気になる週間ニュース(2013年9月3週)
【2ステージ制、そして「最後の問題は1万点システム」導入へ】
2ステージ制に加え、「スーパーステージ」という前期・後期1位2位を含めたチームと、年間最多勝ち点チームで争う「チャンピオンシップ」なるものを導入するのが決まった様子。
ネットなどを見ていると反対意見も少なからずあり、単独で優勝を狙えるクラブのサポほど反対の度合いが高く感じる。当ブログ主も反対の立場。
どう考えても弱者救済としか思えないこのシステムは、現在プロ野球では盛り上がりを見せているものの、結局のところ下位に低迷するチームのモチベーションを上げるための策と思える。
「Jリーグの価値を高めるため」と言っているが、最後だけ勝ったらチャンピオンという、「最後の問題は1万点」というバラエティの定番以外の何物でもなく、価値は下がる。
ただ、クラブとしては賛成しているところも多く、経済効果はあるかもしれない。そういう道を進むのが正しいのかどうかは別として。
まあ、決まったらそのルールでやるしかないが。
【J2は態勢が固まってきた】
ガンバ、神戸が抜け出してきて、ほぼ1位2位は決まった。3~6位は長崎、千葉、徳島、京都が競っていて、ちょうどクライマックスで争う形になっている。
地元京都は去年クライマックスのせいで昇格を果たせなかったが、今年は逆にシステムを利用して昇格して貰いたい。
【柏ネルシーニョ監督が突然の辞任発表から続投へ】
鹿島戦後に突然辞任を発表したネルシーニョ監督。ナビスコも勝ち残り、ACLも日本勢で唯一残り、リーグ優勝の可能性もまだあったなかでのビックリ発言だったが、結局のところ続投となった。
大宮のベルデニック監督はクラブからクビと言われたが、成績が安定しているのに交代のゴタゴタが起きるというのは何か問題があるんだろうね。
セレーゾも補強しなかったクラブに不満を持っているようだが、サポからしてみれば現有戦力でもやりくり次第で何とかなるんじゃないの?と思う。
冷たいようだが、アンチセレーゾ派の当ブログ主は突然辞任騒動が起こっても驚かない。
セレーゾだからこの位置につけられているのか、違う監督だったらもっと上にいてナビスコも残っていたのか。そのあたりは結果論でしか語れないが、リーグ優勝・天皇杯の2冠を達成してみせて、是非セレーゾの実力を証明して貰いたいものだ。
【磐田はデッドライン】
伊野波の降格フラグが勝つのか。そして前田のデスゴールが発動しなかった年は、自分のところに返って来るというジンクスが誕生するのか。
次節鹿島と対戦する磐田が窮地に立っている。だからといって甘さを見せられるほど、鹿島に余裕はない。
前節は残留を目指す甲府の気持ちに完敗したが、今週は相手を上回る気持ちを見せて欲しい。