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2024第35節川崎(アウェー)戦

やっと等々力の呪いから解放された。2015年以来、9年ぶりのアウェー勝利で、シーズンダブルを喰らわせた。鬼木が監督をしている間に達成出来たことも良かった。 スローインから相手の虚を突いて、柴崎のセンタリングから知念のヘッドで先制。知念のゴールは報われないイメージが強いが、今日はちゃんと勝てた。途中、足を痛めて交代してしまったが、チームに勢いをつけたということでMyMVP。 1点取っても緩むことなく攻撃を仕掛け、安西の崩しからセンタリングの軌道が変わったが、後ろから突っ込んで来た樋口がダイレクトで叩き込んで2点目。樋口があそこまで入って来たのを久々に見た気がする。シュートもうまかった。 2点で終わらず、右サイドに流れたボールを、距離は遠かったが三竿が丁寧に左足でゴールに運んで3点目。チョンソンリョンはだいぶ反応が遅くなっているように見える。昔だったら正面の2本も止めていたかもしれない。 この前半の3得点がモノを言って、後半一方的に攻め立てられたが逃げ切り成功。鬼木は3点差でも勝てる気でいたみたいだが、確かに川崎は誰も諦めていなかった。 三浦のミドルとか、山田の決定機2本外しとか、ちょっとのところだが、全盛期の川崎のエグみは薄らいでいたのかもしれない。 町田と最後に3位争いで得失点差が響いてきそうなので、点差も重要だった。だからこそ勿体ない失点だったが、そもそもミロサヴリェヴィッチの余計なファウルで与えたFK。ヘディング強い、しか取柄のないこの選手を何故使うのか。今日ので見切って欲しい。 というか終盤のパワープレー要員としてなら切り札になるかもというくらい。来季はベンチ入りの人数が増えるみたいなので、そのくらいしか使いようがないと思うが。 左サイドバックも本職の須貝ではなく三竿。鹿島の6番は右サイドバックをやらされる運命にあるのか、お世辞にも良かったとは言えないデキだったが、どうにかこうにか勝ち切れたことが経験になれば。最後は三竿の得点が安心材料になったわけだし、プラマイで言えばプラス。 須貝は怪我なのかわからないが、練習を見て外されたのだとしたら、三竿よりも使えない状態だったということで、そこまで悪い印象はなかったのだが来季の構想から外れたのだろうか。移籍するかもしれない。 ミロサヴリェヴィッチを使うくらいなのだから、守備の人数が足りていないのだろうか。溝口が復帰した...

2024第34節福岡(ホーム)戦

新体制で残り6試合全勝、3位以内に入ることが現実的な目標ながら、初戦、面白かったのは開始15分だけだった。 鈴木を左サイドハーフに置き、中央に師岡、右に藤井を配置。三竿をベンチスタートさせる布陣で、鈴木を起点にしたり藤井の突破に託したりとゴールに迫る雰囲気はあった。 しかし、福岡が冷静に対処し、鹿島側にイージーミスが増え始めてからは五分五分。決定機は作れずじまいで、セットプレーから知念のヘッドが相手キーパー正面を突いたのが唯一の得点機会だっただろうか。 尻すぼみの内容で、終わってみればシュートわずか5本の塩試合。何を目指していたのかわからない内容で、連携もバラバラ、ミスも多くて自滅気味。いつになったらワクワクする試合を見せてくれるのだろうか。 師岡は成長しているとはいえトップを張れるほどの能力はなく、プレーに精度を欠いていたしシュートが決まらないのもいつも通り。名古はどういう役割を与えられていたのかわからないままで、ほとんどボールに絡んでいるシーンを見なかった。 藤井もところどころいいプレーがあるのだが継続性がない。クロスがもうちょっとどうにか出来る範囲だったら。今のところは突撃小僧の範囲を出ない。 柴崎は守備が不安なうえ、攻撃でもミスが多くて不安定。とはいえ交代して下がってからはまったく攻撃出来なくなったので、我慢して使うしかないと思われる。樋口も悪くなかったのだが、周りとの連携でうまくいっていなかった。 徳田も受けるまでの動きはいいが、そこからの展開が雑でロストすること多々。現状ではトップに張って貰ってシュートに専念するしかない感じがする。だったらレンタル中の荒木と同じ使い方ということになるが・・。 鈴木は前半サイドに張っていい展開を見せていたが、中央に戻ってからはいつも通りな感じ。ちょうど体力も切れてきたからだろうが、ファウルを貰うプレーくらいしか出来なくなってくる。まあ、福岡のプレーも荒いので充分ファウルを貰えるのではあるが。 ちなみにドウグラス・グローリは毎回カードが出ているなと思ってちょっとだけ調べてみたら、今年と去年の4試合連続でカード出てる。鹿島戦を出場停止にしてくれ。 試合を通して安定していたのは知念くらい。三竿も守備はともかく攻撃では全然通用していなくて、慣れない右サイドバック起用で仕方ない面はあるが、これだったらCBのどっちかを休ます目的で起用...

