2012ロンドン五輪予選3ホンジュラス戦
予選通過確定のため、5人を入れ替えての一戦。
今後の戦いを見据えて当然の作戦ながら、5人入れ替わると、なかなか連携出来なかった。もっとも、勝ちよりも負けないことを目指していたので、仕方ないと言えば仕方ない。
ホンジュラスも勝てば1位通過だが、負ければ3位転落も有り得るという難しい立場。序盤は攻めては来ていたが、終盤になって来ると引き分けでいいというムードになった。
試合を通すと、日本は連携の拙さを突かれて何度か危ない場面を作るものの、守備陣の成長もあり、最後は権田の体を張ったセーブで無失点。吉田の存在も効いていた。
攻撃面では大津の個人突破くらいで、杉本、宇佐美はいいところなし。杉本はオリンピックが始まる前はラッキーボーイになるかと思ったが、持ち味は出せてなかった。
宇佐美は調子が上がらない。何とかしたいという気持ちは伝わって来るが、それが余裕のないプレーになってしまっている。ちょうど五輪選考前の大迫のような・・。斉藤も持ち味のドリブルで突破する場面がない。
ボランチでスタメン出場した山村はうまくやれていた。守備も悪くなかったし、後ろからのパスも、前に出ての攻撃のつなぎもよく出来ていた。心なしか、鹿島でやっている時よりも堂々としている。鹿島でもそのくらいやってくれてもいいのだが。
試合結果は0-0のスコアレスドローだが、主力を休ませられたし、サブにも試合を経験させられた。無失点で終えることも出来たし、1位通過も決めた。
準々決勝はエジプトが相手。組み合わせを見ると、メダルの獲得も実現味を帯びてきた。もしかしたら大きい仕事をやってくれるかもしれない。
(韓国も2位通過で予選突破。日本、韓国ともに次勝てば、鹿島にとってはナビスコの2戦目も有利になるという・・あ、心の声が・・)
(以下、個人的まとめ)
【2012ロンドン五輪③8/1(水)】(シティ・オブ・コベントリー17:00(日本時間25:00)KickOffホンジュラス/晴)
【スコア】ホンジュラス 0-0 日本 (前0-0 後0-0) (S 11-10)
【主審】ジュディディ(主審:チュニジア)
【得点】
なし
【警告】
(日)なし
(ホ)アンディ・ナハル1(後6分)、ウィメル・クリサント1(後35分)
【メンバー】(関塚監督)
(スタメン)権田、村松、鈴木、吉田、酒井高、山村、山口、斉藤→81永井、大津→87東、宇佐美、杉本→67清武
(サブ)安藤、酒井宏、扇原、徳永、東、清武、永井
【MyMVP】-