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2013第18節名古屋(アウェー)戦

ジュニーニョ、野沢、中田の名前が並んだスタメンを見た時点で負けを覚悟したが、予想通りの展開で予想通りに負けた。 GKの差も歴然。決定機をことごとくソツなく決められる曽ヶ端に対して、どこに打てば入るのかと思わせる楢崎の鉄壁ぶり。 ダヴィのヘッド2本、大迫の枠ギリギリに流し込むシュートを難なくセーブ。ポジショニングが絶妙で、GKがこれだけ守れば点はそうそう入らず、守備から名古屋の流れを作った。 曽ヶ端はPKは仕方ないにしても、カウンターの時は止めて欲しかったし、特に3失点目は迂闊過ぎる。 失点はまずPK。ケネディのPKはいつも思うが怪しさ満開で、青木がユニをつかんでいてもつれてはいるのだが、自分から倒れに行っている印象が強い。 それも技術のうちと言ってしまえばそれまでだが、やられる方としては少々納得いかない。まあ、青木も山村も未熟ということか。次節あたり岩政の復帰もあるかもしれない。 野沢のプレースキックは誰に蹴っているのか不明なものばかりで、2失点目のカウンターのきっかけにもなった。直接壁に当たることもあり、セットプレーで働いてくれないと使っている意味がない。まだ遠藤の方がいいボールを蹴っている。 柴崎のプレーも冴えない。2失点目のカウンターを喰らったのも、(解説も言っていたが)ルーズボールをバウンドさせてしまって相手に奪われたもの。パスもちょっとずつズレているし、前にも行けない。最後の最後に大迫とのワンツーで得点を決めたものの、もっと早くからやって欲しかった。 ちなみにこれはジュニーニョがオフサイドポジションで、触っているようにも見えたので微妙な判定だった。(録画だと触ってないようだった)。序盤に玉田の得点がノーゴールになったのも完全にやられたと思った。こっちも録画で確認したが、ちゃんと戻ってるように見えたが・・クロスが上がった時点で判断されたのか。 ジュニーニョ、中田のサイドからは蹴った瞬間アウトとわかるボールばかりで、ボールを持ってもガッカリ感しかない。中田はいつもより上がりは多めだったがクロスがあれでは・・。 ジュニーニョもサブで使うならまだしもスタメンは疑問。これはずっと言い続ける。 後半開始早々、ダヴィが右ふとももを傷めて本山と交代。怪我の具合が心配だが、楢崎には完璧にタイミングが合っていたので、得点という点においてはむしろいいのでは、 と、一瞬思ったが本...

2シーズン制なら広島が劇的逆転優勝だった

来年の導入は見送られたものの、検討が噂されている2シーズン制。(過去の)鹿島有利とかそういうのは置いておくとして、個人的には真っ向から反対。 2シーズン制だと各チームに一回しか当たらないわけで、当然ホームだと有利なんだが・・というチームもあったりして完全に決着が着いた感じがしない。何より勢いだけで決まってしまって、あとはチャンピオンシップで、というのも納得いかない。 チャンピオンシップでの観客増とか言っているが、そもそも両チームに関係のないサポには興味ない話だし、盛り上がったのもその頃のJリーグの人気もあっただろう。 「なにか対策を」という協会の意図はわからなくもないが、時代に逆行するこの制度改革はヤメにならないもんかね。 仮に2シーズン制が導入されていたとすれば、2013年のファーストステージは広島の劇的逆転優勝ということになっていた。 今年は大宮がノバコビッチ、ズラタンを軸としてチーム全体がまとまり、序盤から一気の逃げを見せた。このままシーズンを乗り切ってしまうのではないかとすら思えたが、やはりそこは甘くはないということが証明された。 勿論、両外国人の他、怪我人多数でチーム事情が悪くなったこともあろうが、トップを守るというのは厳しい。 追い抜いたのは広島。さすがACLを捨てただけある、となかば嫌味な気分もあるが、地力でトップに立ったのだから力は示したわけだ。ACLを捨てた(と見える)ことで、広島を支持する気はまったくないので、鹿島も意地を見せて貰いたい。 幸いかどうかわからないがナビスコもACLもない。これからは月に3戦の時もある。ひとつひとつを確実に勝ち切り、優勝のタイトルを獲りたい。 仮に2シーズン制だったとして、セカンドシーズンを優勝するくらいの勝ち点を上げれば、今の位置からなら充分に逆転可能なのだから。

