平戸がFC町田ゼルビアに完全移籍
平戸がFC町田ゼルビアに完全移籍。
残念というか、本人にとってはこの方が良かったというか。
今や貴重な鹿島ユース育ちの生粋な鹿島っ子。出場機会がなく、昨年はFC町田ゼルビアにレンタル移籍。アシストを決めまくって大活躍し、いざ鹿島で花を咲かさんと凱旋してきたわけだが、最初の頃に見事なアシストを決めた以降はさっぱりだった。
慣れないというかやったことのない?右サイドバックをやったりと、本職での出場はあまりなかったが、2列目で起用された時も、大きな期待がかかったプレースキックでも存在感を示せなかった。
これだけ怪我人が出て層が薄くなった今でさえベンチに入るのがやっとという状況では、せっかく昨年掴みかけたものもあるだろうにリセットされてしまうだろう。
レンタル移籍ではなく完全移籍になったのも、本人の希望かクラブの配慮かわからないが、すっきり気持ちを切り替えてリスタートするにはいい決断だったと思う。
ユース選手なので頑張って欲しかったが、結果が出せなかった以上仕方ない。FC町田ゼルビアからは当然歓迎されるだろうし、チームの中心として起用されるだろう。鹿島に帰って来る可能性は低いと思うが、存分やって欲しい。
ただ、個人的なことを言うと、J2は今年こそは地元の京都サンガに昇格して欲しいので、ほどほどでよろしく。
これで完全移籍で出て行ったのが安西、安部、鈴木、平戸、レンタルで金森。加入が小泉と、特別指定から変わっただけの上田で、単純に選手の数だけいってもマイナス。とはいえ外国籍選手の枠はオーバーしているので、戦力となる日本人選手を見つけてこれるかどうか。
ちなみに今夏、Jリーグから海外移籍した選手は10人以上いるらしいが、移籍金を1億以上残していったのは安部だけとのこと。安く買い叩かれている印象しかないが、選手にとっては海外が身近になり、契約にも海外移籍可の条件を選手の方からつけてくるようなので引き留めるのは難しい。
立場が違うだけだが、J2のクラブも同じような想いを抱いてきたんだろうなあと、しみじみ感じる。時代の流れに乗ったチームプランを練っていかないといけない。
メルカリの件はまた今度、まとめられたら。