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2018第28節神戸(アウェー)戦、とりあえずさらっと

帰宅。詳細はまた時間を作ってからまとめるとして。 まさかこんなにボロ勝ちするとは思ってもいなかった。後半半ばから勝ち気分で試合を観れることなんて、現地観戦では初めてのケース。細かいところはまた録画で見直すとして、正直、後半アディショナルタイムでもあと1点くらい取れそうな雰囲気だった。 試合開始から中2日の不利は感じられないくらいに鹿島の選手は動けていて、特にピンチらしいピンチもないまま左サイドから崩して先制。誰が決めたのかわからなかったが(相手ゴールのリプレイ映像とかない)レオシルバが決めたとあり、ちょっと意外な気分。 これで断然鹿島の雰囲気になり、CKから西が決めた時点で鹿島からすれば勝ちムードになった。 後半に入ってから右サイドを重点的に攻められて受けに回った時間もあったが、鈴木がキーパーからボールを奪って3-0になった時点で勝負あり。 神戸のDFは高橋が抜けていたからかそれ以外の原因か完全に脚が止まっていて、そこからは言い方は悪いが何点でも取れそうな感じ。土居はいくつかの決定機を逃し続けたがセルジーニョ、金森と立て続けに得点して快勝となった。 MyMVPは誰とも言えないところだが、レオシルバがインタビューを受けていたみたいだったので(これも当然現地では映像はなし)そのままにしておく。実際、目の前で観て、ボールの失い方とか危ないのであまり高評価にはならないのだが・・。 1対1だけに集中していて、その先のビジョンがないみたいに見え、1人抜いた後に取られるケースが多かった。運動量は相当あったが。 あと、左サイドバックの安西はやっぱり厳しい。バック側で観ていたので前半は本当にすぐそばだったのだが、囮の動きに釣られてフリーで持たれる場面が多々あり、サイドハーフやボランチとの連携もあるにせよ、精度の高いクロスを上げられる選手が相手にいればやられていたかと思う。 中村は相変わらず中村だった。消え過ぎ。これだけの展開になったのだから90分走り切り、安西や安部、土居を休ませられるくらいはやってくれなければ。判断も遅いし、休み明けという点を考えても物足りない。 と、不満もあるにはあるが、なんといっても5-0は最高の勝ち方。素晴らしい。 犬飼も無謀に突進していって後ろにヘディングしたりとかのポカがなくなり、しっかり体をつけて相手に自由を与えない守備が出来ていて、成長したのだろうか。...

神戸戦、観戦に行くことになった

友人がチケット余っているので来ない?と誘ってくれたので、せっかくだから行かせて貰うことになった。 イエニスタ効果でむちゃくちゃ人が多い神戸戦は行く気がなくてスルーしていたのだが、こうやって機会が巡って来るとは・・。ハーフタイムでトイレ行って帰って来れるのかな? 台風の接近で日曜が暴風雨との予想。土曜も結構な雨が降るようで、それも気持ちが乗らない理由のひとつ。 ちなみに友人はサッカーサポというか、イエニスタやポドルスキが観たい模様。聞いてないが神戸側の席かと思われる。神戸側の席で神戸が勝ってたら地獄の展開になるので、是非とも勝って欲しいが・・まあ、家で観てる時も勝って欲しい気持ちに変わりはないが。 目の前の試合を勝ちに行く大岩スタイルだが、本当に「目の前」の試合になってしまった。120分戦った後の中2日でまともに動けるかどうかも怪しいくらいなのだがどうなんだろう。 参戦は3年ぶり。前回はナビスコの準決勝第1レグ、アウェー神戸戦。2-1で勝った。参考までに参戦した時の勝敗は、大昔からカウントして9勝7敗3分。一人で行った時は8勝1敗1分。誰かと行った時には1勝6敗2分。 今回行く友人の場合は1勝2敗2分となっている。京都サンガを観に行った時が1敗1分、神戸戦(ノエスタ)が1勝1敗1分なので、データ的にはそんなに悪くないかも? 友人の一番のお目当てイエニスタは前節欠場して家族と行った水族館のインスタを上げていたみたいだが、鹿島戦の出場も微妙とか。鹿島的には居ない方が助かる。目の前でスーパープレーが観たいとかはあまりない。 日程は鹿島に超不利で、マイナスに考えれば脚が止まって仕留められる不安が大きいが、連戦で気持ちがノッているプラスの部分に期待したい。 スタメン予想としては、まずは休ませないといけない選手が数名。山本はうまく力を配分しているが靱帯も怪我しての復帰だし、無理はさせられない。同じく怪我がちな遠藤も連戦はキツい。CBのどっちか・・右膝を痛めたっぽいチョンスンヒョンは本当は下げたい。 次週のACLがメインの戦いだと捉えているので、昌子の復帰が見込めるならCB2人にはもう1試合頑張って貰いたいが、無理なら町田を起用してフィジカルを回復させたいところ。 とはいえこのところの犬飼の安定ぶりは山本のフォローもあってのことで、山本を温存と考えれば町田と犬飼では厳しいかと。いっ...

