2023第13節名古屋(ホーム)戦
疑惑のゴール取消に始まり、かなりエキサイトしながらの観戦だったが、同じく樋口の右CKから鈴木が再びヘッドでズドンと決めた時には大声出た。よくやってくれた。MyMVP。
鈴木が主審を睨みつけての無言の抗議。少しでも指が動いていたら異議か反スポーツ行為でカード貰ってただろうけど、気持ちは凄くわかる。よくないとこだけど。なんなら2点目(と言う)さえもオフサイドの可能性とか、いちゃもんつけにきてたしね。
後半は完全にガス欠でロストしまくっていたが、足がつったということで岩政も交代を決意。ここでカイキを投入。単純にFWを下げるからFWを投入という考えだったのだろうか。
個人的にはまだ70分過ぎで早くはあったが、昌子を入れて知念のワントップでもいいと思っていたが、この攻めの手が成功。ロングボール一辺倒になった鹿島だったが、知念の競り落としからカイキの股抜きパス。
1対1を前節に続いて決め切れない知念だったが、ポジションを取り直してこぼれてきたボールを
奪い取って今度は左足でシュート。左上に決まってトドメの2点目(ホントは3点目)になった。
この場面、一度目のシュートに行った知念がランゲリックと接触していて、多分、あれはゴールキーパーが痛がってファウルをアピールしていたらすんなりファウルだったと思われる。
一応VARのチェックも入ったが、56020人の観客の前でさすがに2度もゴール取り消す暴挙は出来なかった模様。差し引きチャラかな・・。というか最初のはDFが転がったらオフェンスファウルになる基準は何?
ルヴァンカップ福岡戦で昌子がスクリーンでブロックされて転がったらノーファウルで、福岡のゴールは認められた。今回のは鈴木がオシリを出したようにも見えたのでそのへんの心証なのか? 納得いかない。勝って文句つけられるから良かったけどね!
無失点を継続していることが集中力をマシマシにしているのか、何度か危ない場面はあったが身体を張ってブロック。特に関川。植田はしっかり後ろで手を組んでいいるが関川はそれを怠ることがあるので、理不尽ハンドPKが怖いのだが、そこを除けば頼りになる。
安西もよく走る。ドリブルからのシュートは惜しかったが、あれはゴロで強く打った方がこぼれ球に味方が詰められるのに。樋口がゴール前までついて行っていた。広瀬をスタメンで出して常本で締めるのも有効。
復帰した佐野もボール奪いまくっていたし、樋口とピトゥカの両方のコンディションが上がってきた。一時はピトゥカはもうダメかと思っていたが全然そんなことなかった。仲間と名古もどんどん良くなっている。
チーム全体に一体感が生まれていて、スタメンもサブも関係なくピッチにいるだけではなくベンチも一緒に戦っている。解説も言っていたが、終了間際の鹿島のベンチは優勝決定戦のような雰囲気だった。交代も当たっている。
早川は気持ちに余裕が出て来たのか前に出ることも増え、パンチングも安定。キックは微妙で、攻撃手段がキーパーからのロングボールのみになったのも含めて見るとボールロストが多かったのだが、無失点でこれていることは自信になるだろう。
4-4-2に戻しただけでこうも変わるのかと驚くしかないが、無暗に前から突っ込むことがなくなったり、行くと決めた時間帯には行くことにしていたり、切り替えを早くして守備に全力で戻ることとか、当たり前のことを当たり前にやれるようになったことが連勝につながっている。
振り向けば降格という順位から一気に巻き返し、2位マリノスに2差の暫定5位。神戸が全然負けなくて詰められないのは厄介だが、折り返しの時までいけばもっと面白いことになっているかな。
いつまで勝ち続けていられるかはわからないが、この一体感を持ったプレーを継続して行って欲しいと願う。
(以下、個人的まとめ)
【2023第13節 5/14(日)】(国立競技場13:35KickOff名古屋/56,020人/曇)
【スコア】鹿島 2-0 名古屋 (前1-0 後1-0) (S 8-9)
【主審】(主審)木村博之、熊谷幸剛、塚田智宏、(VAR)西村雄一、西橋勲
【得点】
(鹿)前29分 CK樋口↑鈴木 7H
(鹿)後39分 知念 4左
【警告】
(鹿)土居1(後22分)、佐野1(後43分)、ディエゴ・ピトゥカ2(後分45+2)
(名)なし
【出場】
GK 早川
DF 広瀬→57常本 植田 関川 安西
MF 樋口 ディエゴ・ピトゥカ
FW c鈴木→73アルトゥール・カイキ 垣田→64知念 名古→64土居c 仲間→57佐野
【サブ】沖 昌子 常本 アルトゥール・カイキ 佐野 土居 知念
【監督】岩政大樹
【MyMVP】鈴木(2)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)