投稿

10月, 2025の投稿を表示しています

2025第35節京都(アウェー)戦(現地観戦)

イメージ
3連続ドローになったが、鹿島からすれば貴重な勝ち点1を獲得し、京都の勝ち点を削った試合。ラストワンプレーだっただけにチームを救った鈴木がMyMVP。 ただ、エースのラファエル・エリアスがいないうえに、DFのレギュラー2人を欠く相手に勝ち切れなかったのは物足りない。 前節でも懸念していたがスタメンに外国人3人を並べる布陣は、成功しているようには見えない。ゲームの流れがどうとかいう以前に、連携が取れていなくてパスも繋がらないし、攻撃に再現性もない。 守備に負担がかかるメンバーだけに、序盤で消耗戦になってしまうと厳しい。 レオセアラの調子も完全に落ちていて、競り合いですぐにPKを貰おうとして倒れるので審判にも見透かされている。エウベルもいいところが出ないしね。 鈴木も故障しているのかと心配するくらいに動けていないが、最後にエースの仕事をしてくれた。 ジャッジに関しては早くから京都の荒いプレーにカードを出してくれたおかげで肉弾戦にならなくて済んだが、鹿島はそのへん狡猾にカードを貰っている選手を狙っていって欲しかった。 先制してから京都は転がって時間稼ぎをしていたが、むしろ運動量を上げて畳みかけてくるのが強みなのに、ああやって引いてきたので逆にチャンスがあると見ていた。 ラストプレーで中野?がサイドを持って上がった時はさすがに終わったかと思ったが、中途半端に折り返してくれて、しかも鹿島ボールになったおかげで同点に追いつけた。あんなプレーを自分のところの選手がやったらブチキレてるが。 鹿島の失点シーンは気が抜けていたのだろうか。セットプレーの流れからだったが、人数は揃っていたのに、かえってごちゃついてしまって三竿にリフレクト?して早川でも止められなかった。ラインの押し上げが遅かったかな。 テヒョンも最近ちょっと余計なイエローが気になるが、フィードは冴えてる。 舩橋は良くない。ボールを持ち運べないし守備も効いていない。セットプレーでもチャンスにならないし、知念が入ってからの方が迫力がある。今シーズン樋口はもう復帰しないのかな? 舩橋もだいぶチャンスを貰っているのに活かせていない。 チャヴリッチが蹴ったコーナーキックは何を狙っているのかわからない手前で跳ね返されるパターンだったし、前節エウベルがやったようなショートコーナーとかしないと得点にならなさそう。 チャヴリッチはクロスの精度...

2025第34節神戸(アウェー)戦

イメージ
勝ちにいっての引き分け。鹿島からすれば最低限の0-0は明日以降の他会場次第だが、最悪ではない。前半あれだけ押し込まれても耐え切り無失点で抑えたのは良かった。 最後はベンチとピッチ内の選手との意思疎通がうまくいってなくて、途中出場の選手が前がかり過ぎて怖かったが、点を取れるチャンスでもあり、難しい判断。どっちを選択するにせよ、気持ちだけは揃えて欲しい。 鹿島のチャンスは前半のCKでショートコーナーからの植田のヘッドと、終了間際のカウンターで田川が抜け出して失敗したのくらい。 田川のやつは3人抜け出してしまったのがかえって良くなかった。田川は何も考えずシュートを打つだけの方が活きる。最初に松村とカブり、逆サイドの濃野も視野に入ったために迷ったかな。 濃野は相手選手の前に出るか、後ろに引いて田川を助けるかの動きが理想だったが、結果的には田川の思考を迷わせただけになってしまった。 攻めにかかった時の動きは、昨年の良かった頃を思い出させるくらいの雰囲気が若干戻りつつあり、エリア内に侵入した時は点を決めてくれそうな感じもある。 MyMVPは早川。今日もファーストシュートの決定機をしっかり防いだ。一番決められたくない大迫のドフリーをよく止めてくれた。決まっていたらロングボールでカウンターを狙う神戸にますます好き放題にされていたので、鹿島を救うビッグセーブだった。 代表で連れ回されて良かったのか悪かったのかわからないが、ビッグセーブ後に足を痛めたそぶりを見せた時には肝が冷えた。 極悪のピッチ状況でアウェー、審判のジャッジがブレブレのなかで引き分けはやっぱり神戸の方にダメージが大きかったと思う。 松村の突破を身体で止められてファウルなしなのに、三竿が止めたのはファウル。扇原の顔パンチもカードなしだったし、なにより武藤の荒っぽいプレーがフリーパスだったのは許せない。 現状、このスタメンと交代策が鬼木の最適解なのかもしれないが、序盤に火力を高めた布陣は消耗戦に巻き込まれて利点を活かせていないようにも見える。 とはいえ、最初から松村や田川を出してもスピードを活かせないだろうし、今の布陣で早めに点を取って、攻めてくる相手にカウンターが一番いいのかな。 松村は左腕が脱臼したみたいになってたが大丈夫だっただろうか。 荒木はちょっと気持ちが先走り過ぎてた。いい方向に出る時もあるのだが、今日はバタバ...

2025第33節ガンバ大阪(ホーム)戦

前日に他会場で試合が消化され、3チーム並んだ2位と勝ち点差4で迎えた一番。勝って勝ち点差7とリードを広げて、次節以降の上位対決アウェー連戦に臨みたかったが、そうはうまくいかなかった。 前半、成すすべなくガンバに圧倒されつつも耐え、後半中盤あたりから相手も攻勢に出始めてようやくチャンスの形も作り出せ、押し込んだなかで得たアディショナルタイムでのPK。絶好のシュチュエーション。 蹴るのは徳田。荒木が蹴りたがったところを、鬼木の指示で徳田が指名された模様。 荒木もPKうまいイメージがないので、知念か植田に蹴らせて欲しいと思ったが、将来の財産のため、前節の勢いなども考えてのことだったのだろう。 しかし、結果は無常。一森にドシャットで止められて万事休す。 蹴る前に徳田のアップが映像で抜かれていたが、キーパーに目をやることも出来ないくらいプレッシャーに押し潰されているように見え、よほどタイミングを外さないと無理そうだなと観ていたら案の定というか。 コースも激甘、威力も置きにいったもの。何より止められて茫然としている暇があるならこぼれ球を押し込もうという気迫が欲しかった。流れの中からあれだけ豪快なゴールを決められるのにPKだとこれだけ人が変わるとは・・。 観ている自分には充分にトラウマになったが、徳田はこれを糧にして成長して欲しい。とはいえ今季はもう蹴らせないで欲しいが。鬼木も自分の甘さが出たと言っていたし、当分は練習あるのみで、そこで結果を出してからだろう。 決めていれば次期エースとして徳田も乗っていけたし、チームにも勢いが出たのも確かだが。 ただ、徳田を責めるかといえばそれも違って、それ以外にも決めなければいけない状況もあったし、チャヴリッチのは決めて欲しかった。前半の押し込まれ具合を思えば引き分けなのも妥当・・だがやはり痛い。 自分たちが持っている時間にすぐに下げたり、横パスばかり選択して逃げているのはやめて欲しい。 レオセアラやチャヴリッチが何度かラインと駆け引きしてナナメに抜け出そうとしていたのに、ひとつもロングフィードがなかった。 舩橋は序盤に縦パスを2本ほどカットされてカウンターを受けてからは完全にビビって逃げてばかりだったし、セカンドボールも回収出来ず、もっと早くに交代して欲しかった。前節現地で観た印象そのまま、消えている時間が長い。 推測としては三竿がカードを貰...