リモートマッチ(正式名称?)のプロ野球はそれなりにいいカンジ
「無観客」改め、「リモートマッチ」となった名称だが、プロ野球では普通に無観客と呼ばれていたような。
そのプロ野球がこの前の金曜に開幕した。
練習試合の時は寂しい雰囲気でやっていたのでどうなるかと思っていたが、そうでもなかった。
通常時はベンチからの声だけが飛ぶ静かな環境だが、チャンスになると本拠地のチームの、過去の応援から抜粋したチャンステーマが場内に流れる。場内ビジョンにはツイッター(?)と連携して、ファンの応援の声が文字で映し出される。
サッカーも音声を流すことを検討しているらしいが、これはアタリだと思う。少なくともテレビで観ているぶんには無観客の寂しさは感じないし、いつものように楽しんで観れた。
まあ、野球はチャンスになる場面がはっきりとわかるし(ランナーが溜まるので)、音声も流し易いので比較するには早いかもしれないが、サッカーも音声を流すとなれば、無観客による大きな影響はないように感じる。
やっている選手も目の前のボールに集中すれば、観客がいるとかいないとか関係なしに力を出せるのではないだろうか。選手たちからは、開幕を待ち焦がれていたのがわかる熱気が伝わって来た。
始まる前にはベンチの選手は大声を出さないようにとか、ベンチ内もソーシャルディスタンスを取るために離れて座り、なんならカメラマンとかが入る場所に待機するとか言われていたが、ベンチは特にそういう場面はなかった。
スタッフにはマスクしている人もいたが、監督やコーチはしていない人がほとんどで、このへんはチーム一丸でやっているから一蓮托生といった感じだろうか。
ハイタッチだけは遠慮してやっていなかったが、ボールとかも皆が触るし、そこだけナシにしても意味はないんじゃないのかなとは思うが・・。
無観客がどうのこうのというが、テレビで観るぶんには工夫次第でなんとでもなるように感じた。運営する側の収入的には大問題なのはさておき、スポーツが帰って来たなと感じるプロ野球の開幕。
今後、色々と問題は起こるかもしれないが、乗り越えて、継続してシーズンをやり切って欲しいなと思う。
サッカーの開幕ももうすぐだね。