2013第17節磐田(ホーム)戦その2

【2013第17節磐田(H)戦・選手評】 曽ヶ端:守備機会は多くなかったが、終了間際の金園のヘディングを止めたのは大きい。キックも安定。 西:意欲的なオーバーラップを繰り返す。パスの出しどころもよかったし、いくつかは得点につながりそうなものもあった。 青木:集中して守れていたが、失点シーンだけは金園をつかまえれれなかった。悔やまれる失点。 山村:前にボールを取りに行けるし、深いところでボールも持てる。ただ、ボールを持ち過ぎて追い込まれることが何度かあり、そのあたりは修正が必要。 前野:運動量豊富。危ないところはポジションを離れても潰しに行ける。ジュニーニョとのコンビネーションも向上。混戦からのシュートはもう少し精度が欲しい。横パスを狙われることが何度かあり、積極的にプレーしたい。 柴崎:バランスは取れていたと思うが、攻守に冴えなかった。途中交代もやむなし。体調不良だった様子。 小笠原:ところどころで置いていかれることがあったが、動けていた方。ゲームコントロールは出来ていた。 遠藤:守備にも戻れていたし、攻撃でも持ち味が出せていた。時折気の抜けたプレーでボールを失うのは要注意。 ジュニーニョ:単独で仕掛けてのボールロストが減り、前野とコンビで崩すシーンも増えた。シュートは残念なデキ。守備もしっかりやれていた。 ダヴィ:前線からの守備も出来ていた。フィジカルの強さも見せたし、大迫とのパス交換もあった。久々にFWらしいゴールも決めたが、その後のチャンスを決められなかったのが痛い。負傷交代は軽くあることを願う。 大迫:代表選手、五輪絡みの関塚監督の前というのがあったのか、気追い過ぎていた。無理めなシュートも多く、いつもの冷静さがなかった。 本田:中盤でボールキープから前線へパスを配給。イエロー覚悟のファウルもあった。しかし、投入後に失点は流れが悪い。 野沢:セットプレーのキックは精度が高かったが、それ以外のところで動きが重い。 本山:出場時間も短く特になし。 セレーゾ:交代策がハマらず。2戦連続で先制点を活かせなかった。

2013第17節磐田(ホーム)戦

先制しながら追加点のチャンスを決められず、追いつかれる前節同様の展開。逆転こそされなかったものの、ホームで勝ち点を(2つ)落とす痛い結末となった。 スタメンは前節と同じ。気候が影響したのか、連戦の最後だからかわからないが、皆よく動けていた。磐田の方にミスが多く、ほぼ鹿島ペース。失点の場面だけ一発で決められるというところも前節と同じで・・。 大迫・ダヴィのコンビネーションはよくなったかどうか微妙なところだが、有効なパス交換もいくつか見受けられた。前半、カウンターで大迫がダヴィにパスを出さずに自分で打って外した時には、この先どうなることやらと思ったが、後半はしっかりパスを出してダヴィも決めた。 ただ、ダヴィはその後の1対1の場面を決められなかったのは痛い。怪我で退いたのも痛い。 大迫も気追い過ぎたのか無理にシュートを打つシーンが多く、打つのはいいが決めないと。もう一人の代表召集メンバー柴崎も途中交代の結果が示す通り、攻守に冴えなかった。 西・前野の両サイドは上下運動も豊富で、攻撃に厚みを持たせていた。西はボールのないところでも何回も猛然と駆け上がっていたし、前野も幅広い守備範囲で相手の攻撃の芽を摘んだ。 前野とジュニーニョのコンビネーションは明らかに向上しており、二人でサイドを崩す場面もあった。ジュニーニョは単独で仕掛けて取られる場面がだいぶ減っていて、このあたりセレーゾの指示は「いのちだいじに」だったと思われる。 遠藤は時折気の抜けたプレーでボールロストしたり、小笠原は体が追いつかずに取られたりすることもあったが、二人とも動けていた方。 山村・青木のプレーも悪くない。失点シーンの青木の守備だけが悔やまれるプレーだった。 全体的に見れば勝てるプレーをしていたと思うが、結果は引き分け。21本(公式20本)もシュートを打って1点しか入らなかったのが、全てを物語っているか。 ちなみに磐田のPA内のハンドは2回ほどあったが、どちらも故意ではないとのことでスルー。ジュニーニョがクロスを上げた際のは、体から腕が離れているし、PKでもおかしくなかったんだが。 交代組は勝利に貢献することが出来ず。それぞれが悪くなかったが、磐田の交代メンバー山崎(運動量)、金園(決定力)のような、「何かひとつ」というのが見せられなかったのが残念。 勝って首位と差を詰めて中断に入りたかったが、なかなかうま...

