大迫の去就は?

大迫が、所属している来年夏まで契約の残っているブレーメンでの退団を決意し、近日中に移籍の発表があるとか。


その移籍先は神戸でほぼ決まりのような感じで書かれている。もしこれが本当だとしたら大迫まで・・。


昌子の復帰をタイミングを逃して獲得出来ず、鹿島イズムを継承する力を失ったとずっと感じている。その時に獲得した奈良をレンタルで出しているあたりドタバタ感というか、昨今の編成に疑問符ばかりを抱くが、大迫は逃したらダメだろう。


大迫の気持ちは鹿島にあって欲しいと思っているが、ネックになるのは移籍金と年俸だろうか。プロなので勿論それも大事。批判するつもりはない。しかし神戸は武藤を獲得すると報道されたばかりだが、ダブル獲りに動くのだろうか。


いくらでもお金のある神戸と違って、現在年間赤字が続く鹿島に資金的な余裕がないのはわかるが、正直、外国籍選手を半分切ってでも捻出して戻して欲しい。こういう時こそメルカリの出番なのでは?


スンテは今季でほぼ契約満了だろうし、レオシルバも順当なら契約満了で新潟に行くと言っていた。(まさかこの年齢で延長のオファーは出さないで欲しいが)。


アラーノもどうしても必要というほどのピースでもなし、現状、ピトゥカ、エヴェラウド、カイキ(お試し期間中)、ブエノだけでやっていけると思われる。


噂ではあれだけ高い移籍金を払って獲得した杉岡も、移籍元の湘南にレンタルに出すとかいう意味不明な、というか編成の大失敗を暴露するような噂話もあるが、整理していく人員を増やせば都合はつくはず。


上田の成長が、とか言っていたらコケた時にどうしようもなくなる。


上田に関しては手放しで絶賛するファンが多いのも承知ながら、個人的にはそこまで評価は高くない。ストライカーらしいという魅力はあれど、決定機も良く外すしポストプレーもあまり得意ではない。守備もサボりがちで運動量もない。


オリンピックのスペイン戦は、さすがにあれだけ前線で守備もせずに歩いていたらダメだろう。裏抜けを狙っていたと擁護する向きもあるが、スプリント数がゼロとかいう話もあったし、得点出来なかった以上叩かれても仕方ない。


そのうえ怪我も多いし、大迫が戻れば大半の悩みが解決し、土居をトップで使うストレスもなくなる。エヴェラウドも自分の仕事に専念し、アシストもしてくれる大迫が相方になると相乗効果も期待出来るかと。


どう考えても今後にはプラスしかない。鹿島に今足りていないFWとCBという、まさに大迫と昌子が戻っていれば・・と地団太を踏まなくてもいいように誠意を込めて動いて欲しい。静観しているとは思わないが、ここは鹿島というクラブの底力を見せて欲しいところ。


これで大迫も帰って来ないようであれば、柴崎も期待薄だろうし、鈴木もどうだかということになる。そうなったらいよいよ鹿島は大手に有望な若手を供給するだけの腰掛けクラブになり、よそからレギュラー未満の選手を引き抜いてチーム力を辛うじて維持するチームになりかねない。


自分が鹿島というクラブを好きなのは色々あるが、ファミリー感というか一体感というか、離れていてもチームという絆の強さを感じていたからでもある。


大迫の去就には大いに注目している。

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