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代表メンバーが発表されたが鹿島からの選出はU22の上田と町田

この過密日程のなかで代表に選ばれたら、選手が壊れてしまうので選ばないで欲しいと思っていた。 それでもキリンチャレンジカップはカシマで開催されるので、それコミで何人かは選ばれるかもと覚悟はしていたがメンバーは海外組中心。 Jリーグ勢で選ばれたのはマリノスの畠中、札幌の鈴木武蔵、FC東京の橋本と永井の4人。U22代表もあるので配慮がなされたのだろうか。 札幌とFC東京はルヴァンカップがあるので痛手だろうが、対戦相手の広島(対札幌)とガンバ(対FC東京)は有利になったかと。 鹿島も上田と町田がU22で抜かれている。上田はルヴァンカップでチームに馴染んで貰いたかったし、町田も左サイドバックに慣れて欲しいという気持ちもあったが、U22で試合に出して貰えるなら経験は積めるかもしれない。特に町田にとってはU22代表に残るチャンスでもある。 左SBは小池に稼働して貰うしかなくなったが、山本がもうちょっと頑張ってくれればなあ。小田も悪くないかもしれないが、浦和相手(ルヴァン)になると守りの面で不安。天皇杯ではそれなりに良かったらしいが、相手も違うのでやってみないとわからない面が大きい。 ちなみにルヴァンカップのU21以下の選手を出さなければいけない規定は、代表に選手が呼ばれたので免除。 リーグ戦を含めて落とせない試合が続く。大岩にはフィジカル面でのマネジメントを考慮したうえでの采配を期待したいが、いつも通りのレギュラー組でガンガンいこうぜなので、怪我で長期に抜ける選手が出ないようにと願うばかりである。 代表メンバーは現鹿島の選手は呼ばれなかったが、元鹿島で言えば植田、安西、柴崎、大迫とそこそこ高め。挨拶なしで旅立って行った安西はカシマ開催ということで、何かしらメッセージを発するだろうか。 去って行った選手なので、ないならないで構わないのだが、そうなると縁は切れたなあと思うだけかな。そこらへんは人それぞれ想いは違うだろうが、せめてサポーターに挨拶(代表と鹿島サポは違うかもだが)とかはあったらいいなとは思っている。 キリンチャレンジカップは流し観くらいになるだろうが、元鹿島勢を中心に観てみる予定。 日曜の清水戦の展望はまた明日。多分予想は外れるだろうが。 今日はFC東京の試合があるので、名古屋が勝つように邪念を送っておく。名古屋は急下降してチーム状態は良くないが、一発のあるチームなのでハ...

2019ACL準々決勝第1レグ、広州広大(アウェー)戦

まず最初にビビったのはオフィシャルが試合終了後に1-0での勝利となっていたこと。個人がやっているブログじゃないんだから有り得ない。88分にオウンゴールて。23:07分頃に見た時にはさすがに修正されていたが、どういう作業を行ったらああなる。 と、オフィシャルの大ボケは無視するとして、アウェーで0-0の引き分けは負けないという最低限の仕事はしたと言えるが、アウェーゴールを取れなかったのが痛い。第2レグの相手の1点の重みが大きくなった。 次を勝ち切るしかなくなったが、2年前から勝たないといけない試合を引き分けることが多いのでどれだけ成長しているか。リーグ戦でも「ここぞ」の試合を勝てていないので、腰の引けた試合よりも打ち合う覚悟で攻めて欲しい。 スタメンは内田を使わず永木もサブスタート。大岩の中で永木の評価がどうなっているのかわからないが、サイドバックから解放されたのは良かった。まあ、結局はサイドバックで交代出場だったが。 小泉は前節の反省を活かして無闇に飛び込まず、ボールだけを刈り取れていた。攻撃にも参加出来るようになってきている。交代は体力的に厳しくなってきたところだったので、いいタイミングだったかと。 スコアレスドローになったのは、クォンスンテが3つほどビッグセーブで救ってくれたおかげ。1対1でも止めてくれたし、枠を捉える鋭いシュートも止めた。FKで一人が転んで注意を引きつつ、もう一人が枠を抉って来るというトリックプレー(?)にも対応した。 守備全体としては粘り強く守れていたし、思っていたよりレオシルバが復調していた。フラフラと自由なポジション取りは相変わらずだが、要所で相手を抑えていたし、切り返しも決まって攻撃にも絡めていた。 ミドルは2本?打ったと思うがどちらも枠に飛ばず。打って行くのはアリだが、枠を脅かして欲しい。自分の形で打てていただけに惜しまれる。 鹿島のシュートは鋭く行って枠を外すか、ヒョロっとキーパーの前に転がるかのどっちかだったので、得点が入らなかったのは必然。白崎はいくつかあった決定機を決めて欲しかった。 全体で言えば攻撃に入った時のスピード感がなく、手数をかけ過ぎていたように思う。もっとシンプルに攻めてもいいのではと思うシーンが何回もあった。カウンターをシュートで終われずに逆カウンターになって危ない場面を作ってしまうなど、やり切る意識を持ちたい。 ...