本田拓也が清水に完全移籍

噂通り本田拓也の清水への完全移籍が発表された。 加入して早々に怪我。その後に手術、それからトップコンディションに戻るまでに時間がかかり、戻って来た頃には小笠原、柴崎がレギュラーに定着していて出場機会がなかった。 二人を超えるパフォーマンスを見せられなかったので監督ばかりを責められないが、ローテーションでうまく回していたらどうだっただろうか。 たとえ今より出場機会があったとしても立場としてはレギュラーではなく、やっぱりいずれは移籍ってことになっていたような気がする。 スポーツ選手は試合に出てナンボだが、チームとしては控えに実力者がいるといないでは大きな差。鹿島にとっては痛恨の移籍である。 今後、ボランチの控えは補強がない限り梅鉢になる。青木や山村を回す手もあろうが、せっかくCBに慣れてきたところで戻すのはリスクが高い。 いっそのこと中田を守備ならどこでも出来る万能サブとして位置づけて、今年はとりあえずそれで乗り切りつつ、梅鉢の成長を期待するという方向でいくのがベストかと。 サッカーでも野球でも主力が抜けた後、チャンスを貰った若手が化けるということは往々にしてある。決まってしまったものは仕方ないので、この移籍が誰にとってもプラスになったと思える結果になればいい。 しかし、本田が移籍してしまうとなると・・。 前野は着々とポジションを奪いつつあるのでポカさえなければ大丈夫だろうが、心配なのは同じように出場機会のない中村。 ジュニーニョに去年のドゥトラ並みの爆発力があればなんの文句もないのだが、フェリペよりちょっと劣るくらいのデキならば、将来性を加味して中村を無理にでも使って欲しい。 勿論そのためには本人のアピールも必要。サブでくすぶらせておくには惜しい人材。これ以上の戦力ダウンは避けたいものだ。

