大迫のベストイレブン受賞で思うこと

前の話になるが、大迫が2013年のベストイレブンを受賞。


今季のゴール数、チームへの貢献度、成長、代表での活躍を思えば選ばれるに相応しい奮闘ぶりで、鹿島サポーターとしても喜ばしい話。


惜しむらくは助っ人ダヴィとのコンビネーションが最後までよくならなかったことと、ヘディングの精度がまだまだ・・。あと1~2本は決められた決定的チャンスはあったはず。


後者はこれからの課題として、ダヴィとの不発ぶりはチームの成績に直結しただけにキツい。


とはいえ、これは大迫の方が随分譲歩しての形であり、ダヴィがもうちょっと合ってくれていればな、と思うのもやむを得ない。


代表で抜群の相性の良さを見せた豊田を本気で狙いにいって欲しい・・と思ってみたりする。有り得ないだろうが。


もうひとつ思うのは、マリノスが優勝しなくてよかったなと。


広島もマリノスも似たような戦術のチームでどっちもあんまり好きじゃないのだが、マルキーニョスが加入したマリノスが優勝していたら、放出した鹿島に精神的ダメージがあった。(個人的に?)。


あの頃から世代交代を掲げていて、まだやれたはずのマルキーニョスを敢えて放出し、興梠、大迫の成長に期待を賭けた。


狙いは半分叶って大迫は飛躍的な成長を遂げたが、興梠は出場機会を求めて浦和へ移籍。興梠自身は浦和で水を得た魚のように活躍しており、あのまま鹿島にいても中途半端なままだっただろうし、それはそれでよかった。


ところがこのまま大迫が順調(かそれ以上)に成長すると、遠からず、もしかしたら来年には海外へと旅立ってしまうかもしれない。クラブとしても移籍するならチームによるだろうが出すだろうし、そうなるとせっかく育ってくれてもFWがいなくなってしまうという自体になってしまう。


勿論、育ってくれなくては困るのだが。


あ、まだダヴィはいる。


このあたり難しいところ。ポスティングで揉めているプロ野球とは話は違うが、サッカー人気が根付かない底のところには、応援しててもすぐいなくなってしまう、こういう部分もあるんじゃないかなと思っていたりする。


そんなこんなをあれこれ思ったりするが、とにかく受賞おめでとう。来年はそれこそマー君のように大活躍して得点王に輝き、鹿島に三冠をもたらしてから海外へと気持ちよく旅立って貰いたい。

このブログの人気の投稿

2025第2節東京V(ホーム)戦

2025第4節FC東京(ホーム)戦

2025第5節柏(アウェー)戦