2018第30節浦和(アウェー)戦

この試合結果が主力を温存してのものなら仕方ないで割り切れもするが、全力でいって逆転負けとか、随分前に広島相手にも同じことをやっていた。


後先を考えないスタメンで、遠藤ははっきり言って試合に出せるクオリティではなかった。結局怪我?で途中交代。


土居も酷かったし、代表帰りのチョンスンヒョンは今までの良かったプレーは何だったんだというくらいにミスが多かった。何度も足を滑らせていたし、昌子との初コンビというだけでは済まない。


主力を出した以上は勝ち点3、最低でも1は取らないといけなかったが、ミッションを達成出来ず。消耗したうえで勝ち点も失うという、ルヴァンカップに続きまさに骨折り損。


監督の采配も外れたが、それ以上に酷かったのはまったく枠に飛ばない攻撃陣のシュート精度。対する浦和はCKからドンピシャで1点、武藤のゴラッソで1点、カウンターでしっかり1点とロスの少ない3得点。浦和からすればしてやったりだろう。


熱くなっていたのは鹿島・・というか鈴木で、何であんなに突っかけるのか。西川へのチャージは目の前の副審も反応していなかったし、リプレーで観ても問題なかったと思うが、あれだけプレーと関係ないところで暴れていると印象も悪い。


土居が倒されたPKと思わしきシーンもやっぱりスルー。普段のプレーにキレがないからノーファウルに観えるのかもしれない。コロロキさんなら取って貰えただろう。


とはいえ、あれがPKを貰えてゴールを決めていたとしても内容はグダグダで、結局は負けていたような気もする。そのくらい全体的に悪かった。


永木は柏木を止めたシーンで2枚目のカードが出なくて良かったが、PK見逃しのぶんでチャラということだろうか。


セルジーニョはキープも出来ていたし、得点に絡むプレーもした。前線では唯一ゴールの可能性を感じた選手だが、ラストのカウンターを喰らったシーンではもっとシンプルにプレーしたかった。チームとしても攻め手を欠き、後ろで回しているばかりで打開策がなかった。


久々出場の小笠原は速いテンポのパスや危ないところへのチェックなど普段通り出来ていたが、武藤に振り切られた場面だけは痛恨のプレー。あれは決めた武藤も凄かったが、二人ついていたのにフォローのない方に反転されてしまった。


安西は仕掛けられるのはメリットなのだが、正確性に欠くのがデメリット。まだ若いし先を考えると今はこれでもいいのだが、土居、遠藤といったベテランのデキがアレなもので、どうしても悪い方が目立ってしまう。


西は得点シーンも見事だったし90分通してやれていたと思う。また怪我をしなければいいのだが・・。小田にやれそうな手応えがあったのは光明。山口は時間も短かったが、今日はいいところがまるでなかった。


クォンスンテは最初の決定機をビッグセーブしてチームが乗っていけそうだったが、直後のCKで失点し、更に武藤のスーパーゴールとツキもない。あれは誰がキーパーでもノーチャンス。3点目は防げる可能性はあったが、時間的に勝敗には影響しなかっただろう。


終わってみれば盛り上がったのは西のゴールシーンだけという。せめて勝ち点が得られればまだ我慢も出来ようが・・。


快進撃を続けていた公式戦もこれで4試合?勝ちなし。悲願のACL優勝に向けて暗雲が立ち込めているが、気力を振り絞って戦って欲しい。こんな試合をしているようでは勝ち上がれない。もう一度スイッチを入れ直して貰いたい。


(以下、個人的まとめ)

【2018第30節 10/20(土)】(埼玉スタジアム16:04KickOff浦和/46,893人/晴のち曇のち雨)

【スコア】浦和 3-1 鹿島 (前0-1 後3-0) (S 12-13)

【主審】荒木友輔(主審)、岡野宇弘、中井恒

【得点】

(鹿)前38分 山本↑西 4右

(浦)後07分 CK柏木↑岩波 2H

(浦)後15分 →武藤 4左

(浦)後45+3分 ナバウト→武藤 5右

【警告】

(鹿)チョンスンヒョン3(前32分)、永木2(前44分)、鈴木3(後22分)

(浦)宇賀神3(後45+1分)

【出場】

GK クォンスンテ

DF 西 チョンスンヒョン 昌子 山本→82山口

MF 永木c c小笠原→62鈴木 遠藤→66小田 安西

FW 土居 セルジーニョ

【サブ】曽ヶ端 犬飼 小田 久保田 山口 金森 鈴木

【監督】大岩剛

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