夏場4連戦の最後を勝てるか

フィジカルがモノを言う夏場4連戦。監督の起用法にハテナな部分は大きくあるものの、固定だった岩政や野沢を外したことは柔軟性が出て来たとも言える。 前節、明らかにパフォーマンスの落ちた小笠原を試合途中で下げたことも前進とも言え、さて、明日の磐田戦はどうくるのか。 4連戦をホーム2勝アウェー2敗で終えられるなら、まあまあ耐えたと言うことが可能なので、内容問わず何としても勝ち点3を取りたい。 攻撃を考えるなら柴崎の2列目がどうしても捨てがたいのだが、ボランチで育てるビジョンがあるため我慢のしどころとなる。また、噛み合っていないダヴィの処遇も考えどころ。 とはいえダヴィを外すのはいくらなんでも無謀。ゴール前に張り付かせてゴリゴリいかせるくらいしか思いつかないが、うまくオトリに使って、かつダヴィの機嫌・やる気を損ねないように扱えれば。 大迫はボールを持ってテンポを作るので、まずここにボールを集めて展開という形にしたい・・と前からこればっかり言っている気がするが、やっぱりそれぞれの特徴を活かした戦い方をしないとね。 遠藤はやはり調子の波が大きい。清水戦ではスタメン奪取か?と思わせるパフォーマンスを見せたものの、柏戦ではミスも多くていまひとつ。やってみなければわからないというのでは、まだまだ磐石のスタメンというわけにはいくまい。 個人的にDFラインは前野、山村、青木、西で固定して貰いたい。小笠原は動けないようなら本田でいいと思うのだが。 とにかく出足で負けないように動けるメンツでやって欲しいものだ。 首位とは8P差というのは若干遠い。まず5P差に詰めて、直接対決で2P差にするのが目標ライン。上位が勝ち点を落とすことを願いつつ、自分たちはしっかりと勝ち点を稼いでいこう。

2013第16節柏(アウェー)戦その2

【2013第16節柏(A)戦・選手評】 曽ヶ端:ビッグセーブはあったが、今回も2失点。何かしら問題もあるのだろう。キックの精度はまずまず。 西:攻守のバランスはよかった。走れていたし、攻撃も組み立てられていた。決定的な仕事がいくつか欲しい。 青木:集中出来ていたが、失点シーンはどちらも一歩及ばず。 山村:アグレッシブな守備でボールを取りに行けているが、そのぶんゴール前が薄くなるのか。問題はカバーリング等のコンビネーションか。高さは安定。何本か致命的なミスもあったが、後ろからのフィードもよかった。攻撃の起点となる。 中田:サイドバック起用はやはり攻撃は弱くなるが、セットプレーでは強みになる。アシストの場面は判断がよかった。ただ、守備では完封するくらいの結果が欲しい。 柴崎:フォローに忙しく、なかなか攻撃に絡めない。前線への急所を突くパスは通ればゴールに直結する可能性大。もっと攻撃重視のプレーが見たい。 小笠原:前半はまだしも、後半はついていけてなかった。夏場の連戦はきつい。ミスも多かった。 ジュニーニョ:攻撃ではそれなりに効いていた。出来れば大迫、ダヴィのどちらかがサイドに流れた時に、もっと中に入ってゴールを奪う役割を担って欲しい。組み立てだけだとゴール前での枚数が足りない。 遠藤:ボールを貰ってからのさばきは悪くなかったが、動きが重かった。中盤での運動量が不足。前に行く動きも少ない。疲れが出始めてからのミス連発は流れを失う。 ダヴィ:いまだにコンビネーションが合っていない。スペースを突く動き出しが少なく、フィジカルだけで何とかするには厳しいものがある。それでも久々の得点は悪くない。これで調子が上がれば。 大迫:ミスが多い。後半開始早々のビッグチャンスは決めなければいけないところ。ドリブルのキレもなく、ボールの収まりもよくなかった。 本山:ボールの収まりもよく、リズムはあったが決定的な仕事は出来なかった。ミスも多かった。 本田:中盤の底でバランスを取れていた。攻撃にも絡んでいたし、柴崎とのコンビネーションもよかった。ただ、投入後の失点は頂けない。 野沢:セットプレーのキックは精度が高かった。しかし、展開を変えるまでに至らず。 セレーゾ:先制点を活かすことが出来ず、後手に回った印象。疲れの目立つ選手の見極めが遅い。ベテラン重視で乗り切るには、コンディションを含めたバラン...