2018年第98回天皇杯4回戦広島戦

柿沼主審のせいで無駄に力を使わされたが、延長戦の末2-0で広島を下した。本来なら内田が倒されたプレーがPKで、決めたかどうかはわからないが、90分以内に決着が着いた可能性のあった試合。 前半からあやふやなジャッジでラフプレーにもカードを出さず、終盤、当然のごとく荒れた。パトリックの再三の肘打ちは2枚目のカードが出てもおかしくなかったし、他にも繰り返しの警告があっても良かった。 ちなみに鹿島側が貰った鈴木と安西は無駄なカード。鈴木はもうちょっと感情をコントロールしよう。 若干メンバーを落として来た広島に対し、少し入れ替えただけでレギュラー陣を投入した鹿島。先のことを考えず目の前の試合を取りに行く大岩スタイルで、逆にピッチの選手は集中力を増しているのだろうか。 勝利が続いているおかげで足も動いているし、気持ちも切らさずいられているが、一度崩壊すると止まらない気もする諸刃の剣。どこまで駆け抜けられるかヒヤヒヤしているものの、試合自体は我慢強く戦う鹿島らしい姿に戻って来た。 前半、ワンタッチで何本もパスをつないでゴール前に迫る形もあり、あのテンポの攻撃をもっと増やして欲しいが、レオシルバのところではいつも止まる。カウンターも下手くそだし、今日もいいところないな・・。 ・・と思っていたら、延長入ってすぐのFK。左やや後方の位置から蹴ったレオシルバのボールが誰にも触らず、キーパーの前でバウンドしてさすがの林もセーブ出来ずにそのままゴール。この得点も何だか審判に無理やり取り消されそうな雰囲気があったが(言いがかり)無事に認められて待望の先制点。 120分最後まで運動量が落ちず、持ってからの余計な何タッチが相変わらず要らない気もするが、走り続けたタフネスと貴重なゴールでMyMVP。中2日で神戸戦は厳しそうだが・・。 最終ラインでうまく守っていたのはチョンスンヒョン。当たり負けもしないし、読みも良かった。パトリックとの接触で右膝が変な方向に曲がってヤバいと思ったが、その後3~40分プレー出来ていたので大丈夫と思いたい。スンヒョンまで離脱となればかなり痛い。 犬飼は少しずつ成長しているのだろうか。縦パスでミスがいくつかあったが、周りとの連携も良くなって来ているので致命的な場面はなかった。頑丈なところが長所だと思っているので、連戦が続くスケジュールでは力を発揮してくれるのかもしれない。 ...

