2022第32節磐田(アウェー)戦

岩政の来季続投が決定、と報知新聞にはあったがオフィシャルではまだ正式発表されていないみたい。代わりに土居が筋肉系で6週間の離脱とあったが実質今季終了となる。


来季続投か・・。今季の残り試合を観てから総合的に判断した方がいいのじゃないだろうか。上田が抜けた後とはいえ、監督交代後ここまで10戦2勝5分3敗。内容も向上しているように見えないし、先があるようには見えないのだが大丈夫かね。


来季も途中で解任とかなったらそれこそ終わる。かといって最後まで託して、名波で降格してしまった磐田のようになってはどうしようもない。これだけ引いた相手に勝てない鹿島がJ2に落ちたら上がれないと思う。


天皇杯の敗戦後にサポと揉めた岩政は、サポーターに「覚悟がなかったらサポーターやめろよ」と言ったとか。監督が言うことかね。「クラブ史に残る大失態」ともしつつも、責任を取るとは口にせず、何故かチームに口を出していないはずの小泉社長が謝罪していた。


勝つのも負けるのもみんなのものというのは感情の話であって、サポーターがネット投票でスタメンや戦術を決めるわけでもなし、敗戦は全て監督・選手の責任だと思うが、それを言ったら勝つのも監督・選手の責任になるのか。


「オレの応援で鹿島を勝たせるぜ!」といった思いは持っておらず勝ち負けに一喜一憂するだけなので、自分は岩政の言うサポーターではなくただのファンなのかもしれないが、勝ってこそというポリシーを掲げる鹿島だからこそずっと応援しているので、そこを曲げられるとなあ。


今日の試合も序盤から飛ばし、いつもと違ってエレケの落としから樋口のミドルで先制点を挙げたものの、続いて樋口のFKと仲間が決定機で枠を外してからは徐々に磐田ペース。そこからは一方的に攻められて前半だけで3失点。


関川を外してキムミンテを入れれば崩壊するし(三竿の責任も大きかった気がするが)、カイキを下げて和泉や復帰したての常本を入れても支え切れない。チームとしての守備のやり方も全然構築されていないように見えるが。


三竿のハンドは当たってるけど・・。鹿島は腕に当たったら問答無用でPKになるな。早川もデビュー戦が期待の持てる内容だったが、今のところそこがピークといった感じ。


後半、ピトゥカと仲間を下げて中盤に三竿を持って来て、少しだけ守備が改善したのか磐田が守りを意識したのか。立ち上がりはやっぱり威勢のいい鹿島が押し込んで、常本のシュートのこぼれを松村が触って、ファーのエレケが合わせてゴール。


エレケは相手を背負ってのポストプレーや、仲間のゴール未遂のアシストやワンタッチプレーにはいいところがあった。ストライドが広くてルーズボールでもマイボールに出来ていたこともあったし、そこらへんは良かったのだが・・。


ヘディングが苦手と言っていたが、にしても競らなさ過ぎ。10センチくらいしか飛んでなくない!? 競らないで有名な土居キャプテンよりも競らない。ドリブルも仕掛けられないし、PA内で相手DFと1対1なんて、ヨソの外国籍選手VS鹿島DF陣だと1点覚悟ものなのだが。


脚を痛めてアウトしたが、1G1AとFWとしての結果は残し、評価は難しいところ。ヘディングで競ってくれない以上、セットプレーで何も出来ないので微妙。


ゲームは2-3でまた負けるかと思いきや、後半アディショナルタイムに広瀬が相手ともつれながらも粘って出したボールを、エヴェラウドが決めて同点。


その後、両者が勝ち点3を巡ってオープンな展開になり、鹿島もカウンターから逆転出来そうなチャンスがあった。三竿が中央で受けて鈴木に展開し、4対2~3くらいの状況でドリブル、右に松村が開いてフリーだったが、鈴木は自分でシュート。キーパーの正面にいってゴールならず。


鈴木は役割が多過ぎてストレスも溜まっているのか、プレーにキレがない。逆に鈴木がフリーでボールが来なかったら激怒していた気がするが・・。


チーム自体も後半からピトゥカが下がってむしろ安定したような感じになり、ゲーム展開もあるだろうが、どういうやり方が合っているのかわからない。これも岩政が言うように「我慢」なのかもしれないが、もうそこそこの日にちが経っている。


上位の目標もなく、タイトルもなく、降格の心配もない。ほとんどプレシーズンマッチのような残り2戦をどう戦い、どう評価するのか。岩政の続投が本当に決まったのだとしたら、選手のアピールの場、もしくは選手自身が移籍を決断するゲームになるかもしれない。


これで8月の福岡戦から勝った試合を観ていない(天皇杯はスカパーのため)。残り2試合もダゾーンが切れるタイミングなので切ってしまおうかとも考えているので、来年まで勝ち試合は観れないかもしれないなあ。


(以下、個人的まとめ)

【2022第32節 10/8(土)】(ヤマハスタジアム 14:03KickOff鹿島/9,476人/曇)

【スコア】磐田 3-3 鹿島 (前3-1 後0-2) (S 14-12)

【主審】(主審)上田益也、三原純、森川浩次、(VAR)小屋幸栄、唐紙学志

【得点】

(鹿)前10分 エレケ→樋口 2右

(磐)前31分 金子→鈴木 6左

(磐)前33分 山田→金子 3右

(磐)前45+5分 PK杉本 1右

(鹿)後02分 松村→エレケ 1右

(鹿)後45+3分 広瀬→エヴェラウド 5右

【警告】

(鹿)樋口4(後35分)、広瀬4(後45+6分)

(磐)なし

【出場】

GK 早川

DF 常本→61広瀬 キムミンテ 三竿 安西

MF 和泉→61アルトゥールカイキ ディエゴピトゥカ→関川 樋口

FW 仲間→46松村 c鈴木 エレケ→71エヴェラウド

【サブ】沖 広瀬 関川 荒木 アルトゥールカイキ 松村 エヴェラウド

【監督】岩政大樹

【MyMVP】-

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