2021年第101回天皇杯3回戦、栃木戦(スコアのみの感想)
スカパーで放送しているのは知っていたが、例によってこの1試合のためだけに契約するのも割高なので見送り。スコアのみで応援し、後から公式YouTubeのダイジェストで確認する。
日曜にリーグ戦があるとはいえ、ターンオーバーするほど日程が詰まっているわけでもないのでフルメンバー。
相変わらず相馬はピトゥカとレオシルバのボランチコンビを崩す気はないようで、仮にうまくいったとしてレオシルバは来年も契約延長するつもりだろうか。このコンビでは最高に完成されても「今」があるだけで「未来」はないと思うが。尚、完成する気配はない。
掲示板の雰囲気も追いながらスコアを眺めていると、栃木にいきなりシュートを2本打たれていた。大丈夫かと思ったが、終わってみれば相手のシュートはこの2本だけだったみたいで、崩されたようでもなさそう。
しかし、そのぶんかなり堅く守られて何も出来ずという様子。エヴェラウドを中心にシュートを打って反撃してくものの、有効な手立てがないという感じだった。
実際観ていないのでどういう状況かは不明だが、なんとなく想像はつく。サイドバックとサイドハーフの連携が取れていないとか、レオシルバのミスが多いとか、土居が消えているとか。あとは両サイドからのクロスの精度が悪いとかもあった。
掲示板の情報なのでバイアスがかかっているぶんを引くとしても、なんというか見慣れた風景がそこにはあったようだ。
後半になっても得点出来ず、交代も遅くてこのままだと先に点を取られると負けるかもなあと身構えていたら、エヴェラウドが決めてようやく均衡を破ってくれた。
リーグ戦でも得点出来たし、やっと調子が戻って来たのだろうか。だとしても相当遅過ぎるし、調子が上がったところでまた日程が空くのだが・・。上田と競合しないうちにゴール量産体制に入っていて欲しいが、上田が戻ったらどうするつもりなのだろう。
点を取ってからは鹿島のペースだったようで、カイキにも出場機会が。エヴェラウドが加点した後のアディショナルタイムにダメ押しゴールで初得点を挙げた。ゴールは喜ばしいことだが、これでまた相馬の選択肢が増えて、かえって迷走しないだろうか。
アラーノも良かったらしいし、相馬までもブラジル人縛りになっていくと困るのだが。
途中まで苦しんだが失点せずに粘り、先制してからはトドメを差してと展開だけ見れば問題はない。まあ、観ていたら文句の方が多い試合になっていたと思う。
無事に勝ち上がって次は長崎と対戦。また札幌とやるのかと少々飽きていたので長崎になったのは良かったが、長崎も簡単には勝たせてくれないだろうし、引れた相手の対策は練り上げて欲しい。もうずっとこの課題が残っているが。
左サイドバックは杉岡推しなので出場機会が増えて嬉しいが、こうなるとベンチにも入っていない永戸はどうしたのだろうかとか、永木がすっかり外されてしまったりこととか、小泉の機動力・スタミナを活かせないのは勿体ないとか色々ある。
最適解を見つけ出し、引いた相手からも得点を奪って引き分けを勝ちに出来るようなチーム作りをして欲しいと願う。
(以下、個人的まとめ)
【2021第101回 3回戦 7/7(水)】(カンセキスタジアムとちぎ 19:03KickOff/4,442人/曇)
【スコア】栃木 0-3 鹿島 (前0-0 後0-3) (S 2-13)
【主審】(主審)飯田淳平、平間亮、桜井大介
【得点】
(鹿)後35分 常本↑エヴェラウド 3H
(鹿)後45分 アラーノ→エヴェラウド 4右
(鹿)後45+2分 ピトゥカ→アルトゥールカイキ 1右
【警告】
(鹿)レオシルバ1(後15分)、三竿1(後45+4分)
(栃)西谷1(前30分)、矢野1(後41分)
【出場】
GK 沖
DF 常本 林 犬飼 杉岡
MF ディエゴピトゥカ cレオシルバ→87三竿c 和泉→69ファンアラーノ 白崎→69松村
FW エヴェラウド 土居→86アルトゥールカイキ
【サブ】早川 関川 小泉 三竿 ファンアラーノ 松村 アルトゥールカイキ
【監督】相馬直樹
【MyMVP】エヴェラウド(1)
【スカパー】-