中後コーチが監督に就任、中田がFDに就任、本山と羽田がトップチームコーチに就任

中後雅喜コーチが監督に就任。 ポポヴィッチ監督の退任を受け、後任に中後コーチが昇格して就任。とりあえず6試合に全力を傾けるとあるが、このまま来年もということになったら岩政の二の舞になってしまうので、今から来季の監督を確保しつつ、中後にはうまく橋渡しをして貰いたい。 この非常事態を収めてくれるだけでも助かるので、まずは空中分解しないように選手も一丸となって乗り切って欲しい。 ネットニュースではポポヴィッチ監督が簡単なトラップを指導したところ、聞いているのか聞いてないのかわからないような態度でスルーした選手がいる、というようなことが書かれていて、本当かどうかは知らないが、そんなことになっていたとしたら大問題。 監督の起用法にも問題があるが、もしそういう選手がいたのだとしたら、それも問題。むしろ自分の立場を悪くするだけでなんのメリットもない行為だし、プロとしてやるなら聞くフリくらいはしないと。 まあ、でも今の世の中ではそれもなんらかのハラスメントになってしまうのか。 中後がどういった指導法を取るか、スタメンや戦い方をどうしてくるのかはまったく未知数。4バックのままいくのか、3バックでいくのか。鈴木のワントップは継続するのか。ミロサヴリェヴィッチを起用するのかなど。 フットボールダイレクターには中田浩二プログループマネージャーが就任。本山雅志アカデミースカウト、羽田憲司がトップコーチに就任。 まさにガチガチに身内で固めたのがいい方に出るのか悪い方に出るのか。向かう方向は同じに揃えられそうだが、甘さは払拭出来ないような気はしている。 とはいえ、ここ数年は外国人監督に強く指導して貰って結果が出ず、選手たちから不満が出てバラバラになって解雇というパターンが続いているだけに、まとまる方向にだけは向かいそうではある。 ただ、それはブレーキをかける存在がなくなったことも意味していて、転がり落ちる時はノンストップなリスクも抱えていると思われる。登りつめるだけのエネルギーがあればいいのだが。 来年の編成にも注意を向けないといけないとなれば、起用法も柔軟に出場機会のない選手もうまく使わないといけない。 残り6試合全勝して3位を確保するのがまずは第一目標になるが、広島と神戸が3敗くらいして自滅した時にワンチャンスを捉えられるだけの気概も持っていて貰いたい。むしろそのくらいでないと全勝では終えら...

