2024ルヴァンカップ1STラウンド2回戦ヴァンラーレ八戸(アウェー)戦
今年からレギュレーションが変わって天皇杯みたいな形になったルヴァンカップ。ACL組が1STラウンド免除になっているので結構な待遇の差を感じる。
予選がなくなってサブメンバーを試す余裕もなくなってしまったなか、ポポヴィッチはサブメンバー主体でスタメンを組んだが、はっきり言って酷かった。土居がもう何も出来ないことはサポは皆わかっているのだが・・。
せめてプレースキックを蹴らせるのだけはやめて欲しいのだが、前半7本もあったCKがひとつもチャンスにならなかった。
ライコ(名前が長すぎて打ち込めないので愛称で。そのうち単語登録する)は前回と今回を見た限りでは何がいいのかさっぱりわからない。パレジはもともとクローザーなのでスタメンは向かないと思っている。
そんなグダグダななかで濃野がイージーミスでボールロストしてシュートを打たれ、早川は1本ファインセーブしたが、こぼれ球を押し込まれてしまった。
須貝もクロスの精度が皆無だったし、スタメン組は主力メンバーに感謝しないといけない。日程が詰まるなかで、まさか主力を休ますことも出来ないとは。
主力を投入した後半に垣田の落としから樋口が左に展開し、安西が見事なシュートを決めて同点。本当なら90分で決着を着けないとダメだったが、延長に持ち込まれ、濃野が2枚目のカードを貰って退場。
しかし、10人になったことでボールが回るようになって、ハイボールを鈴木が競ったこぼれを知念が左足で決めて逆転。ボランチネンの初ゴール。MyMVP。濃野は失点につながるミスをするし退場するしでいいとこなしだった。
主審の先立は色々と不満の残るジャッジだった。濃野の退場は仕方ないにせよ、八戸のエリア内での後ろからの手押しや、随所に見られるヒジ打ちに対して完全スルー。
鈴木が抗議でイエローを貰った場面では、鹿島の選手同士に接触があって倒れたことでプレーを止めてドロップボールでの再開になったのだが、すぐには笛を吹かず、鹿島にボールが渡ってフリーでのカウンターが開始されたタイミングでの笛だった。あれは怒る。
ジャイアントキリングを後押しするようなジャッジに感じて嫌な気分ではある。レギュレーションの変更も気に入っていない。
まあ、それでも下カテゴリー相手ならサブメンバーでもちゃんと勝つくらいでないとダメなのだが。
とにかく内容は酷かったが勝ちは勝ち。一応次には進めたが、次戦は町田。また厄介な相手だが、データはそろそろ出てきただろうから対策はしっかりと立てて欲しい。
一人少ない状況で120分戦い、更には遠い鳥栖の地まで行ってのアウェー戦。すでに棒立ちサッカーが目に浮かぶようだが、今日出なかった選手の奮起に期待しつつ、勝利を積み重ねていって貰いたい。
(以下、個人的まとめ)
【2024第ルヴァン1st第2回戦 4/17(水)】(プライフーズスタジアム18:33KickOff鹿島/4,844人/曇)
【スコア】八戸 1-2 鹿島 (前1-0 後0-1 延前0-0 延後0-1) (S 8-14)
【主審】(主審)先立圭吾、堀越雅弘、林可人
【得点】
(八)前25分 柴田 1左
(鹿)後37分 樋口→安西 1右
(鹿延)後13分 知念 1左
【警告】
(鹿)濃野(前13分、延後14分)、鈴木1(延後11分)、ランコ・ポポヴィッチ1(延後13分)
(八)加藤1(前36分)、山内2(後45+1分)、雪江1(延前5分)
【退場】
(鹿)濃野(延後14分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野 c植田 関川 須貝→79安西
MF 土居→46知念 佐野 ミロサヴリェヴィッチ→46樋口 ギリェルメ・パレジ→46鈴木
FW 松村→64垣田 師岡→91仲間
【サブ】梶川 安西 知念 樋口 藤井 須藤 仲間 垣田 鈴木
【監督】ランコ ポポヴィッチ
【MyMVP】知念(1)
【FOD】-