2018第34節鳥栖(ホーム)戦
確かに来季のACL出場権は大事だが、2位を捨ててまで引き分け狙いにいくところだったか。 賞金は2位で1億2000万円、3位は6000万円。強化配分金が2位で3年に渡り合計7億円、3位なら2年で合計3億5000万円(3年目はなし)、合わせると4億1000万円の差がある。(金額は多分合っているはず)。 ベンチに札幌対広島の情報は入っていたと試合後のコメントにあるが、札幌が勝っていたなら引き分け狙いもわかるが、同点なら鹿島が負けても他力で3位。勿論、スコアが動く可能性はあるが、リスクを負える状況だった。 賞金だけでなく、ひとつでも上の順位を目指してこそ鹿島だと思うが、アウェーでペルセポリス相手に引き分けた時とは話が違う。まあ、個人的には一度はリーグを諦めたので結果的に3位は上々の出来なのだが・・。昨年に続き、残念な最終節になった。 引き分けで残留の鳥栖はまずは攻めて勝ちに来た。鹿島は受けに回る時間帯も多かったが、守備陣が安定していて、危なかったのはFKから直接とCKから2本くらい。流れの中からはトーレスをしっかり抑え、決定機を作らせなかった。尚、金崎は太ももの故障でベンチ外。 セットプレー以外は失点するイメージはなかったが、攻撃も完璧に封じられた。強プレスの鳥栖に対してボールもうまく回せず、セカンドボールもずっと拾われた。 レオシルバがいたとしてこれをかいくぐれたかどうかは、個の力に頼るレオシルバのプレースタイルからして捕まったかもしれないので微妙だが、前への推進力という点では小笠原、永木は劣っていた。出て行くタイミングは悪くなかったが、運動量が足りていなかった印象。 鈴木の状態もいまひとつ。鹿島が得点出来そうな機会は2度くらいだったが、いずれも鈴木絡み。前半、左サイドから安西のクロスを折り返せなかった場面と、後半、またも左サイドから山本のクロスをヘッドで合わせるも枠に飛ばせず。 決定機というほどまでではなかったが、エースならあれを決めて勝利を導いて欲しかった。体も重そうで、怪我が心配。逆に相手のトーレスは自陣まで守備に戻り、かなり走っていた。 遠藤、安西の2列目も攻守に冴えがなく、セルジーニョは周りを活かすタイプなのでなかなか長所が活きなかった。 交代で入った土居は完全に空気。どういう指示だったのかわからないが、1本ミドルを打っただけだったような。レアンドロは相変わらず...