2018第27節札幌(アウェー)戦

我慢強く戦い、ミスらしいミスもなく、最後は石橋を叩いての2-0勝利。3位を狙うには大事な試合だったが、選手全員が目的を共有して戦えたと思う。 札幌は前節7-0で負けたショックを引きずっていたのか出足も鈍く、ボールを保持しているわりに攻め手に欠け、鹿島が持たせていたのもあるだろうが調子が悪そうだった。単純にロングボールを入れられた方が苦労した気がする。 先制点も大きかった。前から無理にプレスに行かず後ろに重心を置いてしっかり守り、奪ってからシュートまで持ち込む形。鈴木の絶妙なクロスを、DFの裏から鋭く抜け出した遠藤が右足ボレーで決めた。 本当なら土居が前半のうちにあと2点くらい決めて、後半は選手を休ませるくらいの展開が理想だったが枠に1本も飛ばず。ボールを貰うまでの動きは相当良かったのだが、肝心のシュート精度があれでは・・。勝ったから良かったものの、修正出来る部分は修正して貰いたい。 安西は2列目に置いた方がチームとしては助かる。運動量で相手も押し込めていたし、PKになったシーンは判定甘めとはいえ、あそこで仕掛けられるのが強み。 ただ、2-0になった後半、カウンターで右に安部(?)がドフリーでいたのに見えていなかったのか出したくなかったのか、自らシュートを打ってチャンスを潰した。ああいう場面で最適解を導き出せるようになれば信頼度も増すのだが。積極的なのはいいが、考えなしではダメ。 鈴木はキープ力も弱く、捕まる場面も多くていいパフォーマンスとは言えなかったが、それでも先制点のアシストと、重圧のかかるPKをしっかりと沈めてFWの役目は果たした。土居やレオシルバの決定力が高ければあと2~3つはアシストもついたことだろう。 笛の鳴った後にボールを蹴って無駄にイエローを貰ったりとか、いなくなった先輩の悪い部分は受け継がなくても良いので、いいところだけを伸ばしていって欲しい。 MyMVPは全員平等な感じで選びにくいが、鈴木、遠藤、チョンスンヒョンが僅差で鈴木。ボランチコンビも差はなし。 犬飼はほぼミスなく頑張っていた。土居(?)が奪われて都倉の決定機になったシーンでは必死に戻ってカバー。あわやオウンゴールになりかけるところが犬飼らしいツキのなさだが、クォンスンテがうまく足を残してセーブ。 チョンスンヒョンもチームに馴染んできたのか安定感のあるプレー。高さもあって1対1も強く、補強...

リーグ戦を捨てろと言えなくなってきた

リーグ戦の順位が6~10位くらいの中位で終わるなら、ほどほどに頑張って他のタイトルを全力で獲りに行って欲しいとずっと書いてきた。 今でも他のタイトルの獲れそうなところから全力で行くべきだとは思っていて、最大の目標はACLだが、ここに来てリーグ戦の順位が混沌としてきた。 首位広島と2位の川崎は抜け出してマッチレースのようになってしまっているので、鹿島は実質3位争いに参入ということになる。現在の順位はこんな感じ。 3位FC東京勝ち点42得失点差9、4位仙台41(-1)、5位札幌41(-1)、6位セレッソ40(4)、7位鹿島39(1)。札幌は未消化が1試合あり。 完全に3位のFC東京が射程圏に入り、札幌とは直接対決で勝てば暫定で上回る。 ただ、8位神戸36(2)から11位磐田33(-7)、12位名古屋31(-3)(未消化1)までがぴったり後ろにおり、数試合で鹿島が逆転される位置にいる。 そして、残留争いは18位長崎が確定かと決めつけていたがそこまで差がなく、勝ち点24得失点差-17で、13位湘南30(-5)(未消化1)まで大きく開いていない。 16位の柏も29(-9)で鹿島とは勝ち点差10。残留だけは安泰かと思っていたが意外とそうでもない感じ。少なくとも首位との16差よりかは近いわけで、残り8節、残留確定ボーダーがどのあたりになるかわからなくなった。 残留ノルマは最低でもあと3つで大丈夫・・かな? まあ、これは残留という最低限の目標値であり、目の前に3位が落ちて来た以上、そっちも狙って行きたくなる。 となればどの試合も全力投入の大岩メソッドが正解なのか? 自分の考えが信じられなくなってくるが、とはいえアウェーACLから中4日アウェー札幌、中2日ホーム天皇杯広島、中2日アウェー神戸、中3日ACLホーム全北現代or水原三星、中3日ホーム川崎、中2日ルヴァンホーム横浜FM、中3日ルヴァンアウェー横浜FMは固定メンバーで戦い抜けるはずがない。 札幌とは直接対決で勝つつもりでいけば、メンバーを落とせるのは神戸戦かあるいは川崎戦となるが、どっちもメンバー落とせば簡単に負けてしまいそうな相手。捨て試合みたいになってしまう。 中途半端に入れ替えて全部落とすのが一番最悪だが、割り切ってメリハリはつけないといけない。怪我人が多いのでそれも苦しいのだが・・。 いきなり大岩にこの手のマネジント能...

