などで高評価だが、個で突破出来ない、クロスの種類が少ない、シュートを打てないといったマイナス点がいつまで経っても良くなる見込みがない。西からは大きく離されていて、フィジカルに不安ありとはいえ内田にも届いていないという目算。 安西は好きだが攻守の堅実さで言えば山本で、安西は切り札で使いたい。セルジーニョが使えるなら安部と入れ替えてもいいが、攻撃陣はこれでいくしかない。山口が金森より序列が下というのはよくわからないが、監督の目利きでは金森に得点が生まれるイメージなのだろうか。 ボランチの序列は永木、三竿健(弟)、小笠原、レオシルバとなっている(当社比)。前節の長崎戦ではレオシルバをMyMVPとしたがこれは大甘でつけた採点であり、ミスの多さがギリギリの勝負ではマイナにしか働かないと見ている。 鈴木と土居はコンビネーションもいいし、後は体調を整えるだけ。クロスの質が上がれば鈴木も中で勝負出来る。 というわけでACLまでにはこのメンバーで戦える準備をしつつ、日程を考慮してリーグ戦は言い方はアレだが調整に当てたい。 具体的に言えばマリノス戦は勝ち点を取りたいのでベストメンバーに近い面...

2018第22節長崎(アウェー)戦

清水戦も内容がほぼないまま1-0で勝利。今回も似たようなものだが、メンバーを落としながら勝ち点3を取れたのが違いと言えば違い。 ただ、やっとメンバーを代えたとはいえ鈴木の代役が金森。山口の評価は更に下ということなのか。疲れ切っている三竿健(弟)よりも小笠原や永木が下。犬飼も町田よりも優遇されている。CBはコンビネーション優先といえども、4失点したら替え時だと思うが。 試合は両者落ち着かない流れから鹿島の与えたセットプレー、一度は跳ね返したものの、そのボールを敵陣深くから放り込まれ、左サイドの高杉がおそらくクロスだと思うが、合わせたボレーがキーパーの頭上を超えてファインゴール。 飛んだコースは絶妙だったが曽ヶ端の反応はどうだったのか。その前に2本ほどファインセーブもあったのでトントンかと思うが、ミドルに対する穴が大きい気もする。キックはボロボロでどこに蹴りたいのかわからなかった。 なんとなくそのまま負けてしまうような雰囲気もあったが、土居が下がり目で受けて中盤でボールを回し始めてからは押し込む機会も増え、遠藤のタメから伊東のオーバーラップ。放り込みクロスは中で合わなかったが、ファーで待っていたレオシルバがフリー。 打て、と思ったらちゃんと打ってくれ、これが見事なコースに決まって同点。鹿島に移籍してから、クロスバーの下に当たって入ったゴールがあったが、あれは点差が開いている時。正直、こんな価値のあるゴールを決めたのは初めて。 他、幅広いカバーリングで存在感を出していたのでMyMVPとするが、つまらないミスでピンチを招いたり、カウンターでパスを捌けず潰されたりと不満も多い。もうちょっとミスが減れば助かるのだが。 三竿健(弟)は最初動きが重かったが、試合が進むにつれ普段通りにやれるようになった。 同点になってからは鹿島がペースを握り、カウンターから土居→遠藤に渡り、ドリブルからミドル。ようやく枠に飛んでくれて逆転弾。 前半を2-1で折り返したものの、しかし、後半は泥試合。長崎の攻勢をうまく受け止めたという好意的な解釈も出来るが、チャンスも作れなかったのでやはり良くなかった。 交代カードは安部の負傷、代わって入れた安西の負傷で有用な切り方は出来なかったが、どのみち大岩では代わり映えしない。そもそも疲れて休ませたい安西を入れて怪我させるとは、リーグ序盤で使い回して怪我させた時と...