ランコ・ポポヴィッチ監督が解任、吉岡宗重FDも退任

ランコ・ポポヴィッチ監督が解任。 順位こそ4位で踏み止まっているものの、さすがにこの内容では解任やむなしだが、湘南戦での逆転負け後も音沙汰なしだったのでてっきり今季はそのままいくのかと思っていた。このタイミングでの解任は優勝がなくなったと覚悟したからだろうか。 なんだかやることがずっとズレているような気がしないでもないが・・。天皇杯を落とした段階でも良かったように思うが、とはいえどのみち今季限りで解任するのなら、来季に向けて対外的にもアピールするために監督交代はあり。 前から書いているように、今のガチガチメンバー固定を続けていると、来年の編成にも響く。誰もサブが確定しているのに移籍してこようとは思わないし、解任には賛成。ただ、次の監督を暫定にするのか来季を見据えたものにするのか。 来季も任せるつもりだとするなら身内人事になるだろうが、それで変わるのかは微妙なところ。中途半端に受け継いで来年も、ということになればまた途中で解任ということにもなりかねない。ちゃんと経験豊富な監督にお願いしたいが。 小笠原とかにやって貰いたい気持ちはあるが、ボロボロになった時に選手と監督で分けて考える自信もないし、嫌いになりたくないのでまさに最後の一手。柳沢にはそこまで思い入れがないので、監督として結果を出してくれるのなら別にありだが、鈴木に言うことを聞かせられるかなあ。 まずは今季だけということで引き受けて貰い、来年は来年で新しい体制でやれたらそれがいいのだが、そうなると残り数試合のモチベーションがゼロになる。難しい。3位と明確な目標を掲げてそこに向かっていくのが現実的ではあるが。 ミロサヴリェヴィッチはポポヴィッチが次に就任したところに引き取って貰うしかない。エレケと同じで不要な置き土産。ミロサヴリェヴィッチを使うくらいなら若手を使った方がいいもので。 それにしてもどうしてこうなったかな・・。前半戦は2位につけて、リーグ優勝と天皇杯優勝も視野に入っていたはずなのに、急失速がハンパない。芯があるのはいいことだが、柔軟に対応出来ずに悪い状態を脱することが出来なかったのが主原因かと。 ブレずにやるのは大切だが、経歴を見てもずっと同じことで解任になっているので、まあ、そこは承知で監督を依頼したのだからしょうがないのかな。 怪我人が多数出て、ようやくフロントも決断したということだろうか。それとも...

2024第33節新潟(アウェー)戦

怪我の功名というべきか。離脱した濃野のところに須貝を起用すると思っていたが、3バックを採用。これが新潟にハマった。 相手が戸惑っていたのか、単に調子が悪いのかミスが多く、中盤を厚くした鹿島が新潟にボールを持たれつつも最後のところは侵入させず、いい形で奪ってショートカウンター。 いつもはそこで外しまくるのだが、師岡のシュートのこぼれを鈴木が詰めて相手に当たって記録はオウンゴール。まあ、鈴木は触ってないから妥当だが、詰めた迫力があってのもの。 続いて左サイドから安西がインナーラップで駆け上がって師岡とワンツー。折り返しに安西が届かなかったが、いい具合にフェイントになってファーで待っていた樋口が収めてから今季初ゴール。 2-0になり、次の1点は前節湘南戦を思い起こさせるので絶対に取られてはいけないと思っていたが、前半終了間際に得たFKを名古が横に流し、柴崎がスルーしてからの樋口が右足で巻いてズドン。久々にトリックプレーが決まった。 後半開始早々にも樋口のグラウンダークロスを鈴木が合わせ、相手に当たるラッキーもあって追加点。樋口が文句なしのMyMVP。もう2点くらい取れていた気はするが、無失点、複数点数勝ちなので充分。やっと勝った。 危ない場面は抜け出されて1対1になったところだけだったが、早川がコースを読み切ってファインセーブ。相手に主導権を渡さずやり切れた。 最後はようやく鈴木を途中交代させ、4点あって残り10分を切っていたらやっと安心出来るのか。名古と師岡ももう5分くらい早めに代えても良かったと思うし、須藤や舩橋にも出場機会を与えてあげて欲しかった。 特別長所のないミロサヴリェヴィッチがコネ枠で当たり前のように起用されるのを見ると、ガチガチメンバー固定なのにそこだけは監督都合かい、と冷めた気持ちにもなる。ホントにどこがいいんだろう。あわやレッドになりかけのタックルもあったし、接戦で使えるとは思えないが。 三竿や植田が後ろからのボールを蹴ってロストしていた分が減り、中でつなげる回数が増えた分うまく攻撃出来ていた気もするが、圧力をかけられるとキーパーまで下げてロングキック、失うというパターンは変わらずで、そこはなんとかしないとそう何回もうまくいかないと思う。 それにしても、濃野の怪我に続いて仲間やチャヴリッチ、藤井までメンバー外ということはこっちも怪我かな。溝口はずっとだ...