2018ACL準々決勝第2レグ天津権健(アウェー)戦

ゲームは3-0の完勝。 2-0のアドバンテージを持ってアウェーの第2レグ、立ち上がり押し込まれたものの、CKからのワンチャンスで先制し、鹿島に相当有利な展開。前半のうちに安部の追加点も生まれ、これでほぼ勝負は決まった。 後はカードの累積と怪我に注意しながら、出来れば無失点、そうでなくとも勝ち上がれればオッケーという形だったのだが、審判が笛吹きまくり、カード出しまくりの劇場型だったためにすっきりしない終わり方となった。 鹿島側で貰ったイエローで妥当だったのは三竿健(弟)くらいで、山本のも微妙だった。 ゲームマネジメントとして、1枚累積のうえ全然動けてなかった鈴木を下げたのはいいとして、次節出場停止の決まっていたレオシルバを下げて、この試合で1枚カードを貰っている三竿健(弟)を残す選択はどうだったのか。 躊躇いもなくカードを出す審判だっただけに、三竿健(弟)が退場にならないとも限らなかったし、そうなると次節はボランチの2人が出場停止になる可能性もあった。そこも含めたうえで、尚、レオシルバを休ませる選択だったのだろうか。 土居はゴールを決めたものの、後ろから削られて左(?)膝を痛めた模様。一応、ピッチの外には出ずに最後まで参加していたが、結構痛がっていたのでもしかすると離脱するかもしれない。安部はうまく避けたようでほっとしたが。 マンオブザマッチは何故か三竿健(弟)が選ばれていたが、自分の評価ではセルジーニョ(MyMVP)、内田、安部、チョンスンヒョン、遠藤の順で、以下僅差、山本、クォンスンテ、三竿健(弟)と並び、離れてレオシルバ、鈴木の後に、最低評価、不安一杯ストレス一杯の犬飼となる。 無失点で切り抜けられたもののゲーム展開によるものが大きく、犬飼はパスも下手だし、相変わらず後ろを取られるし、一度は最終ラインで奪われてあわや失点という場面も作った。いい加減、見切って町田を育てる方向にシフトして欲しい。未だに長所が見つからない。 レオシルバもいつもより控えめにプレーしていたが、変なところでロストする悪癖が減らずに怖い。大量リードに守られていたので大丈夫だったが、競った試合では命取りになる。 安部が最後まで動けていたのは良かった。ゴールも決めて気持ちも乗っていたのだろうか。セルジーニョは先制点も挙げたし、前線で気の利くプレーをしてくれてチームを助けた。 遠藤のCKは久しぶり...

湘南戦の追記

試合当日、我が家の辺りは雨は降っていたものの豪雨ではなく、特に気にせずにDAZNで視聴していたが、後半アディショナルタイム3分くらいのところで突然停電になった。 いつもケーブルでテレビにつないで観ているため、部屋も真っ暗、テレビもブッツン。しばらく呆然としていたが良くみればパソコンの電源は生きていた。画面がちらつくのが嫌で黒い布を被せていたので気付くのが遅れた。 早速布を取ってパソコンで視聴しようと思ったのだが、画面は停止したまま。これはルーターの電源も落ちているためにネットも切断されたままだったということだろうか。結局、5分くらい経ってから復旧し、DAZNも切断されていたために繋ぎ直したら、選手が引き上げてくるところだった。 その表情からして勝ったんだなとは思ったが、あのタイミングで停電とは。鈴木のゴールが観れたのはせめてもの救いだっただろうか。 というわけで「アディショナルタイムなげーよ!」という怒りとは無縁でいられたが、終わった瞬間の「やった」という感情とも遠くなってしまった。繋ぎ直したら引き分けてましたというバッドサプライズでなくて良かったが。 まあ、そういう個人の事情はさておき決勝ゴールの鈴木。ゴールパフォーマンスで膝から滑り込もうとして強く行ってしまい、芝がガッツリ抉れていた。大丈夫か?と思っていたが、後から停電時間中の試合を観直していたら、かなり右膝を気にする素振りを見せていたので心配。 これで離脱とかなったらシャレにならない話だが・・。遠藤の得点と引き換えに左足を犠牲にするやつとか、昌子の1点を防ぐ代わりに2ヶ月以上離脱するやつとか。どんな代償だよって話。無事であって欲しい。 クォンスンテはいいパフォーマンスなのに何故か失点してしまう。失点シーン以外にも1本、PA内でヘディングされて頭の後ろを越されそうになったシーンがあったが、難なく後ろにジャンプしてキャッチしたのはさすがだと思った。 曽ヶ端だったら棒立ちで見送り、クロスバーでセービングのパターンだった。キックもだいたい狙い通りのところに蹴れていて、終盤少し乱れたが全体的に安定していた。 ただ、ゴールキック時に湘南が前から3人くらいプレスをかけてきて、ロングキックを蹴らせる選択を強いてきたのには対応出来ずじまい。前線でターゲットになれるのが鈴木くらいで、鈴木が入るまでは土居を狙っていたが競り合いに弱...