遅刻の常習犯と同じコメント

大岩の試合後コメントは定型の「次に向けて修正したい」。 何回言っても治らない遅刻の常習犯が「次はちゃんと来るから~」と軽く言ってくるノリとなんら変わらない。信用性ゼロ、期待値ゼロ。 ここまで鹿島のことをめちゃくちゃにしているのは後期セレーゾの暗黒時代よりも酷くて、個人的には今までのなかで一番酷い。 ACLは今年こそ獲って貰いたいタイトルだが、勝てば大岩が延命されるかと思うと応援にも身が入らず、誰で勝とうとタイトルはタイトル、と割り切ってみようとするもののなかなかうまくいかず、だからといって負けて欲しいわけではないのでもやもやが晴れない。 中断明けにいいスタートを切ってからあっという間に壊滅的な状況になってしまったのは、選手層の薄さとかもあるだろうが、最大のポイントはコンディションのマネジメントに失敗したから。これに尽きる。 好調だった鈴木、土居、安部、安西。若い彼らが躍動してチームに活気をもたらしていたが、ずっと使い倒しているうちにまったく動けなくなって、それとともに失速した。清水戦は勝ったとはいえ内容的には泥試合で、名古屋戦は案の定ボロボロな試合だった。 いくら鈴木を軸にするといっても動けなくなるまで使うのはあり得ないし、安西は元気が取り柄だが、あそこまで1本も有効なクロスが上がらないくらいになったら使う意味がない。 山本の復調具合は不明だが、小田や三竿雄(兄)も怪我でなければ使えたはずだし、伊東を右で西を左という選択肢もあった(自分はサイドを代えるのはあまり好きではないが)。 ボランチも大岩イチオシの三竿健(弟)が軸だが、1試合休ませたのに名古屋戦ではフィジカルが回復しなかったのか散々なデキだった。安部にしても調子を大きく崩しているし、いったいどういう調整をしているのだろうか。 好調だと噂されていた田中は3~5分くらい使われただけで、山口もなかなか出場機会を貰えない。なのに失敗続きの犬飼を、おそらくCBはむやみに代えないという考えからだろうが使い続けている。 小笠原の使いどころも的を外しているし、永木もサイドハーフで使って一応やれてはいるが有効な使い方をしているようには見えない。 まあ、このあたりのことは毎回同じことを言っている気がするので書く側も進歩がないが、いい加減この苦行から解放されたい。 せめて、残り時間2分になってからの3枚目交代、という意味のない采配...

2018第21節名古屋(アウェー)戦

勝敗を分けたポイントはいくつもあるが、最大の敗因は2-2になった時の交代の遅さ。 1-1にした直後も集中力の欠くプレーで(DAZNの中継が追いついていないので詳細不明)あっさり再勝ち越されていたし、あそこは気持ちを引き締めるうえでも何かしらのカードを切るべきだった。 全体的に運動量も落ちていたし、勝ちに行くなら山口を、守りに行くなら名古なりを入れるかしてアクションを起こさないといけない場面。 いったい何を期待してベンチから傍観しているのか。2-3になってからようやく山口を投入したが時既に遅し。無能采配。大岩辞めろ定期。 主審のジャッジは名古屋から見れば随分と鹿島寄りに見えただろうし実際救われた部分もあったが、ファウルと思われる場面でも流されたりして失点にもつながった。西の貰ったPKは激甘だったが、鈴木の切り返しをDFが手に当てたのはスルーされたのでイーブン。 守備は崩壊。犬飼は正直しばらく休んで欲しい。 先制されたシーンは崩されてのものだが、なんとなくしのげそうだったところに犬飼が滑り込んで来て、絶妙な胸トラップでジョーにアシスト。あれだけ足元にピンポイントに落とすとは、持っているとしか思えない。ロングボールの対応も下手くそだし完全に翻弄されていた。 安西は疲れ切っていて上がりも少なく、クロスの精度が酷かった。西も同じように酷く、鈴木が中央に張っても勝負出来るボールがひとつも上がらず、むしろよく2点取れたなという印象。 遠藤はいい形で受けてもシュートがことごとく枠外で、最後はコロコロシュートがキーパーの正面。ここがもうちょっとギアを上げてくれないとどうにもならない。 安部はガス欠になったのか、サブで出るようになってからいいところなし。 レオシルバは良く見えたが、おそらく中盤のプレスがゆるゆるの名古屋だったからだろう。逆に三竿健(弟)が何していたのかわからないくらい画面には映っていなかったが、効いていたのだろうか。 永木はサイドハーフで頑張ってはいるのだが、やはり本職ではないからか噛み合わないことも多く、クロスの質も悪かった。 中断明けはチームが生まれ変わったかのようだったが、ターンオーバーせずにレギュラーメンバーを使い回したツケがここに来てモロに出ている。これもやっぱり監督の責任。辞めてくれ。 今季連勝が一度もないことからわかるように(訂正:2連勝が2回あった。すい...

