2010第20節セレッソ大阪戦(ホーム)その2

マルキーニョスがいないだけでここまで苦しくなってしまうというのは、わかっていたこととはいえ辛い現実です。今季のみならず、来季も含めて大いに心配。


代わりになってくれないと困る大迫だが、高さでもスピードでも相手を上回れないのでは厳しい。田代がいれば・・と思った場面が何度あったことか。野沢が消えてしまうなかではどうしても中盤省略になり、ロングボール主体になるのだが、大迫が受け切れないので攻撃の形が作れない。


対して、交代で出た佐々木は気持ちが入っていた。持ち前の突進力も見せたし、もう少しでゴール出来そうな雰囲気はあった。もう少し長い時間見てみたい。本山は攻撃ではアクセントになるが、やっぱりまだ本調子ではない模様。久々に出た遠藤も無難なプレーに終始し、流れを変えることが出来なかった。


初出場の宮崎は悪くなかったと思う。失点シーンとなった場面では、あれだけ華麗なワンタッチで崩されれば防ぐのは無理だろう。曽ヶ端に何とかして欲しいところだったかな。去年のナビスコでもニアを抜かれたし、どうも曽ヶ端はあそこが凄く弱い感じがする。


岩政はやっぱり動きが鈍く、集中力も欠けている。せっかく奪ったボールもすぐ取られたりするし、大丈夫なのかな。伊野波は頑張っているが、フィードミスも多発し、なかなか波に乗れない。失点シーンでこそ伊野波のスピードを生かすところだったのだが。


中田の代わりに出場した青木は、正直、よくなかった。相変わらずプレーの幅が狭いというか、選択肢が少ない。運動量はあるのだが、昔のオドオドした感じが見受けられて、監督が中田に頼るのもわかる気がする。



セレッソは相性もあるのかな。余裕を持って試合を運んでいたし、日程的には鹿島に1日のアドバンテージがあったのだが、それを感じることがまったくなかった。ほとんど家長、乾、清武の3枚で攻められており、何故か鹿島はこういうスタイルをうまく防ぐことが出来ないでいる。


これでセレッソには今季2敗。勝ち点でも並ばれ順位も抜かれ、鹿島は首位争いをするよりもまず、後ろに呑み込まれないように踏ん張ることが先決になってます。打開策は見つかりませんが・・。


次は浦和戦。こちらももがいているようですが、湘南相手に大勝して若干持ち直したことでしょう。せめて8月に1勝くらいしたいです。はぁ・・随分低い目標になってしまった。



あと、やっぱりカシマスタジアムでのスカパー中継は非常に観づらい。何故あれほどアップを多用するのか。あれではスタジアムに行って、ずっと双眼鏡で試合を観ているようなもの。興梠がオフサイドを何回か取られた時も全然わからなかったし、試合が始まっているのに関係ないところを写したりと、イラッとすること多々ありです。

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