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攻撃のスイッチは誰が入れるのか

去年までは間違いなくマルキーニョスだった。 チームが停滞している時、誰よりもよく走り、自分で仕掛けてその意思を示した。年を取るにつれ凄みはなくなっていったが、周りが引っ張られていたことは確かだ。 今年は誰がそれを引き継ぐか興味がある。水戸戦では新井場だったと思うが、こちらも歳が歳だし、そうそう何度もアタックはかけられない。ゼロックスでは控え目にプレーしていて、それが攻撃の厚みのなさに直結していた。やはりサイドの選手が攻撃のスイッチでは難しいところがある。 効果的なのはやはりFWで、本当なら興梠がそれをしなければならないのに、残念ながら出来ていたとは思えない。要は怖さがない。 PA近辺でボールを持つ。仕掛けてくるかシュートを打ってくるかわからない。そういうところがない。クロスに対しても中に人がいる時、ほとんどの場合に折り返しを選択する。もっとエゴイストに。 大迫にはその姿勢が見られたのだが、一度バーに弾かれてからはパスの選択が増えた。結果を出さなければ試合に出してもらえない立場なのはわかるが、FWとしての本能を、観ている者が納得するプレーを選んで欲しい。 ゼロックスの試合後、オリヴェイラも心配していたが、「決定的な場面での得点。主導権を握っても決められなかった」という点。勿論、サポも心配している。 攻撃のスイッチを入れる選手にもっと自覚を持たせよう。興梠、大迫にそれが出来ないのであれば野沢でもいい。本山にはそれが出来るが、フィジカル的に90分、全試合は無理。 とにかく観ている者が、「おおっ、今から攻撃するんだな。そして、決めるんだな」とわかる、「カチッ」というスイッチの音が聞きたい。

PKの順番は考えておいた方がいい

PK戦で楢崎がアレックスのボールをキャッチ。名古屋・小川も「あれで楽になりました」と言ったように、あそこで勝負アリという感じはしました。 しかし、4本中3本も止められるのは、いくら楢崎の調子がよかったとはいえ問題。ファーストキッカーの岩政は「あまり蹴りたくなかった」とコメントしていますが、これはよくない。 PKはほぼメンタル勝負だし、そこで負けているなら蹴らない方がいい。ACL、ナビスコ、天皇杯とPKで試合が決まる大会も多く、「PKはおまけ」なんて言いはしても、賞金やタイトルが取れる取れないが変わってくるのでとても大切なもの。 ゼロックスでそれを試したと思えば割り切ることも出来るが、監督も熟考しておいて貰いたい。 野沢は1番目か5番目になるだろうが、FW二人は早い段階で蹴らせたい。残り二人はフェリペとかなるんだろうけど、外すイメージの方が強いフェリペもなんだかんだで心配なのは確か。途中交代で出てくる遠藤や増田、本山が確実に決められるようにしておきたい。 やっぱり練習。特にACLはPKで決まることも多く感じるので、おろそかにはして欲しくない。悲願とも言えるタイトルをPKで逃すってのは悔しいですからね。

2011ゼロックス名古屋戦その2

鹿島のよかった点は守備が安定していたところ。両サイドがあまり上がらなかったせいもあるけど、しっかり対応出来ていたと思う。アレックスの守備がわりとよくて(1本抜かれはしたけども)、カバーも悪くないし、そんなに破綻しなくて済むだろう。 新井場も水戸戦では相手が格下ということもあってあれだけ攻めていたけど、名古屋相手だとあそこまで大胆には行けなかったですね。 小笠原もフィジカルがよくないのか攻守に抑えた動き。精神的なものを買っての起用だと思うのだが、悪いようなら中田とチェンジでいいかもしれない。 青木も無難にやっていたが守備重視なので、両サイドも上がらない中ではどうしても攻撃に厚みを出せない。興梠、大迫も悪くはなかったと思うが、「決定力」を身につけてくれないと苦しいです。 攻撃の中心になるかと思われたカルロンは、「慎重に使いたい」という監督の意向でベンチスタート。途中出場もあまりボールは回ってこなかったですね。 野沢は消えている時間は多いが肝心なところでは顔を出すし、あとは決めるだけ。流れの中で2本あったチャンスをどっちかモノにして貰いたい。 フェリペは水戸戦ではちょっとよくなっているように見えたんだけど、去年と同じ感じに戻ってました。ここのところがもうちょっと強くなってくれればなあと思うんだが。本山、遠藤もいるし、悪いようなら交代を含めてその辺り監督には考えて欲しい。 岩政、伊野波のCB二人は安定して見えました。ケネディがよくコケるのにはやっぱりイライラせられますが、相手方から見ればフェリペも似たようなもんだろう。ちなみにフェリペは味方ながら、もうちょっとフィジカル鍛えておくれって思いますが。 名古屋はダニルソンがいないと中盤に迫力がないです。3トップも1枚欠けると当たり前ながら厚みがなくなる。ここを新人の永井がどう補うかってとこですかね。 前線での高さがあるので、藤本のセットプレーは厄介かもしれません。流れの中では、まだそんなに怖さはなかったかな。 幸先よく勝ってスタートというわけにはいきませんでしたが、本番はこれから。すぐACLがありますので、前を向いて進みましょう。