ガンバ戦振り返りとリーグ第24節の結果

ブエノと町田の組み合わせにしたのは単純に高さ対策かと思っていたが、犬飼が別メニュー、チョンスンヒョンが練習中に顔にボールが当たって切り上げたという理由だった。まあ、大岩がそんな大胆なターンオーバーするはずがないからおかしいとは思っていた。 ブエノと小泉の個人のミスから失点した二人だが、その他では気持ちのこもったプレーでブロックしていたし、そこだけを責めるつもりはないが勿体なかったことも確か。小泉はその前から足を気する仕草を見せていたし、交代する手もあったように思う。 あとはロングボール主体に攻めくる相手に、サイドハーフから圧力をかけてボールを上げさせないような交代をして欲しかったが、締めに選んだのはレオシルバ。正直、結果論だがまったく効いていなかったし、名古でバランスが取れていたのが逆に悪くなったという感じだった。 上田もせっかく投入したのに後ろでボールを回すことが多くてチャンスが巡って来なかった。もう少し早いタイミングで勝負のボールを入れることは出来なかったのか。攻め過ぎて逆転を喰らうのも良くないが、どこかでスイッチを入れないと点は取れない。 試合後インタビューが井手口だったことに違和感があったが、土曜の読売新聞などでは「守備に貢献」とか書いてあった。鹿島目線でそこまで圧力があったようには感じなかったが・・。 森保が代表の視察に来ていたが、超過密日程になる鹿島からは選んで欲しくないのが本音。ただ、選手の気持ちはどうだろう。当然選ばれて欲しいと思っているだろうか。 あの試合で鹿島から選ばれるとしたら中盤で存在感のあった三竿と、前線でチャンスメイクしていた土居。反転シュートが決まっていたら土居は最有力候補だったかもしれない。もし呼ばれるとしても一人までの制限をつけて欲しい。 鹿島が引き分けてしまった以上、他の上位陣に勝ち点を落として貰わないといけないので他力を願っていたが、前節大勝の札幌がFC東京に先制されながらも追いついて1-1の引き分け。勝つチャンスもあったが勝ち点を削ってくれて助かった。 勝ち点4差をキープしたままでいけてショックも抑えられ、次にまた詰める可能性が生まれた。ここで追いつけないとかなり苦しかった。 若干気持ちの余裕を持ちながらマリノスの試合を観たが、早々にPKでマリノスが得点し、2点目を取った時点でここは諦めた。 川崎対清水戦にシフトして視聴。前節...

2019第24節ガンバ大阪(ホーム)戦

縦パス放り込みサッカーのガンバに、ブエノの凡ミスと小泉の要らないPKで2失点。勿体ない失点で、取られた気がしない2点。これで引き分けは痛過ぎる。 というか試合後のインタビューが何故井手口? パトリックのフィジカル対応と縦パス警戒のためのブエノ、町田だったと思うが(また怪我?)、そこでミスしていたら話にならない。ブエノの評価を高めていたのだが、こういうところを見るとまだまだ。経験を積んで良くなってくれるといいが・・。 失点シーンもアデミウソンに(審判に)見えないところで軽く押されて態勢を崩されていたが、次からはそういうこともあると頭に入れてプレーして貰いたい。 町田は無難にやれていたが、時々、気を抜いている場面があったのが気になる。セットプレーではまたポストに弾かれて入らず、あそこを決められるようになれば大きいのだが。精神論はアレだが、絶対に決めてやるという気合いが足りないのかも? 小泉のは必要のないPKだった。裏を取られて焦ったのはわかるが、PA内で後ろからのアタックは危険。ボールにはいけていたが、残った足がかかってPK判定になった。ああなってしまったらクォンスンテに任せた方が、止めてくれた可能性が高かった。 本職ではないのであまり多くは要求出来ないが、試合を締めにいくなら右サイドバックの交代でも良かった。攻撃でも消極的というか、クロスを上げて欲しいタイミングで持ってしまう。ただ、PA内で後ろから倒されたのは鹿島側のPK獲得だったと思う。 試合を締めにかかったレオシルバ投入があまり効いていなかったのも計算外。縦パス放り込みでレオシルバが浮いていたし、まだ本調子ではなくプレースピードも遅く、ボールに勢いがなかった。中盤を制圧するくらいの勢いが欲しく、永木の方が良かったかもしれない。 伊藤はもっとスピードがあるイメージだったが、ラインをあの高さに設定されると裏に抜け出すことが出来ずに追いつかれてしまう。相手によって上田と使い分ける必要があるかと。 得点は小池のシュートを、ワンタッチでコースを変えてストライカーらしい見事なゴール。あのエリアでプレーするのが本来の持ち味。どう見ても余裕でオンサイドなのに主審が副審と協議して、あわや2年前の磐田戦のゴール取り消しの時みたいに覆されるかと思ったわ。 小池は突破出来る回数が減って来て対応されてきた感じがするが、それでもアシストを記...