2018第26節湘南(ホーム)戦

采配が当たっての後半アディショナルタイムでの勝ち越しゴールにより2-1での勝利。先の戦いも視野に入れつつ勝ちも取るというミッションをこなし、今日ばかりはお見事という他ない。 スタメンに遠藤と安部、セルジーニョの名前を見た時には、湘南相手に走り負けるかも、疲労が残ってACLに影響するかも、と始まる前から不安が先行していた。これなら安西を2列目にして左サイドバックに三竿雄(兄)、あとは田中と山口で良いのではとも思っていた。 しかし、立ち上がりDFラインにミスがあって決定機を作られたもののその後は落ち着いて守り、ハイプレスの湘南をしっかりと受け止め、ボールを持ってはテンポ良くゴール前まで迫り、積極的にシュートも打ち、遠藤も動けていたし、あれ?なんだか鹿島らしいぞ? 丁寧で根気強いサッカーが出来ていて、攻められていてもストレスなく観れるし、これが鹿島なんだよとむしろしみじみ思ったのだが、そう言えばレオシルバがいないのだった。やっぱり個人的にはレオシルバのサッカーが、完全に肌に合わないのだと再確認する試合となった。 永木の奪ってからシュートまで行く姿勢は久しぶりに見た気がする。古巣相手ということもあるだろうが、中途半端に持って停滞するレオシルバがいないことでボールも良く回っていた。 なんとなく1点でも何故だか勝てそうだと感じていて、追いつかれても不思議と勝ちそうな気がしていた。もしあのまま引き分けだったとしても自分の中では満足のいくゲームであっただろうし、躍動する永木と素早くゴールに迫る攻撃を見て、あれが好きだったんだなと思う。 もっとも、交代で出たレオシルバはオープンな展開になっていたこともあって、長所を活かせる形になり、決勝点を挙げるに至る活躍を見せたことは書き加えておく。好き嫌いの問題なんだろうが。 前半はお互いに惜しいチャンスを決められずに無得点で終えた後半。 土居のところが収まり悪くて全然、楽にならないなと感じていたのだが、西が攻め上がるようになって得たFKからの流れでその土居が先制点。 PAすぐ外のFKを遠藤が速いボールで上げ、一旦跳ね返ったところ収めた西。エンドライン際からキーパー、DF3~4人をまとめて外す絶妙な浮きパスで一気に頭上を越したところに飛び込んだのが土居だった。 決めた土居も気持ちが入っていたが、鮮やか過ぎるパスの方に感嘆の声が漏れた。あのアイデア...

2018ルヴァンカップ準々決勝第2レグ川崎(アウェー)戦

やっと川崎に勝った。主力が5~7枚落ちて、しかも等々力ではないが、勝ったという結果が全て。1勝1分、2戦合計4-2での準決勝に勝ち上がり。 2点を取りに行くサッカーをして欲しいと書いていたが前半のうちに2点を取り、後半にも追加点を挙げての3-1。1-0で守らず、2-1になってからも3点目を取りに行けたことが勝利につながったと思う。 等々力でなかったのも追い風だったかもしれない。後半すぐに1点を取り返された後は川崎の勢いが猛々しかったが、あのわけのわからない雰囲気になり切らずに済んだ。 チョンソンリョンは温存なのかわからないが、天敵の家長もベンチ外だったのが精神的にも助かった。まあ、随分となめられたように感じるが、油断せずにやり切れた。 MVPは何といっても山本。エウシーニョに安部が振り回されて左サイドは大変だったが守備も破綻せず、攻撃ではセットプレーの残りから遠藤のクロスをヘッドで先制。 2点目も機を伺ってするすると上がり、永木のクロスをキーパーが弾いたボールをダイレクトで合わせた。3点目の起点にもなり、安部→セルジーニョとつなぎ全得点に絡んだ。 安西は攻撃的なところが好きだが、こういう堅実なプレーを見せられるとまだまだ山本とは差があるなと感じる。がむしゃらにやっている安西とは違って的確なプレーを選択出来ているのは経験値。 セルジーニョは献身的に動き、トドメの3点目も決めた。キーパーの股抜きは狙ったかどうかわからないが、しっかり枠に飛ばしたことで得点になった。つくづくチョンソンリョンじゃなくて良かったかと。 安部は守備に追われていいところがなかったが、それでもアシストを記録したものだからたいしたもの。自分の感触では後半始まってすぐに遠藤とともに下げて、他の選手で運動量を上げて欲しいと思っていたが、大岩の我慢が実ったということだろう。 犬飼、町田のコンビは危なっかしいところは相変わらずだが、山本と内田のフォローが効いていた。PKのシーンは中村憲に誰も寄せ切れないところから急所に入ったボールを、遠藤が後追いになって後ろから引っかけたもの。 遠藤は先制のアシストはしたものの、キレもなくてボールも収まらず、後半になってからついていけてなかったので取られるべくして取られたPKだった。 個人的には後半から遠藤を下げて小笠原を入れ、永木に中村憲を徹底マークさせればいいんじゃないか...