2013第16節柏(アウェー)戦

同点にされるまでは鹿島の完勝ペースだったが、後半開始、大迫がフリーのシュートを外したところから歯車が狂ったか。 鹿島は前野のところを中田に入れ替え。前野のパフォーマンスを嫌ったのか、ただ単にフィジカルの問題か。中田はアシストも決めたし全体的に悪くはないのだろうが、攻撃に迫力もなくなるし、後半は明らかに動きが落ちる。守備重視でやっているのだから、心情的にはこちらのサイドは完封して欲しい。 柏はレアンドロ・ドミンゲスが怪我で欠場。中盤から前での脅威が少なく、鹿島としては守り易かった。山村・青木の集中力も高かった。 山村のアグレッシブなトライと高さ、フィードも的確だった。なのに2失点・・。どちらも真ん中でクレオに決められており、見た目は青木がもうちょっと頑張れば何とかなったように見えるが、問題はそれだけではないのだろう。 試合展開を追うと、まず柏のファーストチャンス。CKからのカウンターは完全にやられたと思った。戻りも遅く数的不利で、あそこは曽ヶ端に救われた。 ピンチを耐えてことで鹿島の流れになり、CK崩れから先制点。右サイドから遠藤が右足で上げ、大迫が競ったボールを中田が自分の頭を越すループでつなぎ、ダヴィがヘッドで決めた。久々のダヴィの得点、先制点だった。 前半、柏のシュートは1本。その勢いを後半にも持ち込み、そして、分起点となったビッグチャンス。ジュニーニョが左サイドを駆け上がってグラウンダーのクロス→中でダヴィが潰れて右に余った大迫がフリー。右足で丁寧に狙ったがワクを大きく外れる。 ダヴィのガッカリ具合は完全に同意。しかし、ピッチ内でそれを素直に表してしまったら雰囲気も悪くなろう。そこからなんだが噛み合わない空気になったように見えた。もっともあれはFWなら決めなければいけない場面だったが。 中盤で小笠原の運動量がバッタリ落ちており、一刻も早く交代して欲しかったが、キャプテンシーに賭けたのかセレーゾは引っ張った。結果、クレオの同点弾。テレビではオフサイドにも見えた(未確認)が、実況では小笠原が残っていたとか。その前にラインを割っていたようにも見えた(こちらも未確認)。 小笠原に出したパスは本人より相手選手が先に反応して取られるし、ここを気にして周りが自由に動けていなかった。 柴崎の攻撃センスはJトップレベル。狙いどころが急所を突いているし、前がもう少し(主にダヴィ)...

2013第15節清水(ホーム)戦その2

【2013第15節清水(H)戦・選手評】 曽ヶ端:序盤、キャッチングとパンチングの判断も微妙だったが、勝ち越してからは気持ちも乗って前にも出て行けた。 西:うまく体力配分して上下運動していた。走れていたし、つなぎも悪くなかった。 青木:集中してやれていた。CKから今季初得点。相方が代わったのがよかったのか。 山村:アグレッシブな守備が出来ていた。細かなところではボールロストしてしまう点が気になるが、高さもあったしよく守れていた。 前野:ミスはあったが、運動量もあって好感触。ジュニーニョとのコンビネーションも、やっていればよくなりそうな気配あり。 柴崎:フォローが効いていたし、パスの精度も高かった。前線にも顔を出せていた。ミドルは決めたかった。 小笠原:気力はあったが体がついていけない。パスの精度も悪かったし、振り切られる場面も多々。 遠藤:いいアクセントになっていた。タメも作れていたし、守備でもキレがあった。急所を突くパスの精度が高い。 ジュニーニョ:1得点1アシスト。つなぎもよかったし、集中出来ていた。MVP。 ダヴィ:反応が一歩遅い。ノレていない印象。甲府から取り扱い説明書を取り寄せた方がいいかもしれない。 大迫:ボールタッチが本来のものではない。ストレスを抱えながらプレーしているように見える。 セレーゾ:動けないメンバーを入れ替えての一戦。交代策が絶妙だった。 (清水)六平:むさか。「平(たいら)」なのに「さか」って不思議な名前。「上園」って書いて「くだりぞの」とか読むみたい。調べてみたら「平家の落人が六つの赤旗を立てた」という言い伝えから「六つ赤(むつあか)」が縮まって「むさか」になったという説があるという。「坂」関係なかったね。というか「赤」もなくなっちゃってるけど。