夏のウインドー終了

夏のウインドーで鹿島から出て行ったのは安西、安部、鈴木、平戸、金森。 加入したのが小泉、相馬と上田が大学サッカーを退部して鹿島に専念と、差し引きで言えばマイナスになったが、加入した3人が既に大活躍していることからマイナス感があまりない。 元々、今季は鈴木はずっと怪我だったし、平戸や金森はポジションを失っていた。安部もイマイチなデキだったので、実質安西が一番痛かったが、海外志向でいずれ出て行くことを思えばまだ小池の補強が間に合っただけ良かったとも言える。 その小池はメリットの面もあるが、脆さも見せ始めていて気にはなるので、今年は山本とうまく回しながら、小田か佐々木が戦力になっていってくれれば。体力的に連戦も利かないそうだし。 小泉は本職のボランチではない右サイドバックでの起用だが、柏でベンチ外だったところを「拾ってくれた」と鹿島への感謝を口にしてくれていて、プレーぶりも献身的で助かっている。何より永木の苦労を軽減してくれたことが嬉しい。 それでも永木はサイドハーフとかで出されているのだが・・。今季年俸を一番上げて欲しい選手。 上田もマリノス戦で勝利に貢献するゴールを挙げたし、相馬も2試合目でいきなり値千金のゴール。カットインからの左足の強烈なシュートで、「左利き?」と思ったくらい。あのプレーを見ると遠藤の選択肢が消えてしまうのも無理はない。 とはいえ遠藤には経験値もあるし、パスも出せるのでまだまだやって貰いたい。いずれ頼りにする場面が出て来るかと思う。中村は・・うん、まあ・・。思えば結構な年齢になっている。 相馬は名古屋に加入半年でレンタル移籍してきたので、活躍すればすぐに海外移籍になってしまうだろうし、そもそも名古屋から買い取れるかが問題だが、買い取りオプションはつけているだろうか。このまま鹿島に移籍してくれれば、少なくとも来年1年は活躍して欲しい。 ついに「絶対的な存在」は加入しなかったが、バランスの良い補強をしていて、怪我人が戻って来た大分戦のベンチメンバーも豪華だったし、あとは監督の腕次第となるか。怪我人さえ出なければ戦っていけるかなという印象。 ACLの登録でチョンスンヒョンかブエノかどっちを選択したのか調べたいのだが、探しても見つからない。天皇杯、ルヴァンカップなど選手を入れ替えつつ、勝ち星を重ねていって貰いたい。 他のクラブで気になったところは大量放出の...

2019年8月以降の新ルール

2019年8月以降、Jリーグでは8月2日の21節からいくつかの新ルールが適用されている。自分が理解している範囲でまとめてみる。 (1)従来のコイントスは勝った方が「攻めるコートを選べる」だったが、「前半のキックオフも選べる」ということになった。キックオフを選んだ場合、負けた方がコートを選べる。というか自分は今までこれだと思っていた。 (2)ベンチ入りスタッフにもイエロー、レッドカードが提示される。暴言など誰のものかわからない場合は「より上級のコーチ」が処分を受けることに。累積などの仕組みは不明。 (3)自陣でのゴールキック、フリーキックをエリア内で受けてもいい。攻撃側の選手がエリア内にいてもリスタートが可能。 (4)交代時は最も近いラインから退場。 (5)セットプレーの壁を3人以上で作った場合、攻撃側は壁から1メートル以上離れないといけない。 (6)主審にボールが当たった場合、今まではそのままプレー続行だったが、「得点機会に繋がる」「そのままゴールに入る」「ボールを保持するチームが変わる」などのケースはドロップボールでの再開になる(可能性がある)。 (7)PK時におけるGKのファウルの明確化。具体的に言えば、今までもキッカーのキック前に、キーパーはゴールラインより前に出てはいけなかったが、改正後は「片足だけ残していたら反則にならない」となった。 (8)ハンド基準の明確化。「反則」「通常は反則」「通常は反則ではない」と分類され、それぞれ具体的なケースが記されている。全てを列記出来ないが、得点機会に繋がった場合はハンドになるということらしいがよくわからない。だいたい主審の判断というのは変わらないようだ。 (飲水タイム)ルールではないが「飲水タイム」は60秒以内、クーリングブレイクは90秒以上3分以内ということらしい。初めて知ったので一緒に書いておく。 5については湘南戦で壁の前に両膝をついて、目隠しで2人選手を入れていたが、足のつま先は1メートル離れていないように見えたが・・。基準は胸の位置とか? DAZN越しなので離れていたのかもしれないが、これも正確に距離を測るわけではないかもしれない。 厳密に言えばスローインの位置とかもアバウトだし。 7についてはFC東京対仙台で早速適用されていた。そもそもこのPKはシマオ・マテが永井にほんの少し触れただけで大袈裟に永井が倒れ、シ...

