2024第28節東京ヴェルディ(アウェー)戦

絶望的な内容と結果。既にこの体制の限界が見えていたなかでも優勝争いに辛うじて残っていたのだが、勝ち点さえも拾えずチームも瓦解。テコ入れをしないとダメなのだが、まったく何も出来ていないというのが現状。


前半の勢いのあるうちにシュートまで持ち込まないといけないのに、相変わらずポゼッションだけしてボールを回すだけで決定機もなし。相手にバー直撃や枠内強襲のシュートはあれど、こちらはチャンスすらなし。


頼みのセットプレーも何か変化を加えようとしていたのはわかるが、かえって逆効果でチャンスどころか味方がボールに触ることさえほぼなし。甲府戦の勢いに乗ってシンプルに高さ勝負でも良かったのに。


前線は明らかにヘバっていた。師岡、仲間、名古の運動力が足りてなく、そこにまったく動かずロストしてばかりの鈴木だとどうにもならない。神出鬼没と言えば聞こえはいいが、うまくいってないとただプレッシャーのキツいところから逃げているだけに見える。


相手に吠え散らかすのもいいが、まずは結果を出してくれ。PKキッカー専用では話にならない。もっとゴール前で脅威になる選手であって欲しい。


正直、ボールを持ってシュートの期待感と得点になりそうな気配を持っているのは濃野と、今日の藤井だけだった。濃野はヘッドからの左足シュートは惜しかった。もう一人詰めてたら。


藤井は相手ハンドを誘ってPK獲得。明らかに腕を出しに行ってのハンドだし、PKになったのは勿論のことだが、カードが出なかったことに不満。2年前の川崎戦で荒木が胸でクリアしたのをハンドにされたどころか一発退場だったのに、ルールが変わったのか?


その後も怪しいハンドのクリアもあったが、続けて2本のハンドは進言出来ないのか。まあ、今はこうやってPK貰うくらいしか得点出来なさそうなのが一番残念なんだが。


それにしても芝の状態なのかあえてなのか、重そうなピッチだった。ボールが全然転がらないし、パスサッカーをやるには不向きなコンディションに見えたが、実際選手たちはどう感じていたのだろう。柴崎のキラーパスがひとつもなかったのはこれもある気がする。


失点は全員の不注意だが、綱島に持ち出されたのは藤井のところから。あのへんの守備はやはり弱点。攻撃で貢献出来たから仕方ないことではあるが、知念がいたら潰してくれただろうか。


2失点目はまたしても早川のクリアミス。ミスとまでは言えないかもしれないが、「アシスト」と言っても差し支えないくらいドンピシャで相手足元にお膳立てした。触らずとも枠を外れていたようにも見えるが、指先で弾いてコーナーに逃げるとかの技術はないもんかな。


ベンチの控えは徳田がアウトでミロサヴリェヴィッチがイン。ポポヴィッチの優遇枠が確定してしまった。何の役にも立たない外国籍選手を来年以降も抱えることに気持ちも重い。まさかとは思うが、知念が復帰したら樋口がアウトなのだろうか。そうなったら来年は移籍するだろうな。


ターレスはちゃんとした展開ではなかったので良し悪しわからず。田川は今のところいいところなし。初出場の時に一瞬スピードでいいものを見せたのだが、味方が使い切れていないだけかこんなものか。


いずれにせよ、2列目の充電がマックスの時しかまともに戦えないことが明白になった。鈴木をワントップで自由にやらせる戦略は頭打ちであり、最初から田川を入れて2トップにするか、降りて来ないようにゴール前で勝負させるかしないと、ただのボールロストマンになってしまう。


せっかく町田が引き分けたというのに詰めるどころか離され、得失点差もあるので実質7以上。広島にも離されて4差、神戸にも抜かれて1差。もう1敗も出来ないと個人的に思っていた磐田戦から2敗1分。PKの2点しか取れていない。


もう素直に諦めるべきなのか、まだ6差と気合を入れ直すべきなのか。当然後者なのだが、試合内容が酷過ぎてね。


次週は京都戦を現地で観戦予定。更新は遅くなると思われます。降格するかもしれないから今年行かないと!と奮起しての参戦を決めたが、新瀬力獲得で別物にチームに生まれ変わった京都は、もはや鹿島より状態がいい。ボコられるのは勘弁して欲しい・・。


こうなったら練習などせずに完全に休養させて体力を回復させるか、今のやり方を変えて選手を入れ替えるのか。残り試合数を考えると今から作り直すのは現実的ではないので、体力回復しかないように思うが、だったらせめてシュート意識だけは高めてくれ。


審判次第だろうが、シュートを浴びせ続ければそのうちPKも取れるだろうし、得点も入るかもよ。


(以下、個人的まとめ)

【2024第28節 8/25(日)】(味の素スタジアム18:03KickOff東京ヴェルディ/24,814人/晴)

【スコア】東京ヴェルディ 2-1 鹿島 (前0-0 後2-1) (S 11-12)

【主審】(主審)笠原寛貴、堀越雅弘、平間亮、(VAR)荒木友輔、淺田武士

【得点】

(東)後18分 綱島→山見 5右

(東)後30分 山見 6左

(鹿)後45分 PK鈴木 12右

【警告】

(鹿)植田2(後9分)

(東)谷口4(前分44)、宮原2(後20分)

【出場】

GK 早川

DF 濃野 植田c→90+1樋口 関川 安西

MF 三竿 c柴崎→90+1ミロサヴリェヴィッチ 仲間→59藤井 名古→90+1ターレス・ブレーネル

FW 鈴木c 師岡→66田川

【サブ】山田 須貝 樋口 藤井 ターレス・ブレーネル ミロサヴリェヴィッチ 田川

【監督】ランコ ポポヴィッチ

【MyMVP】-

【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)、3秒巻き戻し(0)

【BS松竹東急】-

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