2011ゼロックス名古屋戦

PKまでいったら勝ちたかったけども、楢崎の完璧なディフェンスを見ると仕方ないって気持ちの方が強い。アレックスの蹴ったのなんてキャッチされてましたから・・。 試合の中でも後半、野沢の左からのダイレクトシュートをファインセーブ。あれが効いた。逆に言えば野沢のFKはそれだけ凄かったってことですが。 怪我の噂のあった小笠原も出場し、大迫がスタメン復帰、田代もベンチ入りでした。柴崎はベンチ外で、いつものことながら予想は全然外れます。主審も丁寧に裁いていて、懸念していた抗議によるカードもなかった。選手もわかっていたのかもしれません。 立ち上がりから名古屋ペースで鹿島はずっと受ける展開。最後のところをしっかり守れていたので、あまり怖さはなかったけど、攻撃面での不安は大きい。 スタメンの大迫も積極的にシュートを打っていい感じだったんだけど結果を出せずで、興梠もいつもよりシュートは打ったがやはり物足りない。 先制点は名古屋。ケネディの倒れ込みでFKを取られ、藤本が蹴ったボールを曽ヶ端が中途半端に出て行って、先に増川に触られてゴール。伊野波は体を寄せるので一杯だったが、高さを考えるとやむなし。やはり曽ヶ端の判断が悪かったかと。 これで名古屋が引き気味になったのか、試合自体は鹿島にとってやりやすくなった。シュートまで持ち込めることも多くなり、なんとなく得点の気配も出てくる。 ゴール正面PAのすぐ外でFKを得ると野沢がセット。名古屋の高い壁を超え、鋭く落ちたボールはゴール右上に吸い込まれて同点。あのFKは誰にもセーブ出来ないだろう。ビューティフルな軌道です。 同点後、中田、カルロン、本山と投入するが効果は薄く、上にも書いたように楢崎のスーパーセーブもあって得点ならず。ベンチの名前を見ると、もっと早目に交代するなりなんか手の打ちようもあったと思うが・・。 PK戦ではケネディがまずミスして鹿島に流れが来るかと思いきや、岩政が蹴って失敗。以前の成功に気をよくしての登場だったのかもしれませんが、第一キッカーがCBというのはあまり納得の出来る選択ではありません。 本山が決めたあたりはまだ何とかなりそうな気もしたが、アレックスのをガッチリキャッチされて負けたと思いました。さすが昨年のMVPです。 名古屋には久々に負けましたが、90分では同点だったのでそう悲観することもないでしょう。お互い、相手の強さを...

サッカーマガジン増刊2011選手名鑑

その前に今季、イエローカードの基準がまた厳しくなるようです。 ファウルを貰った時など、審判に対してカードを要求する仕草をするなどした場合、要求した選手に対して即座にカードが提示されるとか。 まあ、確かにしつこく審判にカードを要求する様はスマートとは言えませんが、明らかに「カードじゃないの」って場合もあるし、そういう時でも選手は我慢してなきゃならないってのは厳しい気も。そういう無用なトラブルが起こらないようしっかりジャッジして欲しいと思います。 ところでこれは監督に対しても適用されるのだろうか。オリヴェイラも気をつけないと・・。選手では神戸・大久保が一番危険だと思います。 サッカーマガジン増刊2011選手名鑑が、既に発売されてました。自分は毎年サッカーダイジェストではなくこっちを買ってます。まだ書店には山積みでした。 内容は去年とほぼ変わりません。2段組のところが3段組になったくらいで、付録の下敷きも一緒です。主審・副審リストが復活したのは個人的によかった。特に今季は新しい主審が増えるみたいだし。 鹿島選手の目標のところは「優勝」ってのが多いですが、新井場のコメントは今年もナシ。なんか一発かましたって欲しいもんですが。 4位になっちゃったし仕方ないんだけど、一番前にチームが載ってないのは寂しいです。来年の名鑑では再びトップに返り咲けるよう、キッチリ優勝しましょう。