スルガ銀行チャンピオンシップ、金森、本田圭佑、サプライズ補強?

【スルガ銀行チャンピオンシップ】 知らない間にスルガ銀行チャンピオンシップが行われていて、セレッソ大阪がインデペンディエンテに0-1で敗戦していた。 まったくチェックしていなかったが、セレッソがスタメンを11人入れ替えるという、ターンオーバーというよりも試合を捨てにかかっていると取られても仕方ないくらいの入れ替え。 もともとユンジョンファン監督は積極的にターンオーバーをして、ACL予選の大事な試合でもメンバーを落として敗戦している。なのでこの試合だけを「捨てた」とは言わないが、勝ちに行く采配だったかと言われると疑問。 せっかく資金援助して下さっているスルガ銀行さんには申し訳ないが、夏場の、しかも過密日程のなかで行われるこの大会はもはや罰ゲームの様相を呈しており、メンバーを落としたくなる気持ちはわからなくもないが、ここまで捨ててしまうと開催する意味はあるのか?と思わざるを得ない。 鹿島が出場する立場だったとしても、超過密日程になるので経験は積みたいが他の大会を考えるとレギュラーメンバーは使いたくないと思う。セレッソサポは満足しているのだろうか。 【金森はどうなんだろう】 犬飼と違って、金森が加入した時は正直楽しみにしていた。 得点感覚に優れていて、センターフォワードの横でこぼれ球を押し込んでゴールを量産してくれることを期待していた。 しかし、なかなか試合に出れないうちに嗅覚も錆びついてしまったのか、今や周りとの連携も取れておらず、本人も何をしていいのかわからずオロオロしている。 こうなってしまった以上、一旦鹿島を出て心機一転、一からやり直した方がいいように思うのだが。 まあこれは中村にも感じている。 【本田圭佑】 一時代を築いた本田圭佑。経営者としても活躍の場を広げていて、噂では東京Vを買い取ろうとしていたらしい。既にオーストリア、カンボジア、ウガンダでクラブのオーナーとなっており、ついに日本のクラブにも手を伸ばし始めた。 本田の人生だし何をしようと自由だからそれ自体には全然文句もないしどんどんやってくれたらいいのだが、こういう事情でサッカー界に顔が利くようになったりするのは勘弁して欲しい。 東京オリンピックでのオーバーエイジ枠出場を狙っているとか。夢を持つのはいいことだが、本田が出ても若い選手が恐縮するだけでひとつもいいことないと思っている。協会のゴリ押しで入れると...

