2勤1休のススメ
来週に再開するJ1リーグ戦。先陣を切ってJ2とJ3は今日から再開されるが、こっちは京都の試合を観れたら観るという感じで話はJ1。
鹿島も練習試合を完全非公開にして実戦モードに入って来ているようだが、今の段階で隠すことに意味があるのか、それとも今だからこそ隠した方がいいのか・・。
川崎は小細工で勝てる相手ではないので非公開のメリットはあまりないようには思うが、空気が引き締まるならそれでもいい。
今年に入ってからは公式戦で勝っていないので、試合を観るまでは期待が出来ない状態でいる。まあ、観てからもっと絶望する可能性もあるわけだが、中断前よりはマシになっているだろうか。
連戦になることは決まっていて、こういう時によく言われるのが「誰が出ても○○(チーム名)」という言葉なのだが、これについては個人的にちょっと違うかなと感じている。
誰が出ても機能するシステム、という意味では望ましいことなのだろうが、本当に「誰が出ても一緒」なら結局ワンパターンになるし、複数の選手を揃えているメリットもない。
なので希望としては選手ごとのシステムがあって「変幻自在」と言われるような戦い方になれば、相手にも対策されないし、壁にブチ当たった時に乗り越えるきっかけにもなると思う。
とはいえ、そういうのはまず基本が出来てからなので、「誰が出ても」というところから目指すのが正しい道なのだろうか。
そうなると選手の疲労を軽減することがまず第一で、交代5人枠を有効に使うのは勿論のこと、「2勤1休」の働き方改革をオススメする。
やるなら2チームに分けて、と前に書いたことがあるが、それはあまりにも現実的ではないので、やれる範囲で考えてこの結論に辿り着いた。
2試合やったら次の試合はベンチ入りもアウェー帯同もせず、リカバリーに専念する。ポジションごとに3つのグループに分けて組み立てれば、うまく回していけるのではないだろうか。
時折、強度の足りない組み合わせになることもあるかもしれないが、そこは「誰が出ても」という部分にかかってくるわけで、オートマティックに試合を進められるようになればそこまで穴にはならないと思う。多分。
勿論、怪我人やもしも新型コロナ感染が出たりなどで想定通りにいかないとは思うが、基本の考え方としては「休み」を入れるところを最初から考えておくということ。
シーズン終盤の勢いだけで流れ込む場合はともかく、1シーズンを戦うことを念頭に置いた場合、疲労で動けなくなるのはデメリット。このへんは腹を括って起用して欲しい。
ザーゴの運用、采配に注目。
あと、今季の順位決定についての件で前回書き忘れていたのだが、勝ち点と得失点差が並んだ場合、①の項目には「消化試合が少ない方が上位」というのを追加しておいたらいいのでは、と思った。
全試合消化を前提にしているからこの項目がなかったのかと思われるが、今季は全試合の75パーセント以上、全クラブの50パーセント以上が消化されれば成立するので、そうなると消化試合数が少ないほど不利になる。この項目は必要かと。
ただ、協会はなんとしてでも試合を成立させていく方向のようなので、未消化の試合が残ることはないのかもしれない。
賞金もリーグ、ルヴァンカップ共に軒並み半額。天皇杯は1億5000万円→1億円、2位5000万円→3000万円、3位2000万円→1000万円と3分の2から半額くらいの減額。運営も色々と追加費用もかかっているし、減収も確実だし仕方ないかな。
理念強化配分金については秋頃まで協議をするとのことなので、まだ更に減る可能性はあるかもしれない。
有利不利を全て呑み込んだうえで開催される今季リーグなので、これはコロナ関連に回すか、均等に全クラブに分ける方がいいかと思うが、そこらへんも加えて協議されることだろう。資金面については、皆で支え合うシーズンになればいいなと思っている。