2011Jリーグ順位予想

全順位を当てることは無理だろうけど、「なんとなくこんな感じ」という予想をしてみる。totoも1年かけて順位を当てる「順位当てくじ(せめて5位くらい)」を販売しても面白いと思うのだが、さすがに発売から結果が出るまで1年では商売として成り立たないのだろう。  1位 鹿島 (当然です)  2位 ガンバ大阪 (怪我人は多そうだが、底力はある)  3位 名古屋 (優勝した気の緩みが出るはず)  4位 磐田 (地力が上がっていそう)  5位 横浜M (大量解雇などありつつもチーム力は向上か)  6位 浦和 (戦力は整っているがリーダー不在)  7位 川崎 (助っ人の離脱は大きい)  8位 広島 (ムードメーカー槙野の穴が響きそう)  9位 清水 (主力の大量離脱は痛い) 10位 セレッソ大阪 (ACLの戦いがリーグに影響するかも) 11位 仙台 (マルキーニョス加入も) 12位 新潟 (マルシオが抜けた穴を埋め切れない) 13位 山形 (田代、増田の力は意外に効いていたと思う) 14位 大宮 (新戦力がどこまで力になれるかがカギ) 15位 柏 (J1復帰も楽な戦いにはならないかと) 16位 神戸 (目だった補強もなく、ついに・・) 17位 甲府 (昇格組は厳しいという見方) 18位 福岡 (同じく昇格組は厳しいという見方) 基本的に抜けた戦力をベースに考えてますので、新戦力の新人や外国人のデキがいいチームの予想がつきません。中間順位以降は怪我人などで随分変わってくると思います。 上位に挙げたチームでは磐田、横浜Mがダークホース的存在かと。補強がよさげ。浦和も戦力的には整っているのですが、PSMで鳥栖に負けるなど相変わらずちぐはぐな感じで、リーダーが出て来るかどうかがカギ。 下位では神戸がそろそろ危ない感じがします。去年は奇跡的に残留しましたが、そう何度も奇跡は起きない。観戦には非常に有難いスタジアムなので、予想が外れることを願ってます。 清水はむしろもう少し下がるのではという心配もありながらのこの順位です。やはりあれだけ主力が抜けると(鹿島も一人貰っておいて言うのも何ですが)、小野、高原コンビで凌ぎ切るにはやや厳しい気がします。 だいたいこんなところでしょうか。まあ、全部当たらなくてもいいですが、一番上のところだけは絶対に当てたいところですね。 単勝、鹿島です。

2011PSM水戸戦その3(サブ)

3回に分けてしまいましたが、サブ組の印象を。 後半に入った伊野波は中田のデキを見て、うかうかしてられないと思ったんでしょうね。気持ちが入っていたし、前線へのロングフィードもよかった。SBと言う前にまずCB。鹿島の控えSBは青木に任せましょう。気持ちが入り過ぎて怪我するのは避けたいところ。 本山はフィジカル的にはだいぶ回復したみたいだが、効果的だったかと言われるとそんなでもなかった。連携の問題なのか、システムの問題なのか、別の問題なのかはわかりませんでしたが、とりあえず調整は順調というくらい。 増田はごっつあんゴールを決めました。リプレーで観ても、よくあれだけ綺麗に当たったなというくらいドンピシャでヘディングしてました。どんな形であれ得点すると気分も乗ってくるし、そういう意味ではよかったと思う。 しかし、プレー自体は「これ」という光は見せられなかった。増田に求めるのは攻撃での決定的な仕事、主にスルーパスとかだし、次回はそのあたりを見せて貰いたい。 本田は持ち味である潰しで貢献。ミドルも惜しいのを1本打ってたし、青木との比較になっていくのだろう。 遠藤は惜しいミドルが1本、決定的なヘディングを外したのが1本。セットプレーのキッカーではいいボールを蹴っていたが、全体的にどこか焦りのようなものも感じた。デビューした時のような思い切りのよさを出した方がいいのではないだろうか。 小谷野はなかなかいい動きをしていましたが、現状ではベンチ入りも難しいかもしれない。まずは地力をつけることですね。 大迫、田代は大事を取って欠場。西もまだ間に合いません。本人たちは試合に出てアピールする気は充分でしょうが、無理をするのが一番よくないので、まずは体調を万全にしてから出て来て貰いたい。楽しみにしている。 メンバーが変わるにつれて攻撃に意図を感じられなくなった点には不安を感じたのだけど、サブ組も戦力としては全然問題ない選手ばかりです。あとは全体の意思をどれだけ統一させられるかにかかっている。誰が出ても問題なく機能し、かつ、個人のよさを出せるような形になるといいですね。全タイトル奪取も夢ではありませんよ。 余談ですが、ユニフォームはまた一段と薄い色になりましたね。なんだか洗濯を繰り返して色褪せていく服を見ているようで偲びない・・。見慣れるまで時間がかかりそうです。

