2026第4節浦和(アウェー)戦
アウェーで先に2失点する苦しい展開だったが、前半のうちにPKで1点返し、エンドが変わった後半、追い風にも乗って勢いをつけCKから2点取って逆転勝ち。
前節に続いて流れから点を取れなかったことや、決定機をいくつか外したあたりに反省点は残るし、失点も安かったので色々あれども90分勝ち切りの勝ち点3は大きい。気が早いが首位に立った。
ゲームの入りは悪くないと思った。いつもより前にボールが出せていたし、つなぎもスムーズでゴール前まで行けていたように感じたが、一度浦和にいい形で攻撃されてからは相手の勢いが凄かった。
かなりきつい風で前半、鹿島にとっては向かい風。向こうの前線からのハイプレス。最後までもつわけないと思っていたが、あれよあれよと2失点。
最初のピンチはバーに助けられたが、次の1失点目は溝口の対応が全て。さすがにあんなに簡単に剥がされてはどうにもならない。
立て続けの失点はCKから中で競られてファーに流れたボールを押し込まれた。失点シーンだけでなく、セットプレーはほぼ相手に先に触られていたように思う。
反面、こちらの攻撃では樋口のキック精度が高いのもあるが、ピンポイントに相手の急所に刺さり、どちらもセットプレーで攻撃に力を出せていた印象。
3点目を取られたら会場の雰囲気もあってやられそうだったが、選手たちは落ち着いていたし、監督の言葉通り慌てずに行ける手応えはあったようだ。
攻めのなかで三竿の折り返しを関根が手に当ててハンドでPK。この場面、明らかにハンドなのでVARで判定が変わって良かったが、あれだけはっきりと当たっているのに主審はプレーを止めることなく鹿島ボールになるまで続けていた。
副審は角度的に後ろからだとしても、主審があのプレーを見えていないのはまずいでしょ。
このPKを西川が何度も揺さぶりをかけて精神的にダメージを与えようとしてきたが、キッカーのレオセアラは動じず落ち着いて右隅に決めてゴール。素晴らしい。
ただ、それ以外の決定機で少なくとも2度ヘッドで決め損ねたし、そのせいか強引にいってロストしたり、中途半端なパスを出したりとレオセアラにしてはやや悪い。
前半を1-2で折り返せたことで優位に立てたのは鹿島。メンバーを代えてくるかと思ったが鬼木はそのまま。
正直、エウベルにこわだる理由がまったくわからない。田川の復帰で徳田をベンチ外にしてまでもスタメンでこだわるのか。現時点の完成度としても、将来性でもエウベルに利はないのだが。
攻撃で特徴を出せていたと見る人もいるだろうが、むしろあれだけ押し込めたのなら、決めてくれるか決定的なチャンスを演出してくれるかでないと意味がない。60分過ぎからまったく動いてなかったし、引っ張り過ぎ。
同点は樋口のCKから。ゾーンで守る相手の穴をズバリと突いたボールを鈴木がヘッドでしっかり決めた。欲を言えばその後のチャンスも枠に飛ばして欲しいところだったが、レオセアラと共に1点ずつ挙げたのでFWとしては充分。
MvMVPは決勝点のチャヴリッチ。出場時間が少ないなかでも腐らず真面目にプレーして、コメントを読むと風の向きやボールの飛び方を事前のプレーで学習してニアに飛び込んだらしく、頭脳派でもある。見事なヘッドだった。
この活躍を見るとエウベルよりも全然スタメンでいいと思うが、そうなるとまた相手もフルHPの状態だから厳しいのだろうか。
溝口は致命的な守備で先制点を許したものの、その後も臆することなくチャレンジ出来ていた点は高評価だが、自らロストしたぶんは死ぬ気で走って戻って欲しい。そして、守備をしないエウベルと左サイドに並べるのはどうだろう。
小池みたいに上下どっちも出来る選手なら昨年の濃野小池の右サイドみたいに出来るだろうが、今のままだと守備が怖い。小川が後ろで溝口が前ではダメなのかな。とにかくエウベルの起用に利点が見つからないので何か手を打って欲しい。
ボランチは樋口、三竿で強度を保ちつつ、控えで知念が出て来てパワーを上げられるし、攻撃特化の柴崎もいていい感じになっている。舩橋も腐らずやって欲しい。
荒木は良いいところもあったが、物足りないところもあった。シュート精度と、ここ一番での攻撃のキレがあれば。
終わってみれば監督の采配の差で勝った。浦和は早めに動いたが、交代で入った選手が噛み合わず、特にイサークがブレーキになってくれて助かった。鹿島は投入した選手が期待通りの活躍を見せた。その差が出た。
控えを含めてチーム内の雰囲気もいい。あとは流れのなかから得点を決めて、もっと勢いに乗りたい。東京V、川崎、町田まで連勝すれば首位ターン濃厚。まずはそこを通過点として目指して欲しい。
↓ランキングに参加しています。良かったら応援して下さい。
(以下、個人的まとめ)
【2026第4節 2/28(土)】(埼玉スタジアム2002 /14:03KickOff鹿島/52,841人/晴)
【スコア】浦和 2-3 鹿島 (前2-1 後0-2) (S 7-12)
【主審】(主審)小屋幸栄、武部陽介、津野洋平、(VAR)池内明彦、聳城巧
【得点】
(浦)前14分 金子→肥田野 2左
(浦)前19分 根本↑渡邉 2左
(鹿)前45分 PKレオセアラ 3右
(鹿)後10分 CK樋口↑鈴木 1H
(鹿)後45分 CK柴崎↑チャヴリッチ 1H
【警告】
(鹿)樋口1(後29分)
(浦)マテウス・サヴィオ2(前45+2分)
【出場】
GK 早川
DF 濃野 c植田 キムテヒョン 溝口
MF 三竿→88柴崎c 樋口→78知念 エウベル→68林 荒木→78チャヴリッチ
FW 鈴木 レオセアラ→88田川
【サブ】梶川 松本 関川 小川 柴崎 知念 林 田川 チャヴリッチ
【監督】鬼木達
【MyMVP】チャヴリッチ(1)
【DAZN】0クルクル、最大0秒、フリーズ0回(サインアウト0回)、3秒巻き戻し(0)