2019第23節大分(アウェー)戦

大分の後ろボール回し戦術に喰いつくことなく我慢し、少ないチャンスを相馬が決めて1-0の完封勝利。開幕戦のリベンジを果たせたし、何よりこの大分の戦術を打ち破って勝利したのが気持ちいい。0-0だったらこんな塩試合ないからね。 スタメンはマリノス戦から、出場停止のクォンスンテを曽ヶ端に入れ替えただけ。怪我人が戻って来たことでベンチが豪華になった。 序盤から大分は後ろでボールを回し、キーパーまでPA内から出て来て撒き餌のようにウロウロしていたが鹿島も攻め込まず。そのおかげで前半は鹿島のシュート2本、大分のシュート0本というお金を返せというレベルの展開になった。 結果、焦れずにやって勝てたので正解だったが、勝ち点1を分け合ってもおかしくなかったので、出来ればFWの一人は前で追い回して欲しい気持ちはある。45分ずつ交代で最初からずっと飛ばして、ミスを誘うやり方もありなんじゃなかろうか。 伊藤は運動量がないからああいう形になると全然やることがない。最近ゴールも挙げていて調子がいいのもあるが、相手を見ながらの起用がいいように思う。 後半になっても同じような展開になったが、自陣左奥から小池が右前方の、代わって入った相馬にロングパス。この場面の小泉の全力でのオーバーラップも効いた。 最終ラインにいた小泉があっという間に前線まで上がり、相対するDFの注意を引いたところで相馬が中にカットイン。左足シュートは内回転しながら密集地帯を通り抜けてゴール左に突き刺さった。会心の一撃だった。 この後もいつくかのチャンスを演出し、勿論、MyMVP。試合後のインタビューもしっかりした受け答えだったが、想像以上に可愛い声だった。 攻撃のMVPが相馬なら、守備のMVPはブエノ。危なっかしい部分がいくつかあったが、ポジショニングも良くなっているし、ヘディングとスピードは魅力。オナイウのスピードに負けていなかった。 フィードはバラつきがあってミスも多かったが、攻める姿勢があってプラマイで言えば若干プラス。セットプレーからの足技はFWでも通用しそうなテクニックで、パワープレーでもいけそう。自分の中ではチョンスンヒョンとの序列がひっくり返ったかもしれない。町田は左サイドバック争い行きかな・・。 小池は相変わらず裏を取られることも多く、蓋をされると手詰まりになるのが先行き不安だが、セットプレーではチャンスになるボール...

2019年第99回天皇杯3回戦、栃木SC戦(スコアのみの感想)

