ベテラン、主力、若手の役割
チーム編成をベテラン、主力、若手にわけてみる。各選手層の定義はざっくり以下の通り。
【ベテラン】
やや旬が過ぎて動きは落ちたが、経験でカバー。チームに落ち着きをもたらし、クラブの財産を伝えてくれる役割も持つ。
【主力】
脂の乗っている年代で、サッカー選手として一番いい時期。メインプレーヤーとしてチームの中核を成す。
【若手】
技術、経験はまだ拙いが、勢いがありチームに活性をもたらす。可能性を感じさせ、将来のチームの行く末を決める。
とまあこんな感じ。細かく言うとサブプレーヤー(切り札・ジョーカー)とか、育成枠、その他もあるが、大雑把に3つにわけて考えると、キーパーを除くフィールドプレーヤー10人のバランスとしては、ベテランが2~3人、若手が2~3人、主力が5人くらいの編成がいい。
若手が多いと勢いはあるが行き当たりばったりの展開になる可能性もあり、逆にベテランが多いと勢いがなくジリ貧な感じになる。
若手で勢いを与え、ベテランがフォロー、主力がチームを回すというのが一番それぞれの力を出し合えて強くなるんじゃないかと思う。
今の鹿島でわけるとこうなる↓(当社調べ)。
【ベテラン】
内田、山本、レオシルバ、遠藤、伊藤、永木
【主力】
奈良、永戸、広瀬、伊東、犬飼、土居、ファン・アラーノ、和泉、セルジーニョ、三竿、白崎、小泉、エヴェラウド
【若手】
杉岡、ブエノ、町田、関川、佐々木、荒木、松村、名古、染野、上田
(以上、キーパーを除く)
こうしてわけてみると、案外、ベテラン頼みというわけでもない。理想とする編成に近い感じなのだが、何故あそこまで勢いがなかったのだろうか・・。
まあ、いなくなった人のことを悪く言うのもアレだが、監督の指示だったんだろうな。とにかくボール保持、困ったらサイドからだったから。
ザーゴのスタイルは全然わからないが、若手を積極的に起用して勢いのあるチームにして欲しい。「1点取られたら負け」とか「今日は点入るかな」という心配をゲーム前からしなくていいように、観るのが待ち遠しくなるようなチームを希望。
今日、新体制も発表になっていて、今年のスローガンは「みせる」。「かわる」で全然変わらなかった逆実績はあるが、スローガン通りになればいい。
とはいえザーゴになってから非公開練習が増えたと聞くが、色々とツッコまれないかね!
オラ、ワクワクすっぞと毎回言いたくなるような一年であればいいと思う。