2011PSM水戸戦その2(スタメン)

得点は3点挙げたものの、もう少しシュートまでスムーズに攻撃して欲しい。相変わらずシュートまでが遅いし、結果的に19本もシュートを打ったとは思えないほどだ。 興梠も1点取ったけどやっぱりFWとしては・・。相手ボールを奪ってゴール前まで持って行ったシーンがあるんだけど、結局パスを選択してしまう。DFが二人いたとはいえ、あそこを振り切ってシュートまでいかなければ得点王とか言ってられない。 このあたりが大迫をMFにするより興梠をMFにした方がいいんじゃないかと思う理由のひとつ。ただ、前線でのスピードは捨て難いものがあり、あとは本人の意識次第。もっと打ってもいいと思うんだが。 CBに入った中田はさすがのラインコントロール。もうこのままCB1本でいったらどうなんだろう。ボランチは青木が無難にやっていたし、小笠原、本田、増田もいる。8:2くらいでCBに比重を置いてもいいような。 小笠原は後ろの方でゲームを組み立ててました。危ないところはちゃんと潰しに行っていたし、まずは調整という感じですね。 フェリペは相変わらずシュートを決められないところがあるし、よく潰されるところは変わらないけど、去年よりは落ち着いて見えた。無駄な走りも減ったし(単にキャンプに疲れかもしれないが)、ここぞの場面で力を発揮して貰いたい。 野沢もこの時期にしては動けていた。2本あったどっちかのチャンスを決めておけばよかったが、まあ、いざという時になればやってくれるだろう。 岩政は鉄人。フル出場してました。そんなに守備機会はなかったし、数少ない機会にちょっと危ない場面もあったんだけど、むしろ試合に出続けた方がいいタイプなのかもしれない。 アレックスは悪くなかったと思う。変に持ち過ぎることもないし、運動量もある。通らなかったパスもミスというよりは、意思の疎通がうまくいってなかったという感じだったし、少なくともジウトンよりは安心して見ていられる気がする。あとは相手が強化された時にどうなるか。 新井場は「もう万全の仕上がりなんじゃないだろうか」というくらいデキがよくて逆に心配になるほど。あれだけ高い位置で攻撃メインだったらそれくらいやれて当然なのかもしれないが、クロスの精度もよかった。 曽ヶ端はほぼ守備機会なし。監督も早々と交代枠の6枚目を使ってしまってましたけど、万一のことにもならないと踏んだのかな。もっとも勝ち点のか...