(注:スカパーを契約しなかったので結果のみの感想になります) スカパーを契約する方向に6割ほど傾いていたのだが、昼から天候が不順になり、ブロックノイズが出ていたので映らなかったら嫌だなという思いが勝ってしまって契約に至らず。なのでスコアのみの感想です。 登録メンバーは昨年とは違いこのタイミングで入れ替え可能だったようで、ブエノ、小泉、佐々木、有馬が追加登録。これは助かった。絶対休ませたいと書いていた犬飼、白崎、土居、三竿をベンチからも外せた。 ただ、次節出場停止のクォンスンテを使わずに曽ヶ端を使うのはどうだったろう。試合勘を取り戻すことを優先したのだと思うが、万一怪我したら大分戦に詰むリスクを考えると怖い。 スコアを見ると37分に先制し、前半終了間際に追加点を取って2-0。早いうちに勝負を決めた後半、更に追加点を取って後は休ませるために交代していくという理想的な展開だったようだ。 交代で出場した有馬にも得点が生まれ、それ自体は嬉しいことだが、山口に得点が生まれなかったのが残念。掲示板などを見ていると焦りがあるとか書かれているし、ちょっと厳しいかな。上田と相馬は一発回答で結果を出したし、出れる機会はまた2列目になってしまう。 トップで勝負をかけて貰いたいと書いたが、出場出来ないと意味がなく、まずはどこでもいいから出られるように気持ちを切らさずにやって欲しい。 伊藤、レアンドロら攻撃陣に得点が生まれたことも、彼らの調子を上げる意味でプラス。リーグに還元してくれると有難い。 伊東も1年以上ぶり?に出場して長い時間プレー出来たし、内田も久々にピッチに立った。強度の高い試合でやっていけるかは、これからまた仕上げていかないといけないだろうが、明るい材料となる。 試合を観ていないので感想はこのくらいになるが、複数得点で無失点はパーフェクト。怪我人も出なかったようだし、無事に試合を終えられたという印象。 次はオープンドローなので相手がどこになるかわからないが、勝ち進めてひと安心。サブメンバーがチャンスを活かせたのも良かったし、大分戦にも気分良く備えられる。 ちなみにその大分は延長戦までいっているが、メンバーを完全に落としているのでフィジカル的な有利不利はないかと思われる。 あと、このブログをアップする時点でガンバとFC東京が負け。川崎も負ける寸前だったのだが、後半アディショナルタイ...

マリノス戦追記、主審のジャッジと新戦力について

主審の小屋幸栄は馴染みのない審判だが、一応、J1で何回か吹いているようだ。 序盤の朴の伊藤への潰しにカードを出さなかったことからファウルに関してあやふやな判定が多くなった気がするが、あの流れでよく扇原の2枚目を見逃さずにいてくれた。ピンポイントで2枚だからね。 鹿島の選手がボールにアタックして接触したプレーでも鹿島のファウルになったし、何回かカードの対象になるようなプレーもあった。アドバンテージで流したのはいいが、そのままカードなしというのも納得いかなかった。 ラストの上田のゴールもアシストした土居がラインキリギリだったし、またいちゃもんつけられて判定覆されるかと思ったが無事にゴール。 VARは来季からの導入を目指しているらしいが、導入されたらああいうプレーは全部対象になるから、ラストワンプレーの劇的弾!(湘南にやられたやつとか)みたいなのだったら、スタジアム大盛り上がりのなか、ノーゴールでしたってなるからエンターテインメントとしてはテンションが下がるかもしれない。 まあ、正当な判断ならそっちの方が断然いいのだが。 鳥栖の金崎のゴールが覆って認められたりとか、鹿島からすれば納得いかないのが最近多い。今回のはリプレーで観れば伊藤のところで足ひとつぶんだけオフサイドに見えるから(それもギリ)仕方ないが、オフサイドだとしたら最初の時点で副審が旗を上げていないとおかしい。 主審と協議の末に「実は伊藤がオフサイドでしたよ」みたいなことにならないと判断を下せない案件だったと思うが、どういう流れで確信を持ってオフサイドにしたのか説明して貰いたい。しないだろうが。 名古屋対川崎戦でも馴染みのない笠原寛貴という審判が主審をやっていたが、新人が担当することが増えたのだろうか。個人的に「マジックハンド谷口」と呼んでいるカードに守られている谷口が、2枚のイエローで退場になっていたのが興味深い。突き飛ばしてるし妥当な判断。 鹿島の話に戻す。 小泉は初見では守備の強度が高くて安心出来た。スタミナも充分にあるようで、機を見てのオーバーラップとかスピードもあったし、本職はボランチだが、今の鹿島には足りていない右サイドバックを埋めてくれるなら充分あり。これから粗の部分も見えてくるかもしれないが第一印象は良かった。 小池は最近攻撃での活躍も減ってきて、セットプレーのキッカーとしてくらいしか機能していな...

