ファーストステージのMVPは

早くもセカンドステージ開幕が迫っているので今更という気もするが、一応区切りなのでまとめておく。


勝った試合ごとに個人的なポイントをつけているのだが(時々引き分けでもつく)、金崎が4、カイオ、土居、山本が2、鈴木と石井監督が1ずつとなっている。


どうしても攻撃陣にポイントがつくのだが、金崎のMVPは妥当なところかと。


思えば開幕前は金崎が抜けた状態で、土居も怪我で戻っておらず、柴崎も手術と、ステージ優勝どころか残留争いに巻き込まれるのではという心配もするほどのデキだった。


ところが一転、金崎の電撃(復帰)加入が決まり、柴崎も驚異の復活を遂げて開幕のガンバ戦に勝利。そこから一気に波に乗れた。


勿論、金崎だけのおかげではないが、攻守に軸となり、闘志をむき出しにしたプレースタイルでチームを引っ張ってくれたのもまた事実。


今までは小笠原が一人でその役割を担っていたが、いかんせん年齢もあって体がついていかない時も多かった。金崎の奮闘は、小笠原の負担も軽くしたとも言える。


その小笠原に1ポイントもつけていないのが不思議だが、ベテランが下から支えるという構図は、チームとしていい状態にあるのではないかと思う。


しかしながら、金崎のプレースタイルは怪我と隣り合わせでもあり、かつて在籍した鳥人・田代は体を張って前線で起点を作っていたフィジカルの強い選手だったが、それ故に故障がつきまとい、レギュラーとして活躍するには至らなかった。


金崎はそこまで長期の怪我離脱というものはまだないが、そうなる前にクラブの方が注意をしていかなければいけない。


金崎はセレーゾ時代、途中交代に不満を抱いてセレーゾに直談判して2時間ほど粘ったという話もあり、ちょっとの怪我で休ませて本人が納得するかどうかはわからないが・・。


カイオの扱いも難しく、いい選手をなるだけいい状態で使うには色々と難しいものだね。


夏のウインドーでは、最悪、金崎、柴崎、カイオが移籍してしまうことも考えていたので、ファーストステージ優勝は絶対条件だと思っていた。


幸いにして優勝を獲得し、青木、ジネイは去ってしまったが、今のところ主力が抜ける気配はない。


ファーストステージを取れたことによるアドバンテージを有効に使い、主力を休ませつつ、サブも育て、時には勝ち点を落としてでも怪我による長期離脱、それによる戦力バランスの悪化を阻止して貰いたい。


全力で勝ちにいかなければならない試合以外は、冒険してもいい。


セカンドステージ、金崎以外の選手にMVPが多くつくようになれば、チームの底上げも出来るのではないだろうか。

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