2016(2)第7節仙台(ホーム)戦
不調の西を奮起させようとしてかキャプテンマークを巻かせたが、明らかに精彩を欠き、やってはいけない痛恨のバックパスを相手にそのままダイレクトに打たれて失点。ナイスアシスト。
あのタイトな場面でゴール方向にボールを下げるなんて有り得ない。ましてや絶賛祭り開催中の曽ヶ端に何を求めているのやら。打たれたら入るのはわかっていただろうに。
結局この1点を守り切られて0-1負けと、前節の鳥栖戦と同じ敗戦。何もない。
サッカー自体もツマラナイのひとこと。守備意識を高めたというようなことを言っていたが、何をやりたいのかさっぱりわからない前半。スペースに走る選手もいなければプレスもゆるゆる、足元へのパスは当然読まれてカットされ、シュート2本。これも打っただけのもの。
前半終了間際に遠藤が怪我で退き、またもや鈴木を投入。どうせ前がかりになるのなら、伊東を入れて西を前に上げた方が良かったのでは。
スタメンの杉本もさっぱり。連携も取れないし、強気に行っていい場面でもパスを選択して、しかもつながらないという最悪の結果。前半だけで中村と交代になったのはやむなし。
後半は仙台が守りに入ったために一方的に攻める、これも鳥栖戦と同じ展開だったが、相手GKの関が当たって全てセーブされて無得点。
やはり先制されると策がなく、それでもファーストステージをゴリ押しでやってこれたのはカイオがいたからと言わざるを得ない。
補強したファブリシオはベンチ入りもしておらず、コンディションの問題なのだろうが、契約が決まるまで体を作ってなかったのか。湘南に入団が決まったジネイはすぐさまベンチ入りしているのを見ると、こっちとヨリを戻しておいた方が良かったのではということになりかねない。
守備は西の失策での1失点で、後半はまるまる攻めていたので評価は難しいが、昌子だけを見れば調子が戻って来た様子。好調だったブエノが、怪我で離脱ということ残念だが。
攻撃では金崎は少し良くなって来たが、土居が調子を落としていて、動きも少ないしボールも収まらない。
とにかくトップにもう一人、高さか強さがないとやってなれないと思う。ファブリシオが相当やれればここから浮上するかもしれないが、固定メンバーでやって来たツケが来ていて、行き詰まった状況を打開出来ない。
この状況で勝ち点3を取るには、偶然先制点が入って、それを相手のミスにも助けられてなんとか守って勝つ名古屋戦のような感じでないと無理かな。
スルガチャンピオンシップはスカパーの契約で観れないが、こうなったら本気で勝ちに行って(リーグ戦もやってるのだろうが)、流れを変えるきっかけにするしかない。
リオオリンピックでは5失点と惨敗し、植田、櫛引ともに経験を積めたのか、自信を粉砕されることになったのか・・。
嬉しい話がいっこもないな。
(以下、個人的まとめ)
【2016(2)第7節8/6(土)】(カシマスタジアム18:34KickOff仙台/13,982人/晴)
【スコア】鹿島 0-1 仙台 (前0-0 後0-0) (S 11-5)
【主審】飯田淳平(主審)、中野卓、権田智久
【得点】
(仙)前35分 (西)→奥埜 4左
【警告】
(鹿)三田2(後27分)
(仙)なし
【出場】
GK 曽ヶ端
DF c西 昌子 ファンソッコ 山本
MF 柴崎 小笠原 遠藤→45+2鈴木 杉本→46中村
FW 金崎 土居→81赤崎
【サブ】川俣 伊東 町田 中村 鈴木 永木 赤崎
【監督】石井正忠
【MyMVP】-