2019第22節横浜FM(ホーム)戦

上田の技術の高いシュートで乱戦に終止符を打って2-1で勝利。かなりストレスの溜まるジャッジに翻弄されながらも、取りこぼさず勝ち切れたことが大きい。 土居の得点が取り消されたことや、仲川のゴールが認められたことはリプレーで観たら正当だったようだが、序盤の伊藤の突破をキーパーが突進して潰した場面は決定機阻止で、審判によっては一発レッドでも文句言えないがイエローすら出なかった。 他にも名古の潰されたのや白崎を削られたりとか、ユニフォームを引っ張って止められたりとかお咎めなし。扇原のだけはちゃんと見ていてくれて2枚目が出たが、あれも肘を上げて打ちにいってるから正しい判断。 数的有利になっても攻めが慎重なところにヒヤヒヤしたが、三竿のクロスを土居がヘッドで落とし、上田が一瞬タメを作ってキーパーのタイミングをズラせてからの枠内シュートで勝ち越し弾。これぞ求められている仕事。 はっきり言って伊藤は運動量が少な過ぎる。土居が一人で前線から追い回していたが、諦めも早いしキープも出来ず。このデキだったら序列は上田と入れ替えてもいい。 試合展開としては開始早々に空いてDFにプレスを4人がかりでかけてボールを奪い、土居からボールを受けたセルジーニョがファーに狙い済ましたシュートで先制点。この1点で鹿島が精神的に優位に立ってプレー出来た。 土居は2アシストと幻のゴール、前線での守備や繋ぎなどあらゆる点で貢献度が高くMVPでもいいが、今回は劇的弾の上田をMyMVP。 永木のサブ出場でキャプテンマークを巻いた三竿も、圧巻のプレーで勝利に貢献。中盤を一人で制圧し、扇原の2枚目のカードを誘い、決勝点のお膳立てもした。グロインペインは克服出来たのかわからないが、いつ海外からオファーがかかってもおかしくないプレーだった。 珍しく獲得したばかりの相馬も投入し、山口の待遇を考えると微妙な部分もあるが、相馬は特徴を出せていた。上田との比較となると攻撃の枚数が揃うので使いどころが難しいが、前の負担は減らせるかと。 右サイドバックで鹿島初出場の小泉も無難にプレー。まずは守備からしっかり入り、攻撃回数は少なかったが的確な上がりと、クロスの精度もまずます。このくらいやってくれるなら右サイドバックを任せて、永木を本来のポジションに戻せる。 山本とチョンスンヒョンがまたしても離脱ということでCBの代役はブエノ。カバーリン...

相馬が名古屋からレンタル移籍で加入

相馬が名古屋からレンタル移籍で加入。 補強はあると信じていたがFWの補強とは・・。パワーとスピードがあって、前でゴリゴリと行ってくれるタイプで、相手にすると厄介な選手だが、正直、鹿島に必要なタイプかと言われれば微妙な気がする。 金森も加入した頃は同じように「スピードがあって得点能力に優れる」という感じだったが、結局、2列目をやったりしているうちに迷走して、レンタルで出て行くことになった。 どちからと言えばFWで欲しいのは身長があってフィジカルが強く、足元のボールもハイボールも収めてくれるポストプレーが出来る選手。小柄な選手を集めても、鹿島は裏のスペースにロングボールを蹴り込むような戦術を取らないので、相馬の長所を活かせるのだろうか。 FWは土居とセルジーニョを軸におくとして、一発タイプの伊藤と、使えば良くなりそうな上田、個人的に覚醒を期待している山口と人材は揃っていて、先に書いたポストプレータイプでないと意味がない気がする。 たとえばサブに伊藤、上田、相馬と置いておいても同じような役割しか出来ないような。 これは戦略としての話であって相馬自身が要らない選手だと言っているわけではなく、鹿島を選んで来てくれた時点で嬉しいが、鹿島で活きるかどうかが問題だという話。金森もそうだが、さっぱり話を聞かなくなってしまった中村も然り。 チームが守備に難点を抱えているということから、CBとサイドバックをこなせる起用なDFが一番欲しくて、パスも出せて守備の強度の高い2列目の選手が次に欲しかった。 まあ、縁がなくて出て行き、しかも川崎に所属しているのが嫌だという子供じみた理由でアレだが、タイプだけで言えばちょうど山村がぴったりハマる。オファーすることはないと思うが。 今のままだとその役割をブエノか関川がこなさなくてはならず、小池が意地を見せてくれて山本が怪我なくやれればなんとかもつかもしれないが、犬飼が怪我で離脱した時点で後ろは詰みそうだ。関川を思い切って使うつもりがあるなら話は別だが。 三竿にCBをやらす羽目になったら、永木の右サイドバックといいどれだけ人材を無駄使いしているのだということになる。 小泉が右サイドバックをやれるようになって永木がボランチに戻れば、名古の2列目とかもあるかもしれないが、土居をまた2列目に下げるとかすればキレがなくなるように思う。 セルジーニョの2列目はゲー...