2018ルヴァンカップ準々決勝第1レグ川崎(ホーム)戦

全体的にもう相当酷かった。天津権健戦はベストゲームだったとはいえ、冷静に考えれば相手はアウェーで時差ボケもあってこちらにアドバンテージがあっただけとも言え、ずっと酷い状態が続いている。 ゲームが始まる前からわかっていたことだが、大岩がどこに照準をおいてトータルで戦っているかまったく感じられないスタメン。 この大事な一戦で鈴木とセルジーニョをベンチスタート。疲れ切っているレオシルバにしたってそうだし、広島戦で温存してこっちに全力が正解だと思うが、まるっきり逆の采配で、大岩は本気で鹿島を潰しに来ているとしか思えない。 昌子もやっぱり復帰出来ず、町田を使わなかったツケがPKという形でモロに出た。金森もいい加減チャンスは与えているわけだし、たった5分程度しか出場出来ない山口は積極的にシュートも打ったし、どういう基準で選考されているのか。金森は何か役に立ったか? とにかく酷いゲーム。川崎は代表で主力が抜けた上に家長、安部を途中出場させ、キーパーも新井で枠を脅かすシュートさえ打てれば得点の可能性も高かったはず。実際、鹿島の得点は正GKのチョンソンリョンだったらセーブされていた気がする。 アウェーゴールを取って引き分け以上、あわよくば勝ちという川崎のプランは見事に成功したわけだが、大岩は負けることを恐れて勝ちにも行けず、ゲームプランがどうだったのかもはっきりしない。 多分、アウェーゴールを与えずに守りから入ろうとしたなかいい形で先制したが失点してしまった。勝てはしなかったが負けなかったことを前向きに捉えて次に切り替えたい。的なコメントになるだろうか。 得点は遠藤のクロスを舞行龍ジェームズのクリアミスと、キーパー新井の反応が遅かったことで生まれた得点だが、これ以外に崩したシーンがない。安部は絶好の形で持ち運んでもシュートを打たなかったし、土居もコネコネするだけでロスト。金森は論外。 遠藤も疲労のせいなのかトラップもミスだらけで判断も遅いし、急所に入るボールもなし。セットプレーにしても、もしかしたら一回も味方に当たらなかったのでは? チーム全体としても縦パスのミスやトラップミス、レオシルバの無駄なボール保持からのロストの繰り返し。特にレオシルバが最悪だった。周りが全然見えていないし、ひとつひとつのボールが不親切で、相手のことを考えていない。 町田が与えたPKは勿論切り返しを予測してい...

