4億円は無理!

大迫が神戸に完全移籍で加入決定。


鹿島の伝統を継承するためにもなにがなんでも、年棒2億円でも無理して積んででも獲得するべし!と意気込んでいた自分が恥ずかしい・・というか、しらーっと冷めてしまった。


さすがに4億円(推定)の3年半契約は鹿島には無理。メルカリが無理してお金を出してくれたとしても、総額14億円はチーム内のマネーバランスが崩れてしまう。


古橋を5億円だか7億円だかで売って商売上手だなあと思いきや、武藤も獲得して更に外国人FWも獲得してとお金の使い方がハンパない。


イニエスタに32億円(現在は減額)払うくらいだから神戸にとって4億円は「はした金」かもしれないが、Jリーグのどのクラブもマネーゲームになったら勝ち目がない。ポドルスキの年棒6億円で騒いでたのはなんだったんだってくらい。


浦和もかなりの大型補強を敢行しているが、完全にかすんでしまっている。


鹿島が杉岡、和泉、奈良、永戸、エヴェラウド、アラーノらを続々と獲得した時も他からは同じように思われていたかもしれないが、結局、エヴェラウドが初年度に得点王を獲ったくらいで、ちゃんとした戦力に誰一人としてなってないんだなあ・・。


大迫に関しては海外に行っても「鹿島の選手」として認識していたが、これでもうヨソの人という意識かな。鹿島のクラブハウスに顔を出すこともないだろう。


契約が満了する3年半後には34~35歳で、その頃になって戻って来たとしても戦力としてはどうだかというところだし、鹿島で活躍してくれることはもうないかと。


4億円も出されてお金の面でこれからも勝ち目がなくなった以上、柴崎や植田、鈴木、カイキが戻って来るセンも薄い。


勿論、選手の人生だしお金は大事なのでどうしようもないが、やり切れない思いがする。大迫も「ここからもう一段階自分を成長させるため」とか、おためごかしは言わないで、「かなりいい条件のオファーを頂けましたので受けました」とかハッキリ言って欲しかった。


といってもこれも鹿島から見た目線であり、もっと低い予算でやっているクラブからすれば似たようなものかもしれないし、弱肉強食とはこのことかと。


これだけの大差で条件面の違いをつけられた以上、大迫についてはもう吹っ切れた。せめて意地でも神戸には負けて欲しくないが、天皇杯を機前良くプレゼントしたことといい、ここ最近の鹿島は不甲斐ないもので・・。


安西はよく鹿島に戻って来てくれたかと。余り気味の左サイドバックという点が微妙なところでもあるが、能力は代表級なので是非とも鹿島に喝を入れて貰いたい。


年俸で太刀打ち出来ない以上、鹿島を選んでくれた選手には、これまで以上の感謝の気持ちをもって接していかなければいけないと強く感じました。まる。

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