2011PSM水戸戦

スタメンはCBに中田、右SB新井場、左SBアレックス、ボランチに青木。西、大迫、田代が怪我で欠場。 立ち上がり積極的に来る水戸のペースに押されながらも立て直し、気がつけば鹿島ペース。それでも連携がいまひとつで、なかなかシュートで終われない去年と同じような流れ。 こんなんで点取れるのかなあと思っていた矢先、左サイドでアレックスとフェリペが崩してPAにいた野沢にパス。ワンタッチで戻したボールをカルロンがダイレクトで右足を振り抜いて、ゴール右に決まり先制点。いや、実に素晴らしいシュートでしたよ。振りがコンパクトでコースも完璧。 この得点で水戸が受身になり、ほぼ鹿島がボールを保持。サイドチェンジが何度も決まってピッチを広く使った攻撃が出来ていました。ここでもう1、2点取れるということなしなのだが、野沢に2本、中田に1本のチャンスをモノに出来ず前半は1-0で終了。 どちらかというと右サイドからの攻撃が多く、新井場がよく動けていました。パスの精度もよく、この調子を長く維持出来るなら期待大。 左はフェリペ、アレックスで崩していたが、フェリペは去年ほどガムシャラにボールを追いかけて行かず、左側で自分の仕事をしっかりしているように見えた。(終盤は右)。この方が体力的にもいいのじゃないだろうか。アレックスはパスも悪くなく、バタバタしていないところが好感触。 後半はカルロン→本山、中田→伊野波、小笠原→増田となり、興梠ワントップの形。いきなり右サイドから新井場のクロスを、興梠がヘディングでゴールポストに当てながら左に決めて追加点。決めて当たり前みたいな顔してました。 この後、新井場→本田で青木が右SBに。野沢→遠藤となった後、右CKを遠藤が本山とのシュートコーナーで崩し、フェリペがヘディング。一旦はGKが弾くが、待っていた増田が頭で合わせて3点目。 興梠→小谷野でゼロトップみたいな感じになり、前は入れ替わりで本山や小谷野、フェリペが出て来るスタイル。このあたりほとんどフォーメーションもなかったのであとは個人個人で何とかする感じになってました。 本山からのスルーパスに抜け出した小谷野がセンタリング、遠藤のヘディングがポストというシーンは惜しかったが、それ以降はチャンスもあまりなく、むしろ攻められることも何度かあり、締まらないまま3-0で終了です。 選手が大量に入れ替わってからはまったりとし...

西、期待出来そう

報知新聞に西の記事が載っていました。なんでも、サイド練習で何度も往復して正確なクロスを配給するなど「脅威の身体能力」を発揮したとか。 サイドバックには何といっても運動量が求められる。機を見て上がろうとしても、体力がついてこなかったら話にならない。そういう点では問題なさそうでひと安心です。クロスも正確って言ってるし、後は中と合うかどうかだけ。新井場も体力的にピークを過ぎたので相方が頑張って運動量を上げないとね。 実際観てみるまでどのくらいのものかわからないけど、今は楽しみにしていよう。プレシーズンマッチでその勇姿を観られるはずだ。契約もしたし。 他では柴崎の個別取材をお断りする旨を通達したとか。大迫と同じ待遇で、サッカー以外のことに時間を取られないようにとの配慮です。体調も崩しているみたいなので、自分に集中出来る環境ってのは有難いですね。 そういやスカパーからHDへの加入キャンペーンの案内が送られてきました。「鹿島アントラーズサポーター必見!」て書いてありますが、いつものことながら特に必見てほどもないです。スカパーのアンケートで「鹿島サポ」って答えてるから送られてくるんだろうけど、別のサポのところには「○○サポ必見!」てのが送られてるんだろうな。全種類揃えたらプレミアがついたりして。

鹿島以外のちょっと気になる移籍

鹿島の新移籍というか、隠し玉と睨んでいるアジア枠はまだ空いたままです。注目していた京都のカクテヒは蔚山現代へと移籍するみたいですね。 その他でいくつか。結構前の話ですが、浦和のGK都築が引退しました。まだまだやれる実力はあると思うのだけど、最近は「GK不況」だそうで、各クラブとも余剰戦力としてのGKを雇っておく余裕がないらしい。 確かに中盤やCBとかと違って、余程の事態でないと第3キーパーにまでは出番が回ってこない。だったら若手に経験を積ませながら第3、第4のキーパーとして育てるという方向になる。残念だけどこればっかりはしょうがないかなあ。 次に高原の水原から清水への移籍。チームの若返りを図っているのに何故高原を・・?という気がしなくもないが、まあ、小野とのコンビってだけで話題性は充分かな。正直もうそんなに活躍は出来ないと思うんだけど、投資に見合う結果を出すのだろうか。 もうひとつアドリアーノ(前セレッソ:所属はインテルナシオナル)のガンバへの移籍。またそれか・・。よそのチームで活躍した外人FWを獲ってくるという路線は賢いっちゃ賢いやり方なんだけど、こんだけ毎年だとね。ガンバは好きだけどここだけは嫌い。なんか「金にモノを言わせてる」感が一杯なもので。これってビンボー人のヒガミなんだろうか。 対戦するセレッソは「カッとなるところがあるので、退場して貰うように仕向ける」と挑戦的なコメント。是非、やっちゃって下さい。多分、ガンバのサッカーには凄く合ってる気がするので、調子に乗らせないようにしっかり釘を刺しておいて貰いたい。 他にも細かいところで色々出てくるかもしれないけど、今のところそのへんが気になっている。

