2019年8月以降の新ルール

2019年8月以降、Jリーグでは8月2日の21節からいくつかの新ルールが適用されている。自分が理解している範囲でまとめてみる。


(1)従来のコイントスは勝った方が「攻めるコートを選べる」だったが、「前半のキックオフも選べる」ということになった。キックオフを選んだ場合、負けた方がコートを選べる。というか自分は今までこれだと思っていた。


(2)ベンチ入りスタッフにもイエロー、レッドカードが提示される。暴言など誰のものかわからない場合は「より上級のコーチ」が処分を受けることに。累積などの仕組みは不明。


(3)自陣でのゴールキック、フリーキックをエリア内で受けてもいい。攻撃側の選手がエリア内にいてもリスタートが可能。


(4)交代時は最も近いラインから退場。


(5)セットプレーの壁を3人以上で作った場合、攻撃側は壁から1メートル以上離れないといけない。


(6)主審にボールが当たった場合、今まではそのままプレー続行だったが、「得点機会に繋がる」「そのままゴールに入る」「ボールを保持するチームが変わる」などのケースはドロップボールでの再開になる(可能性がある)。


(7)PK時におけるGKのファウルの明確化。具体的に言えば、今までもキッカーのキック前に、キーパーはゴールラインより前に出てはいけなかったが、改正後は「片足だけ残していたら反則にならない」となった。


(8)ハンド基準の明確化。「反則」「通常は反則」「通常は反則ではない」と分類され、それぞれ具体的なケースが記されている。全てを列記出来ないが、得点機会に繋がった場合はハンドになるということらしいがよくわからない。だいたい主審の判断というのは変わらないようだ。


(飲水タイム)ルールではないが「飲水タイム」は60秒以内、クーリングブレイクは90秒以上3分以内ということらしい。初めて知ったので一緒に書いておく。


5については湘南戦で壁の前に両膝をついて、目隠しで2人選手を入れていたが、足のつま先は1メートル離れていないように見えたが・・。基準は胸の位置とか? DAZN越しなので離れていたのかもしれないが、これも正確に距離を測るわけではないかもしれない。


厳密に言えばスローインの位置とかもアバウトだし。


7についてはFC東京対仙台で早速適用されていた。そもそもこのPKはシマオ・マテが永井にほんの少し触れただけで大袈裟に永井が倒れ、シュミレーションでもおかしくない感じだったが、普通にPK獲得。ああいうスピードタイプは突っ込んで倒れるとファウルを貰いやすい。


PKではキッカー蹴る瞬間に、キーパーの足が片足でもラインに残っていればセーフだが、両足がはみ出ているとキーパーの反則。今までは「なんとなく」で判定されていたが、基準が明確になった。


ディエド・オリヴェイラのイライラする小刻みなフェイントからのキックで、スウォビィクがわずかにラインより前に出てしまい、キャッチして防いだもののやり直し。それを決められた。


その際にスウォビィクにイエローが出ていたが、これはキッカーが手前でフェイクを何回も入れ直して(足を振りにいって止めたらダメ)蹴ったら、つられてキーパーが前に出てしまうんでない?


そのたびにイエローを貰っていたら、何回も続けてやられればキーパーが簡単に退場になってしまうような気がする。蹴り直しはともかく、イエローは厳しいのではという印象。


キッカー側にも立ち止まるフェイントとかは、「止まるのはオッケーだが体が後ろに戻ってしまったらアウト」みたいな制限をつけないと、とめどなくキッカー有利になってしまうと思うがいかに。


6については大分戦で鹿島のボールが主審に当たってドロップボールになったが、鹿島→鹿島だったようだが見直していないので確信がない。どの項目に当てはまってなかった気がするが、大分→鹿島で保持するチームが変わっていたかもしれない。


以上、自分が確認している範囲の情報。PKの項目が一番ダイレクトに影響すると思われる。

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