イゴール契約満了と伊野波退団の可能性、他
時期遅れになりましたが、いくつかの話題をまとめておきます。先に言っておきますと、だいたい他のブログで書かれている内容とほぼ同じ感じです。鹿島サポなので考えていることが似ているのか、自分の好みのブログを読んでいるからかはわかりませんが、「うん、うん」って言いながら読んでました。
イゴールとの契約が満了し、2012シーズンの契約を結ばないとオフィシャルで発表。
アルシンドの息子ということで入団した時には話題にもなったし、期待もした。テレビで観たのはわずかだったが、性格もよさそうで個人的には楽しみにしていたんだけどもなあ。
まあ、成績も残せていないし仕方ないと言えば仕方ない。佐々木も復帰したし、外国籍枠なので、若いというだけで手元に置いておくわけにはいかない。能力があれば、いずれどこか別の場所で花を咲かせるだろう。その時にまた鹿島に戻って来てくれるかどうかはわからないけど、立派な選手になって欲しい。
ハイデュクに移籍した伊野波は給料未払い問題で退団する見通しだとか。ハイデュクにしてみれば獲得する際に払った約2300万(20万ユーロ)は取り戻したいのが本音で、伊野波側は移籍金なしの退団で次のクラブに移りたいというところ。
伊野波はハイデュクからステップアップして海外クラブの移籍を目指していたが、早くも挫折してしまったわけだ。今後、海外を第一に考えながら、国内リーグへの移籍も視野に入れているという。
真相はわからないけども、結局は伊野波の考えが甘かったという大多数の意見に賛成。出て行くならば成功して欲しいとは思ったが、こういう形になったから戻っておいでとは言いづらい。
去年、鹿島のDFラインが苦しい時に、出場機会が少ないことや海外志望から自分の夢を追いかけて出て行ったのだから、だったらやり遂げてからじゃないと。戻って来てもまた同じことの繰り返しになる。日本に戻ってもまた海外に行きたいんだろうし、そういう気持ちでやっていけるほど甘くはないと思うが。
それに鹿島は即戦力と言われる山村が入団し、将来性のある昌子にも期待がかかっている。ボランチも層が厚いし、レギュラー保証ってわけにはいくまい。
更にはU17代表のCB植田直道君(大津高2年)に獲得の意思を伝えたとある。185センチ、73キロの体を活かした高さ、当たりの強さの他に足元の技術、50メートル6秒1の俊足を兼ね備えた逸材で(報知新聞より)、既にJ1の5クラブ以上が興味を持っているとのこと。
植田君の獲得に成功すれば、ますます出場機会は少なくなる。もっとも、鹿島がオファーを出したからといって伊野波がイエスと言うかはわからないけど、契約枠や移籍の経緯なんかを考えると、鹿島復帰は難しいと思います。
現実的には今野の抜けたFC東京に復帰ってセンが一番有り得る話かな。天皇杯の優勝資金なんかもあるし。
クラブライセンス制度によってクラブの経営も難しくなる昨今、簡単に移籍金を払えるでもなく、選手もしっかりしたビジョンを持って自分の道を選んでいかねばなりませんね。