2019リーグ戦は3位で終了

残り5節で首位に立ち、自力で優勝を決められるチャンスがありながら失速。最終順位は3位で終了。


ここ3年で2位、3位、3位は立派と言えば立派な成績だろうが、それで満足するかどうかは個人個人だろう。


ちなみに個人的には欲張りと言われようが、優勝して欲しかったので満足していない。


永木や三竿らははっきり悔しいと口にしていてその思いも伝わって来るのだが、終盤になるにつれ勢いを失っていった伊藤や白崎、名古、上田らはどのくらいそういう感情を持っているのだろうか。


内田のコメントは大人の対応であり、冷静ではあるものの、キャプテンとしてチームを引っ張って行くという意味においては物足りない。大岩も攻めるより守りが主で、こういう采配は残留を目指すクラブの方が存分に力を発揮出来るでのはないだろうか。


監督とキャプテンがこういうタイプなのだから、チームから覇気がなくなっても仕方ない。


優勝はマリノス。7連勝締めで終わってみれば鹿島とは勝ち点差7。一気に突き離された。MVPに選ばれた仲川を始めとして、どの選手にも勢いがあった。


「攻撃する」という意志を持ち、最初から最後まで引かずに攻めまくった。運動量も圧倒していて、観ても楽しい結果も楽しいというサポにはたまらないシーズンだっただろう。


鹿島は常に優勝を求められ、ACLの出場をずっとキープしたいと考えていて失うものも多く、優勝だけを目指して突き進んで来たマリノスとは立場が違うとは言える。


それを思うと、やはり失う覚悟を持ってでも上を目指さないと、得るものもないのではないだろうか。今季、天皇杯が残り2つある。(注:最初に勝てば)。攻めてタイトルを獲るという姿勢を見せたい。


ちなみにユースはプレミアリーグから降格になった模様。勝ち点で並んでいたが得点が足りず、10クラブ中9位の得点。スキャンダルを起こした云々は別にしても、トップでもユースでも結果を残せていないコーチは解任して出直すべきかと思う。


来年に向けて他のクラブはオフに入り、人事のニュースも色々とあるだろう。


しかし、天皇杯が残っている鹿島としては21日に準決勝と、そこを勝って決勝まで行くと来年の元日に決勝戦を戦うことになる。


ACLもプレーオフなら1月下旬から、本戦からでも2月上旬なのでほぼ休みがなくなる。監督交代になれば(嬉しい!)チームを作る時間もないし、選手の入れ替えにしても時間がない。


天皇杯は勿論獲りたいタイトルではあるが、この日程だけはどうにも不公平感があるというか、チームにかかる負担がかなり大きいと思っている。


協会の方で調整が出来ない以上、たとえばACL本戦から出場になれば、チームを半分に分けてオフを与える組と、そのメンバーが帰って来た時にそれまでのメンバーを1ヶ月くらい変則的に休ませるとか、そのくらい管理していかないと今年と同じようなボロボロのコンディションになるのではないかと危惧している。


契約終了などを言い渡すにしても残り試合があるのでモチベーションにもかかわるし、編成にも影響してくる。元日決戦は夢があっていいのだが、オフとか編成とか考えると諸手を上げて喜べないというのが実情かな。

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