新監督にレネ・ヴァイラー氏就任
空白になっていた新監督がオフィシャル</a>にて発表された。
先に報道されていた通りにスイス人のレネ・ヴァイラー氏が就任。一応合意に達したということなのでここから白紙になることはないと思うが、早いうちに決まってまずは良かった。
どのくらいの能力を持っているのかはまったくわからないが、ゴタゴタ長引いて来日も遅れてとなれば間違いなく出遅れるし、とにかく歩き出せたのが明るい材料。
あとはコロナ関連で入国がどうなるかだが、年内のうちから来日するくらいのスケジュールで動いてくれないかなあと思っている。年明けの鹿島神宮参拝に一緒に行くくらいの気落ちを見せてくれれば、こちらとしてもテンションが上がるのだが。
鹿島としての具体的な来季スタートはACLの権利を取れるかどうかで変わってくるので、少しばかり予定が立てにくい状況のうえに、代表に上田と荒木が選ばれてしまって万全の体勢からは始められない気はするが、そこらへんはうまくやって欲しい。
監督としての指導歴を見れば、2009年スタートでスイスやドイツ、ベルギー、エジプトなどで指揮を執っている。
2016-17シーズンにベルギーリーグ優勝、ベルギースーパーカップ優勝、2019-20シーズンにエジプトプレミアリーグ優勝、エジプトスーパーカップ優勝。
海外サッカーに疎いのでそれがどれほどの功績かはわからないが、優勝経験があるというのは強みかと思う。しかもリーグとカップ戦を同時に獲得しているということは、どちらの戦い方も出来ると言えそうで心強い。
まあ、実際やってみて連敗しまくって序盤に優勝争いから脱落なんてことになったら、また愚痴ばかりこぼす日々になってしまうのだが・・。
少なくとも先につながるような戦い方をしてくれれば来年もタイトルを逃したとしても「イケる!」と思えるし、面白味のないうえに負けっぱなしで進展も見えないとなれば非難もされよう。
正直なところいきなり一年で川崎を倒して優勝するような変貌はないとは思うが、始まらないうちは夢だけはあってもいい。まだ来年の勝ち点は皆横並びで、暫定1位だからな!
監督が決まって、次はメンバー編成が始まる。元々決まっていただろう移籍組の去就は変わらないだろうが、どっちか迷っていた選手は来るにせよ去るにせよ、監督の方針と合うかも判断材料になるだろう。
どういうサッカーをするのかわからないので誰が合うかもわからないが、幅を持たせられるように色んな能力を持った選手を手元に残しておきたい。そういう意味ではハードワーク出来る小泉が去り、永木まで出て行くようなことはマイナスでしかないのだが。
広瀬なんかも相馬は使わなかったが、攻撃面では常本よりも上だし使い方次第だと思う。白崎や垣田も帰って来て欲しいし、サブに回っていた選手たちがレギュラー争いに食い込んでくれればもっと楽しみ。
ブラジル人優遇はなくなるはずだと思うので、正当なレギュラー争いになってチームが活性化することを願う。
新外国人も監督の意向に沿った選手を連れて来られるといいね。