山口はFWとして勝負を賭けて貰いたいと思っていたら、上田が大学サッカー退部で鹿島に専念

この記事は水曜にアップ予定だったが、小泉の加入で先送りにしたら今度は上田の報道があった。ごちゃまぜになってしまうが、まずは上田の件から。


まだ補強があるかもしれないが、現状、鹿島のFWはセルジーニョ、土居、伊藤、金森、上田、有馬。有馬はまだ実力不足だろうし、金森は鳥栖戦のあのチャンスを決められないとか、レギュラーとしては力不足で、鹿島る要員としてしか見れていない。


上田は大学との兼ね合いや、出場出来ない大会もあって計算出来ない・・と書こうとしていたのだが、23日付けの報知新聞に、今夏に大学サッカー部を退部し、鹿島のプレーに専念すると報道されていた。(追記:というか加入という話)。


南米選手権やユニバーシアードでの活躍を見れば、即戦力となり得る可能性がある。他にFWを獲得出来れば良し、無理だったとしても上田が使えるようなら戦力大幅アップ。


天皇杯は登録出来ないかもしれないが、リーグは勿論、ルヴァンやACLに登録可能なら他の選手が助かるだろう。フィットするかどうかの問題はあるにせよ、戦力として期待出来る選手が増えることは嬉しい。


今はセルジーニョ、土居、伊藤で回しているが、この3人がずっと怪我なく今季を乗り切れることは難しい。前節では土居がコンディション不良で欠場しているし、伊藤も一時期、調子を落としていた。


ちなみに土居は2列目には戻さず、今季はFWに固定した方がいい。せっかくトップの感覚が研ぎ澄まされてきているのでリセットさせたくないし、2列目は別の選手に頑張って貰うべき。


・・と、上田が鹿島での出場が難しいと思って考えたのが、山口のFWへの再コンバート。


元々はFWだったがチームの事情で2列目にコンバートされ、おそらく得意ではない守備の負担が大きくて実力を発揮出来ていない。かなり頭打ちな印象で、このまま不得手なことをやらせてどっちつかずになってしまうよりは、本職のFWに戻して勝負をさせてあげたいと思っている。


上田が鹿島に専念したとしても全員の好調が続くわけではないので、山口がFWで使えるようになることは先を考えれば悪いことではない。山口もダメだったら移籍するくらいの覚悟で取り組んで貰いたい。すぐには感覚は戻らないと思うが、ゴールを取れれば調子に乗っていける。


「枠に飛ばすのがうまい」という長所が消えかかっているのが不安点だが、FWに専念すればシュートチャンスも増えるし、落ち着いて打っていけるはず。シュート力があるので枠に飛べば高確率で得点になると考えている。


大学ではアシスト王に輝いたこともあり、一人よがりではないプレーも出来る。セルジーニョ、土居、伊藤らとはいい連携を築いていけるだろうし、上田とも相性が良さそうに感じる。


2列目は白崎、レアンドロ、遠藤がいて、名古もやれる。中村はもう期待していないのでやってくれればラッキーくらいだが、山口を2列目で起用して小起用に育てるよりは、トップで使って覚醒してくれる方がリターンが大きい。


このままベンチ要員で消えた駒として扱っていてもプラスがなく、仮にFWへの再コンバートが失敗したとしても失うものもない。大岩の英断を期待したい。浮いている駒を活かすのも指揮官の仕事。


上田が評判通りの活躍を見せ、山口もFWとして可能性を見せられれば、鈴木の抜けた穴は埋まると思われる。期待。


広島のパトリックはガンバと浦和の一騎打ちムードだったが、ガンバに決まった模様。ガンバには恩もあるから妥当なところかと。


浦和もここ近年は静かだったが、最近はまたなりふり構わない補強に走っているイメージがあるが、あまり成功しているふうには見えない。まあ、よそのことも言えないか。


パトリックは鈴木の抜けた鹿島のウィークポイントを埋められるタイプで、誰かがこの役割をこなしてくれればもっと前線の強度が上がるのだが、まずは地上戦かな。

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