レモンガススタジアムの印象

遅まきながらレモンガススタジアムの印象をアップ。もう1回行くことがあった時のための記事でもあるので備忘録がわりに。 チケットを取った時の印象としては、とにかく雨が凌げない、ピッチとの距離も遠くてちゃんと観えなさそう、という悪印象の方が強かった。他のスタジアムに比べて微妙に値段設定も強気で、バックなのに高い。 座席はバックS席の鹿島側に近い方、真ん中の通路の手前(下段席の一番上)を確保。いざ行ってみるとピッチとの距離が意外に近く、角度もそこそこついていて思っていたより観やすかった。 試合が始まる前に最前列まで行ってみたらピッチレベルじゃなく、近いぶん迫力もあったし、逆に一番上も行ったが、そっちもそんなに距離が遠くないので充分に観られる距離だった。S席なら中央に近いので反対側のゴールもなんとか見える。 ただ、S席には背もたれがなくて体勢が辛いし、前後の間隔も狭くて前の人の背中が脚に当たる。隣は幸いにして無人だったので大丈夫だったが、みっちり詰まったらかなり窮屈な感じになりそう。とはいえSS席は更に価格が高いんだよね。 鹿島戦は入場者が11000人くらいだったのでバック側は割と空いていた。みんな端っこから座席を取っていくから、むしろ中央部分の方が空いているという状況。雰囲気は昔の京都サンガのホーム、西京極スタジアムに似ていた。 雨が降らずに済んだため普通に観戦出来たが、雨だったら拷問かな・・。秋春開催に移行して冬の試合で雨とかなら凍えてしまいそう。夏は夏で後ろが公園の森なので、虫が結構多いと思われる。 最近は特定エリア以外でのアウェーグッズ着用禁止というスタジアムが増えて来て、レモンガススタジアムもバックSは禁止エリア。Aなら着用可で、周りの人と一緒に応援したかったのでそっちも考えたが、角度が悪くて試合が観れなさそうなのでヤメ。 実際には確認出来なかったが、現地で観た感じではA席では反対側は観にくいかな。ゴール裏はもっと距離があって遠そうだった。 今回はJR平塚駅からスタートだったので、キックオフ2時間前から発着の直行バスを利用。ターミナルの11番から出ているのだが、ターミナルの案内板(駅から出てすぐのところ)には、11番は「現在運行していません」の表示のままだった。そこはちゃんとしてくれ・・。 運賃は210円で、ほとんどがIC決済。スマホを持っていないので紙の券を取って...

2024第32節湘南(アウェー)戦(現地観戦)

現地観戦し、旅行から帰ってやっとひと息ついた。今更試合のことを書いてもしようがないが、一応まとめておく。 勝てる試合だったが、鈴木の怠慢で1失点、監督の職務放棄・思考停止による怠慢での2失点で痛恨の逆転負け。 ガチガチのレギュラー固定について誰の目にもハッキリと無理だと映っているはずだが、天皇杯神戸戦での敗戦インタビューで、築いてきたものをイチから作り直すわけにはいかないとか、意地になっているようなコメントをしていた。 あれを読んだ時点でポポヴィッチはもう無理だなと思った。上積みが見込める内容ならまだしも、完全に頭打ちで相手にも対策され、選手も疲労困憊、怪我人も出て、サブのモチベーション低下といいところがひとつもなし。 手詰まり感が半端なくて行き当たりばったりで再現性のない攻撃、はっきりとしない守備、選手交代のタイミングも遅いし、どうやって勝つかのビジョンがない。 前半2位につけた手腕と、昨年勝てなかったチームに勝てたこととか良かったところも勿論ある。そういう時は負けたとしても試合後のコメントはちゃんと意味が伝わったし、ここを修正していくんだなと前向きにもなれた。 しかし、今は読んでてもピンとこない。修正修正で結局修正されず、岩政末期と同様の症状でいつの間にか成績もほぼ横並びという・・。あと3試合ほど負け引き分けが続けばまったく同じ成績になるとか。空気感もまったく一緒。 濃野しか得点気配がないとずっと言っているが、その濃野による2得点で、周りを湘南サポに囲まれながらも内心は今日こそは勝てるかも、という想いがあった。 ところが前半終了間際の鈴木のイージーなボールロストからの、高速ショートカウンターで仕留められて失点。DFラインも棒立ちだった。佐野や知念なら、鈴木がロストするかもと構えていたような気がするが、三竿はそこまで気が回らないのかな。 後半になり、選手を代えて喝を入れてくるかと思いきや、まだ疲れ切っている選手をそのまま起用。鈴木はアシストもあったしそれでチャラとして、勝つために奮起してくれるとの期待もあったのかもしれないが、見どころのないプレーに終始。 鈴木を交代させるのはダメという決まりでもあるかのごとく、絶対に交代させない起用方法がチームの停滞を招いている。中心選手であろうとも、結果が出せていないのならきっぱりとケジメをつけて代えないと空気が悪い。 現場にい...