ジョルジーニョの性格は
人の性格なんて長年付き合ってみてもわからないもので、ましてや数試合見ただけでどうのこうの言えるものではないが、采配に関してはオリヴェイラとは全然違うことはわかる。
スタメンや戦術が固定されないのは、まだ手探り状態だからだろう。注目したいのは、負けている時の勝負手が早いという点。
早々と交代のカードを切っていくのは、個人的好みで言えば嫌いじゃない。悪い流れを自分の意思でどうにかしたいという姿勢が見えるから。
ただ、それはうまくいく時は問題ないが、空回りすると泥沼にハマるわけで。
実際、負けた3試合で交代が流れを変えたとは言い難い。勿論、新しいチームに就任したわけだから、いきなりうまくいくことは多くないだろうが、そのへんの勘というか、勝負強さのようなものが少し心配ではある。
まあ、当たり出したら止まらないということもあるので、心配事は杞憂に終わってくれれば一番有難い。
勝ったナビスコでは1枚カードを残したまま終えたので、悪い時は積極的に動き、よい時は動かないタイプなのかもしれない。
選手側はそれをちゃんと受け止められているのだろうか。「悪かったら代えられる」というプレッシャーと、「よかったら使って貰える」というメリットと、どっちに重きを置いているか。
川崎戦で前半だけで交代となった増田の、メンタルは大丈夫なのだろうかと要らぬ気を遣ってしまうわけで。ここ最近の出足の悪さがちょっと気になるところである。
ん~、なんだかうまくまとまらないが、要は監督と選手の気持ちがひとつになっているかなという点。いつまでも負けが続くと、よりバラバラになっていくからね。
まずはリーグでひとつ勝って落ち着きたい。結局はそこに話が戻る。
ACL含め、5連敗のガンバはセホーン監督が解任された。この件はまた明日。