2011ACLラウンド16、FCソウル戦

オリヴェイラに「消しゴムで消し去りたい」と言わせた試合。名言だとは思うが、この後、いくつ消しゴムが必要になるかはこの時、彼はまだ知らない。


なんかカテゴリ違いの試合を観ているようだった(事実そうだったかはわからないが)。鹿島はベタ引きというより、ビビっているように見え、相手は余裕を持って攻め込んでいた。前半シュートゼロ、しかも0-0ならまだしも1点取られての折り返し。これほど絶望的な状況もない。


ただ、これはカルロンが酷過ぎたってのはある。キープ出来ない、連携も取れない、カウンターでもブチ抜けないと明らかに失敗だった。期待も大きいだけに残念でならないのだけども。


アレックスもね・・。よく彼を評して「攻撃的な選手」と言われるが、だいたいがバックパスを選択する。ドリブルで仕掛けてとかあんまり見たことない。守備もルーズでよく抜かれるし、最初好印象だったのが今では真逆の評価になりつつある。J2レベルの選手なのか?という不安は拭えない。


後半、カルロンに代えてフェリペを投入し、わずかにマシになったといえど明らかに相手に勢いがあり、後半10分にカウンターから(だったと思う)左サイドを突破され一発で決められて0-2。


その後、野沢のFKをリフレクションを岩政が押し込んだが、関係していない興梠のオフサイドを取られてノーゴール。蹴る前からポジション的にオフサイドで(戦略的なものもあろうが)、気になってはいた。誤審だとは思っているが、これは痛かった。


この得点が認められていたらどうこうってわけではないけど、少なくとも最後までは楽しめたかも。0-2のままだともうどうにもならない感じで、最後は曽ヶ端の飛び出しで無人のゴールにトドメの3点目を決められて終了。毎年同じことを繰り返してます・・というか年々チャンスが薄くなっている気もする。


なんにせよ今年もACLへの挑戦は早々と終わってしまった。残念だけど切り替えるしかないね。まあ、こんだけ軽く捻られたら逆にショックも少なかろう。


リーグを中心にタイトルを一杯取って、極めるまで何度でも挑戦すればいい。リーグも危ない状況になってますから、まずここから立て直しだね。


(以下、個人的まとめ)

【2011ACLラウンド165/25(水】(ソウルWCスタジアム19:30KickOffソウル/12,725人)

【スコア】FCソウル 3-0 鹿島 (前1-0 後2-0) (S 15-3)

【主審】シュクラーラ(主審:バーレーン)、アルアラン、トゥレフィット

【得点】

(ソ)前38分 ダミヤノビッチ→ハンスンファン 右

(ソ)後10分 ジェパロフ↑ダミヤノビッチ 左

(ソ)後45+4分 コミョンジン 左

【警告】

(鹿)遠藤1(後34分)

(ソ)ハンスンファン(後11分)、コヨハン(後23分)、ハデソン(後25分)

【出場】

GK 曽ヶ端

DF 新井場→79 岩政 伊野波 アレックス→80西

MF c小笠原 野沢 増田→66遠藤 青木

FW 興梠 カルロン→46フェリペ・ガブリエル

【サブ】杉山 西 フェリペ・ガブリエル 柴崎 遠藤 小谷野 大迫

【MyMVP】-

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