2018第20節清水(ホーム)戦

左右のポストに2度救われるツキもあり、我慢比べを制した。正直、内容的には引き分けでもオッケーというくらい何もなかったが、セットプレー一発で勝てた。 得点シーンのセットプレーには工夫があり、西があらかじめオフサイドの位置に構え、永木が右やや深めのFKをファーに蹴り、チョンスンヒョンが競り勝って落としたボールを待ち構えていた西がボレーで狭いところを抜いた。後ろから内田が突進して来てあやうく邪魔しそうだったが落ち着いていた。 前半、エリア内で倒されてPKかというシーンを流された借りを返した。ちなみにあれはノーファウルだとしてもコーナーキックだったがゴールキックの判定だった。 MVPは西だが、本当はゴールポストにあげたい。「あの場面、必死に(体に)当たれと思って立っていました」とゴールポストはコメント。 今日の試合、ようやく大岩はターンオーバーを決断。周りから言われて気が変わったのか、さすがに無理と判断したのかはわからないが、安部、土居、三竿健(弟)、中村、町田を下げて遠藤、永木、小笠原、金森、チョンスンヒョンを起用。 CBで下げられたのは町田の方だった・・。 更にゲーム前にクォンスンテが急遽足の怪我で欠場。前に痛めた箇所だろうか。曽ヶ端が代わりに出場し、チョンスンヒョンのデビューに合わせてクォンスンテが良かったのだが、こういうところもなんだかちぐはぐ。 曽ヶ端はベテランらしく慌てることなくプレーし、特に問題はなかった。決定機は2度とも相変わらず棒立ちで見送ったのだが、ポストのファインセーブで難を逃れた。 攻撃はまったく話にならず。ターンオーバーしたからというだけではなく、鈴木に活気がなくなったうえに、サイドに流れてしまうという形が多く、決定機をほぼ作れず。鈴木はシュート打ったのだろうか。 金森もかなり足を引っ張っていた。わずかな差なのだが周りと噛み合っておらず、あと一歩のところで合わない。土居だったら受けていたというシーンがいくつもあった。 自分で奪ってシュートに持ち込んだ場面でも、ドリブルの角度が悪くてキーパー真正面。基本的に技術が足りていない。スピードキングと言われていたが、むしろ走り負けてばかりで、試合から遠のいて力が落ちたのか元からこの程度だったのか。 せめて走って前線から追い回して欲しいのだが途中で諦めることが多く、このあたり中村のダメな部分とそっくり。 山口が...

パワプロみたいに選手の疲労度が表示されればいいのにね

パワプロみたいに選手名の横に顔の絵文字で疲労度がわかるシステムがあったら、連戦で出ている鹿島の選手は全員、あの紫色で目がカタカナのハ、口が千と千尋のカオナシみたいにぽっかりと開いた精気のない顔をしているのだろう。 試合後のコメントで大岩は「コンディションの差が出たとは思ってない」だって。へー。本気でそう思っているのなら凄いよ。 ブラック企業も真っ青。自分から疲れましたとは絶対言えない、言ったらもう二度と使って貰えなくなるという雰囲気すら感じる。 田中のコメントが、「短い時間の中でゴールやアシストという結果を残せれば、信頼を得られるのだと思う」。 5~6分で、しかも周りの選手がほとんど動けない中でアシストとか・・。どんだけピンポイントのボールを供給しなきゃいかんのだって話。 この田中のコメントを深読みすれば、これだけ疲労が溜まっていてパフォーマンスも最低なレギュラーメンバーよりも信頼がないのか?という気持ちでいるのだろう。 勿論、自分も田中や久保田、三竿雄(兄)が出ていきなりチームを救うような活躍をするとまでは思ってない。昨年もずっと使われない金森に期待を寄せていたが、いざ使われてみるとやっぱりダメでしたというケースもある。今年もダメそうだし。 しかし、ここまで疲労が蓄積してチームが崩壊しているなかで、それでも尚、固定メンバーでやるのは何のメリットもない。 鈴木や土居、三竿健(弟)の力が10として、控えの選手が6くらいだったとする。鈴木らは疲労のせいでどんどんと数値は下がり、画面上では今や6~7くらいの力しか出せていないように見える。 だとすれば控えを使えば、たとえそれで負けたとしても控えの経験値が溜まってもしかするとレベルアップ、そうならなかったとしても主力に活気が戻れば次の試合が楽になる。こういう誰でも簡単に考えつくことが何故思いつかないのだろう・・。 とずっと思っているが、おっとそうだった。大岩の目にはコンディションの差はないと見えているのだった。納得だね! 怪我するまで選手のフィジカルコンディションを把握出来ないせいで、どんどんと故障者が出て来ているのに気づかないのも、あるいは本気で疲労がないように見えているのかもしれない。 思い返せば中断明けの磐田戦。まだ万全でなかった山本を投入してゲームを壊し、勝てるゲームを落とし、山本自身もその後、怪我(病気という噂もあ...