2022第30節鳥栖(アウェー)戦

 また引き分け。12勝11分7敗で、勝ち数に引き分けが並びつつある。


序盤はボールが回って展開も早くて観ていて楽しいゲームだった。それがまたもや20分程度で失速し、相手にペースを渡してからは防戦一方。


そんななかスローインから樋口が抜かれ、中央にズバッと入ってから浮き球で軽く抜かれ、関川が尻もちをついてあっさり先制点を許す。関川はいつか頼れるディフェンダーになるのだろうか。今シーズン結構な試合時間を貰っているのに一向に成長しない。これも前に書いた気がする。


そして、審判。前半は少々のファウルもまったく関知せずで流しまくっていたのに、終了間際になって急に自己主張し出してゲームをブッ壊した。


そもそも空中戦で競り合って相手の顔に肘が入ったら、問答無用でカードじゃなかったのか? 鈴木やエヴェラウドはカード貰いまくってるぞ。


終盤にジエゴは関川に一発と、広瀬に一発でどっちもカードの対象だったと思う。キレた名古が小突いて倒れ、名古にカード。差し引き3枚くらいこの短時間で損した。


樋口のシュートは相手に触ってコーナーかどうか微妙だったが、それまでの積み重ねで審判に対する信用もないのだろう。ただただ酷いジャッジで下手くそという感想。


しかし、ヒートアップした岩政やベンチの面々も、気持ちはわかるが得点を取りにいかないといけないアディショナルタイムに、あれだけ抗議して時間を使うとか何を考えているのやら。


ピッチの中の熱さと、勝って欲しいからとにかく呑み込んで早く始めて点を取りに行ってくれ、という外から応援している熱量とでは随分と温度差を感じる。


全体的な守備は整備されているかどうか素人にはわからないし、攻撃にも再現性がなく、偶然うまくいく時があるという印象。


フリーマンの鈴木が疲れなのか、どこか痛めているのかキレがなく、ミスも多くて組み立てられないように見えるが、ここまで鈴木に全部任せてきたツケが来たのか。本人もストレスを溜めているようで、熱いのはいいが周りと気持ちが離れてはいっていないだろうか。


同点に追いついたのはピトゥカが相手を一人はがしてから外の広瀬に出し、柔らかいクロスをファーで待っていたカイキがヘディングで合わせ、相手に当たるラッキーもあってゴールになった。9得点目となり、出て行った上田にもう少しで並ぶ。


ここから鹿島の時間もあったのだが決められず、鳥栖にもチャンスがあったが早川がいくつかしのぎ、結果的に最後は池内主審の快演も合わさってかなり後味の悪いドロー決着。


早川は反応が早くて危ないシュートを2本は止めた。キックはバラつきがあったが沖と比べても遜色はなく、後ろから長く蹴るだけではなく周りを見て中央につけたりとか出来ているので、とんでもないミスをしない限りこれからも起用していいのではないだろうか。


名古も前回は良く見えなかったが、今回は仲間と合わせて攻撃に力を与えていた。


問題なのはエヴェラウドと土居。他にメンバーがいないのも確かだが、使わないといけない決まりでもあるのかというくらいパフォーマンスと起用時間がマッチしていない。体感では両者ともに0.5人分くらいしか働いていないので、自ら交代で数的不利を作っているとも言える。


交代で出て来た途端に観ている方の気持ちが冷めるというのは、サポーターとは言えないのだろうか。出来れば結果でこちらを黙らせて欲しい。


広瀬も体力的に90分持たず、もっと早めに交代すべきなのだが小田は信用されていないのか投入を見送られるし、実際プレーでも貢献出来ていない。


荒木もシステム的には一番力を発揮出来るトップ下というか前目の中央。なのに結果が出ない。消えている時間が多いし、決定的チャンスも決められず。試合勘なのか怪我の影響なのか。一年目の輝きは戻るのだろうか。


チームを勝たせられない監督も悪いとは思うが選手層も薄い。関川を下げてもミンテやブエノだし、サイドバックも小田が現状最上位。


FWもエヴェラウドかエレケあるいは土居という状況で、もういっそのこと使えるフィールドプレーヤーを12人くらいに絞って交代枠も2枚程度でやった方が強度も下がらないのでは。


リーグ戦での3位フィニッシュは随分と難しい状況になり、あとは天皇杯を獲れるかどうかだけ。甲府とおそらく広島。この2試合だけ勝てれば、来年への希望にもなるし、今年のグダグダ感を払拭出来る。


何がなんでもこの2試合だけは勝つ、という気持ちを今から注入し、そのための練習に特化して形を作って欲しい。


(以下、個人的まとめ)

【2022第30節 9/16(金)】(駅前不動産スタジアム 19:03KickOff鳥栖/8,572人/晴)

【スコア】鳥栖 1-1 鹿島 (前1-0 後0-1) (S 14-6)

【主審】(主審)池内明彦、和角敏之、淺田武士、(VAR)松尾一、吉田哲朗

【得点】

(鳥)前34分 福田→宮代 6左

(鹿)後14分 広瀬↑アルトゥールカイキ 9左

【警告】

(鹿)名古1(後45+3分)、岩政2(後45+8分)

(鳥)長沼3(前44分)、ファンソッコ4(後20分)、パクゴヌ1(後44分)

【出場】

GK 早川

DF 広瀬→45+3小田 関川 三竿 安西

MF 和泉→46名古 ディエゴピトゥカ 樋口

FW 荒木→46仲間 アルトゥールカイキ→75エヴェラウド c鈴木→82土居c

【サブ】クォンスンテ 小田 キムミンテ 名古 仲間 土居 エヴェラウド

【監督】岩政大樹

【MyMVP】-

【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)

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