リーグ21節はFC東京の一人勝ちと、鹿島の親会社がメルカリに

21節は首位を走るFC東京にとってはウハウハな週末だったことだろう。 2位の川崎が松本と引き分け、3位マリノスが清水に負け、4位鹿島が湘南に負け、5位広島は勝ったが勝ち点差では10差。6位大分が鳥栖と引き分け、7位セレッソは直接下した。 自分がFC東京のサポーターだったらこんなに嬉しい一節もない。 鹿島としては近辺にいるチームが勝ち点を落としてくれたおかげで2位集団にくっついていくことが出来たが、優勝を考えるとやっぱり痛い敗戦だった。 ターンオーバーせずに負けたというのが未だに引っかかっているが、大岩が就任してから思い切って入れ替えたのは1~2試合くらい? 田中とかが頑張った試合で、あれはサブが意地を見せて勝った。ああいう試合があればチーム全体で盛り上がっていけるのにとも思う。 夏場の中2日アウェー連戦はサブでいって、それで負けるなら納得もあっただろうが・・。まあ、終わってしまったことは取り返せないので残りの試合を全部勝つしかない。 鳥栖にレンタル移籍した金森は、早速金崎とのコンビネーションでアシストを記録。完全に相手の陣形が崩れていたので、さすがにあれは得点に繋がらないとJ1失格レベルだったが、金森も鹿島から出て思い切りやれるようになったかな。 一方、鹿島は新しく選手を獲得してきてもなかなか起用しない。戦術を教え込んでいるのだろうが、正直、そこまで複雑な戦術を大岩は持っていない。 せいぜい「相手に詰められたらバックパスでポゼッション」「攻撃はサイドから」「足元にパス」くらいしかなく、後はほとんど選手同士のアイデアでやっているようなものだから、練習に何回か混ざればすぐに適応出来そうに思うが。 上田も初戦に比べて動きも良くなっていてスタメンでもいけた感じだったし、小泉もいけたんじゃないか? そろそろ夏ウインドーも終了しそうだが加入の発表もなく、新戦力を積極的に使っていかないと後になるほど困るだろう。慣らし運転は早めにお願いしたい。 あと、鹿島の親会社が日本製鉄からメルカリに変わった。16億円での売却とのことでかなりお買い得な感じもするが、経営のことはまったくわからないので金額もそうだし、今後の経営に関しても良かったのかどうかわからない。 「ホームスタジアムを変えない」「クラブの理念を尊重するパートナーであること」が条件だったそうで、「お金は出すけど口は出さない」が理想...

浮かれていた気分が沈む

未消化の浦和戦を勝てば首位FC東京に勝ち点差2に迫り、追撃態勢が整うと意気揚々でいたところから、浦和戦終了間際に追いつかれて引き分け。 更に不公平な日程で組まれた湘南戦で2点ビハインドから追いつき逆転までちらつかせながらも、ラストワンプレーのCKを決められて負け。2戦で勝ち点5を落とし、首位FC東京とは再び勝ち点差7まで開いた。 ショックの方が大きい。しかも湘南戦に限っては、ターンオーバーでメンバーを落として負けたのならまだしも、フルメンバーで全力でいって負けたわけだからメンタル的にもダメージが大きい。 新メンバーでやれていたら今後の財産にもなっただろうし、もうちょっと違う戦い方も出来た。タラレバなので結果はわからないが、スタメン、試合運び、交代選手起用などを含めてもっとやりようがあったのではないかと思う。 このへんの大岩のマネジメントというか、苦しいところを采配で救うということがなく、進歩がない。 気分が沈むと言えば、小池の評価が自分の中で暴落していることも。 安西が移籍してぽっかり空いた穴に小池がハマり、一種の救世主的な感じでもあったし、それを見越して補強していたフロントの手腕とも思っていたが、最近は微妙な雰囲気になってきた。 デビューした頃は思い切りのいい攻めと、鋭いクロス、プレースキックの精度、ロングスローなどいい面が存分に発揮されていたが、その頃から薄々と感じていた体力面での不安、守備の脆さがここにきて露呈し、対応もされているのか攻めでも抜けなくなっている。 90分の出場でも後半ばったりと消えていたり、監督の指示なのかと擁護しつつ見ていたがそうでもないようで、少なくとも連戦は無理ということが判明。 攻撃でも股抜きが警戒されているのか全然決まらず、逆にひっくり返されて裏を取られることも増えた。守備への戻りも遅くて、失点を防げない。 プレスをかけられると後ろに戻すしか選択肢がなく、しかも中途半端に持ってしまうものだから、湘南戦でもクォンスンテへのバックパスを取られてあわや失点のピンチもあった。 とはいえ今のところは山本くらいしか計算出来る選手がおらず、小田も守備で手を抜くことが多くて信頼出来ず、佐々木はまだトップでは無理なのだろう。とりあえず今年はなんとか誤魔化しながら小池と山本で凌ぎ、来年は考えるというところかと。 現状ではシントトロイデンからのレンタルなの...