何を言っても響かない

試合後の大岩のコメントによれば、後半になって自分たちに流れが来ると思ってスタメン固定していたとのことだったが、まさかの回答にびっくりを通り越し、こんな人を監督として起用し続けるフロントの見る目のなさというか、ここまでくれば何がなんでも交代はしないという意地も見えて恐ろしくもある。 日程で相手よりも不利、しかもアウェー、ずっと連戦のメンバーでどうやって後半勝負に持ち込むつもりだったのか。自分なんかは1点取った後から、90分は絶対にもたないからどうやって凌ぐのだろうと考えていたものだが。 広島戦でレギュラーメンバーを無駄に使い潰したことによって、ルヴァンカップにどれだけの影響が出るのか。フィジカル面だけではなく、惨敗してメンタル面も落ちているだけにいい雰囲気ではないのは確か。まあ、大岩だけは鋼のメンタルを持っているのだろうが。地蔵の耳に念仏。 川崎は小林、車屋、大島が代表に選出。毎度恒例、代表になると怪我する大島はまたふくらはぎの肉離れで辞退したそうで、個人的にはどこがいいのかよくわからない選手なのだが、第2レグにはしれっと復帰しているのだろうか。 代わりに守田が選出され、実質4人が川崎から抜けたことになり(しかもボランチ2人)、三竿健(弟)が抜けただけの鹿島が結構有利となった。 とはいえ、ブログ主の川崎の嫌な選手ランキングでは家長、中村憲、小林、チョンソンリョン、エウシーニョの順番なので、あまり戦力ダウンという感じはしない。むしろ、昌子が復帰出来ないならそれだけでもイーブン以下な気もする。 正直、ミスばっかりで成長しない犬飼と、試合勘もなく経験も浅い町田とのCBコンビで川崎の攻撃を受け止められる気がしない。 第1レグはアウェーゴールを与えないために0-0でもいいとも思うが、昌子が復帰出来るなら第2レグの方だろうし、どうするつもりなのだろうか・・と思うが多分どうもしないのだろう。 レギュラーメンバー並べて「サイドから」という芸のない指示を出し、裏を狙うとか言いながら動き出しの悪い金森を使って、偶発的に得点が挙げられれば勝ち、そうでなければ惨敗といういつも通りを覚悟しておいた方がいいかもしれない。 中断明けの、鈴木が中央に張って中からも攻撃が出来るあのわくわくした感じはなんだったのだろう。セットプレーも得点気配皆無だし、セルジーニョの一発に賭けるしかないのか。 スカパーは...

2018第25節広島(アウェー)戦

ターンオーバーせず全力で勝ちに行って惨敗とか・・。これでルヴァンカップも運動量で負けて勝負にも負けてだったら何やってんだって話。まあ、今に始まったことじゃないが。 ひとつ前の記事に書いた大幅にメンバー落とした結果が1-3なら健闘とも言えるが、現状のフルメンバーでやってこれでは。 良かったのは先制点の場面のみ。鈴木のポストからカウンター、セルジーニョとの2人で崩してラストはセルジーニョがフィニッシュ。お手本のようなカウンターだった。 しかし、1点取られても広島はなんら慌てることなくじんわりと押し返し、セットプレーからあっさりと2点取って前半のうちに逆転。 1失点目はマークについていたのはチョンスンヒョンだと思うが、あまりにも簡単にヘディングさせ過ぎで、2失点目はFKの流れから青山にダイレクトに入れられたボールをクォンスンテが弾いたが誰も反応せず。 後半1-2ならまだ引き分けくらいはあるかもと思っていたら、犬飼の身の程を弁えない無謀なアタックをパトリックが赤子の手を捻るようにさくっとかわしてトドメの3点目。 イエローでもいいから絶対に止めないといけない場面で、これだけ試合に出して貰っていて成長しているのだろうか。本当に心の底から犬飼じゃなくて町田を育ててくれと願う。 来週のルヴァンカップは昌子が帰って来る前提でメンバー組んでいるのか?こんな頼りない犬飼をパートナーに出場機会さえ貰えていない町田が、急に試合になってもまともに動けないのは今からわかることなのだが。 チョンスンヒョンも1失点目のパトリックを離したのもそうだが、そのFKを与えたのもスンヒョンで、パフォーマンスは良かったとは言えない。 セットプレーは相変わらず工夫もなく、攻守においてパトリックにやられ続け、ガンバを契約解除になった時に何故獲得しなかったのかとそこまで話は遡って悔しい。 唯一セルジーニョだけが良かったが、反転しながらのシュートがポストに弾かれ、そのこぼれをレオシルバがショボいループで枠外に外して反撃はそこまで。ああいうこぼれ球をしっかり枠に蹴り込んで来た広島との差がここにもある。 レオシルバはプレー全体でも微妙に球離れが悪く、全員がハードワークしてくる広島に捕まってもたついていた。疲れもあるだろうし、永木でいいと思うのだが・・。 金森は何が良くて使われているのか未だにさっぱりわからない。鈴木がサイド...