サポ微増計画、人は似たものに親近感を持つ

人は似たようなものに親近感を持つ。いわゆる類は友を呼ぶってやつです。 たとえば自分の名前が「田中」だったら、「田口」と「鈴木」のどちらにいい印象を持つかといえば、田口の方に軍配が上がるんだそうである。勿論、見た目とか性格とかは大きな要因なのだが、この「類似性」も意外と侮れない。 鹿島サポだったら、「鹿嶋」は当然のこと、名前に「しか」とか入っているだけでも好感度がアップする。鹿なんてもう家族のようなもんだ。 あるいは選手名で「小笠原」や「本山」「野沢」「中田」ら現役の選手だけではく、「柳沢」や「秋田」「相馬」「マルキ」・・はさすがにいないか。 とにかく最初に名前を聞いた時、自分にとって何かしらの関連のある言葉だったら親近感を持つ。少なくとも興味は抱く。これを利用しよう。 まずは名前に関連性のある人にさりげなさを装って、「キミ、小笠原って言うんだ。鹿島アントラーズってサッカーチームにも小笠原って選手がいてさ、これが凄いんだよ」ってな感じで話題を振る。 続いて、その人に関連性のありそうなキーワードと、鹿島に関するキーワードを見つけてその話題を振る。まあ、少々こじつけでもいい。そうやっているうちにきっと鹿島に対して興味を持つはずだ。少なくとも一度くらいは観てみようかという空気になる・・かもしれない。すかさず試合を見せよう。 あとはその時にチームがいいパフォーマンスを見せてくれれば。もしかしたらサポーターが一人増えるかもしれない。千里の道も一歩から。(危うくローマの道もって書くところだった)。ちょっとでもサポーターが増えると嬉しい。

新人選手披露

インターネット中継を観れなかったので、報知新聞に載っているコメントから。 柴崎選手(自分の性格を動物に例えたらという質問に)「そうありたいと思うのはタカ。視野が広いという意味で。今はスズメくらい。今年、試合に出るのが目標」。 中盤の選手として視野の広さは大きな武器。足元の技術はしっかりしているし、そこに視野の広さが加われば本山のように気の効く選手になれるだろう。社長も「今は背番号20だが、将来は2を取って10番を背負って欲しい」とコメント。 クラブも異例の5年契約を結び、サポーターの期待も高い。プレッシャーはあるだろうが、鹿島の看板選手となって貰えれば。今年、試合に出るのが目標というコメントに好感です。 土居選手「将来、この4人で黄金時代を築きたい」。 このコメントだけでは判断つきませんが、「黄金時代を築きたい」という抱負はいいですね。サポーターもそれを願ってます。 昌子選手「4人でポジションを取って、もっともっと鹿島に貢献したい」。 土居選手と似たような感じで、同期で鹿島を支えたいという気持ちが伝わってきます。CBは層が薄いので、早くトップに出てくれるようになると助かります。まずはベンチ入りの常連を目指して貰いたい。 梅鉢選手「体を強く、判断スピードをアップさせて、4人でピッチで輝きたい」。 こちらも「4人で」という言葉が入ってます。高校サッカーを観た感じだとそのコメント通りの感じだったので、しっかりと鍛えて、是非、トップで活躍出来る選手になって欲しい。キックの精度は高いものを持ってますからね。 今年の4人は全員が、J2なら即戦力として通用するレベル。4人で黄金時代を築くというのも、荒唐無稽な話ではない。早くその姿をトップで観られることを楽しみにしています。

2011年のスローガンは「FOOTBALL DREAM NEXT」

2011年のスローガンは「FOOTBALL DREAM NEXT」。去年はエヴォルソンという言葉について色々と説明もあったのですが、今年はかなりシンプルです。 創設20周年を迎えるにあたり、「FOOTBALL DREAM」という言葉とともに歩んできた年月を見つめ直し、新たな時代へも思いをつないでいきたいと考え、「NEXT」を加えて今年度のスローガンといたしました。(オフィシャルより)。 あら?それだけなの?毎年わりと楽しみにしていたのですけども・・。 なんかこう「世代交代」をメインにしたようなシャレたスローガンとかを期待していたのだけど、毎年だと考える方も大変だしこのくらいがちょうどいいのかな。 20周年記念ロゴの方は格好いいですが、尖ったものが苦手なので、見慣れるまでは時間がかかりそうです・・。 背番号の発表もあり、スローガン・ロゴの発表もあり、新体制発表・新入団選手披露などもあり(インターネット中継は観れませんでした)、やっとチームも始動ですね。