2019第21節湘南(アウェー)戦

期待させるだけさせておいて最後に下げとか・・。終了間際での失点で勝ち点を落とすのは、直近で印象に残っているだけでも鳥栖、広島、浦和に続いて4度目。 この不公平な日程と暑さの中、追いついての勝ち点1なら色々問題点はあるがまだオッケーとも言えた。それが最後に再勝ち越しされて全てがパーになるとか、まさにくたびれ損。 敗因はいくつもあるが、2点取って追いついた後にひと息ついてゲームを落ち着けてしまったこと。あそこをもっと勢いつけて逆転し切るまで攻め切っていたら、勝利の女神も微笑んだかもしれない。 あとは小池を下げるタイミングが遅かった。先制された場面でも得点者についていけていなかったし、その前から守備がかなり雑だった。安西が去って、小池の出場機会が増えた時はこれで左SBは安泰だと思ったりもしたが、最近は粗の方が目立つようになり、特に守備面で穴が多い。 交代で入った山本は攻撃にもしっかりと絡んで効果的なクロスを何本か入れたし、セットプレーでも惜しいシーンがあった。年齢的に若手に切り替える時期ではあるが、小池が今のままだと先は暗い。 スタメンはターンオーバーなしで、復帰したチョンスンヒョンのみ入れ替え。日程で有利な湘南はガツガツと飛ばしてきて、前半はなんとか耐え切れたが、後半開始早々に2失点。共に素早い展開から大きく空いた右サイドに振られ、折り返されたボールを決められた。 ただ、この2点で湘南側に油断も出来て、追いついたあたりからは相手の足も止まっていた。勝負をかけるとしたらこのタイミングだったし、右サイドバックで疲れていた永木をボランチに上げて小泉投入とかもあった気がするが・・。 大岩の選択は時間を引っ張ったうえで、土居を下げて上田の投入。上田自体は2試合目で緊張も取れたのか、いいプレーもたくさんあったが、攻撃を優先したぶん、永木の右サイドバックのところから突破を許し、そこから取られたCKをガツンと決められた。 永木を責める気持ちは一切なく、疲労の残るまま起用した監督の責任。セルジーニョの右サイドハーフは攻撃では効いていたが、守備面では後ろに負担がかかるのを承知の上での選択なので、やっぱり監督の責任。 交代カードの枚数が足りないので仕方ないが、レアンドロをスタメンで使ったツケが巡ってきたという感じだった。レアンドロはいい時もあるので一概に失敗とは言えないが、デメリットの方が勝...

平戸がFC町田ゼルビアに完全移籍

平戸がFC町田ゼルビアに完全移籍。 残念というか、本人にとってはこの方が良かったというか。 今や貴重な鹿島ユース育ちの生粋な鹿島っ子。出場機会がなく、昨年はFC町田ゼルビアにレンタル移籍。アシストを決めまくって大活躍し、いざ鹿島で花を咲かさんと凱旋してきたわけだが、最初の頃に見事なアシストを決めた以降はさっぱりだった。 慣れないというかやったことのない?右サイドバックをやったりと、本職での出場はあまりなかったが、2列目で起用された時も、大きな期待がかかったプレースキックでも存在感を示せなかった。 これだけ怪我人が出て層が薄くなった今でさえベンチに入るのがやっとという状況では、せっかく昨年掴みかけたものもあるだろうにリセットされてしまうだろう。 レンタル移籍ではなく完全移籍になったのも、本人の希望かクラブの配慮かわからないが、すっきり気持ちを切り替えてリスタートするにはいい決断だったと思う。 ユース選手なので頑張って欲しかったが、結果が出せなかった以上仕方ない。FC町田ゼルビアからは当然歓迎されるだろうし、チームの中心として起用されるだろう。鹿島に帰って来る可能性は低いと思うが、存分やって欲しい。 ただ、個人的なことを言うと、J2は今年こそは地元の京都サンガに昇格して欲しいので、ほどほどでよろしく。 これで完全移籍で出て行ったのが安西、安部、鈴木、平戸、レンタルで金森。加入が小泉と、特別指定から変わっただけの上田で、単純に選手の数だけいってもマイナス。とはいえ外国籍選手の枠はオーバーしているので、戦力となる日本人選手を見つけてこれるかどうか。 ちなみに今夏、Jリーグから海外移籍した選手は10人以上いるらしいが、移籍金を1億以上残していったのは安部だけとのこと。安く買い叩かれている印象しかないが、選手にとっては海外が身近になり、契約にも海外移籍可の条件を選手の方からつけてくるようなので引き留めるのは難しい。 立場が違うだけだが、J2のクラブも同じような想いを抱いてきたんだろうなあと、しみじみ感じる。時代の流れに乗ったチームプランを練っていかないといけない。 メルカリの件はまた今度、まとめられたら。