2013第15節清水(ホーム)戦

久しぶりに勝つとこ観れた。やっぱり応援しているチームが勝つというのは何より嬉しいものだ。 動けない野沢・岩政を外して、動けるメンバーへと入れ替えた効果があったのか、あるいは清水の調子がいまひとつなのか、立ち上がりばたばたした感じはなかった。 それでもCKの混戦から、伊藤にヒールで押し込まれてまたも先に失点。CKに至った経緯も注意が足りなかったが、キャッチにいった曽ヶ端の判断も微妙だったような。 先制されてからはいつもの悪い流れになっていたが、遠藤がいい働きを見せた。ドリブル、パスが効いていたし、対面のイキジェをよく抑えていた。 遠藤→大迫の流れからこぼれたボールを、ジュニーニョが綺麗に決めて同点。正直、ジュニーニョはもう得点出来ないものと思っていたが、全盛期を彷彿させる外から巻いて枠に入れる見事なシュートだった。(もう1本、GKの股を抜くシュートも見せたが、これは相手DFの執念に阻まれた)。 後半、膠着状態になったところで先にセレーゾが動く。いいアクセントになっていた遠藤を下げて野沢を入れた時には勝負を投げたのかと思ったが、これが的中。 CKから青木にドンピシャのボールを供給し、逆転。更にカウンターからジュニーニョのパスを、GKをかわしてから角度のないシュートを決めてゲームを決定づけた。 ちなみにあの場面、中央に大迫、外にジュニーニョが詰めていたので誰かの得点になっただろうが、佐藤寿や岡崎だったら意地でも足を出して自分の得点にしていただろう。大迫にはその根性が足りないのかもしれない。 大迫はタッチがよくなかった。ボールは収まらないし、キレもなかった。ダヴィとのコンビネーションはいつまで経っても上向いてこないのが不安。 MVPはジュニーニョ。相変わらずボールロストしてリズムを失うのがマイナス材料だが、それを上回る攻撃を見せた。野沢もあのくらいの時間で集中してやる方がいいのかもしれない。 山村・青木のDFラインはいくつか危ない場面はあったものの、致命的なミスもなく、CKから失点したものの悪くないデキだった。このところの岩政の落ち着きのなさが目立っていただけに、余計そう見えたのだろうが。 西、前野もまずます。前野はやや雑なプレーが見受けられたが、運動量もあり、シュート力もあるので楽しみの方が大きい。 小笠原はなんとか気力でやっていたが、連戦ではやはり厳しい。狙いどころや危...

連敗ストップに向けてどういう策を持っているか

中断明け後、ナビスコも含めて3連敗。大量失点のうえ攻撃もちぐはぐで、ハッキリ言って勝つイメージがまったく沸かない。 ただ、救いは首位大宮と3位横浜Fマリノスが引き分け、勝ち点があまり開かなかったところ。ここからの3連戦で上位陣同士が当たるので、うまく立て直せればチャンスはある。逆に言えば、ズルズルといってしまうようなら優勝争いは厳しいものとなる。 川崎戦でDFラインをいじって玉砕したわけだが、問題は動けていない野沢、岩政、小笠原、動けてはいるが噛み合っていないジュニーニョをどうにかすべき。 一気に外してしまうとそれはそれでバランスもおかしくなるだろうし、ようはマリノスや川崎のようにベテランの運動量不足を若手が補い、若手の経験不足をベテランが補うという形を作らねばならない。 アンチセレーゾの当ブログ主としては、そんな起用なことが出来るとはとうてい思えないところが不安一杯。 普通に考えれば野沢→遠藤、岩政を外して右に西となる。 2列目のジュニーニョは機能しないことが判明していて、小笠原もコンディションが整っていない時は全体が重くなるというマイナス面が強く出るが、この2人にこだわるセレーゾ。だとしたら禁じ手の柴崎2列目が望まれるのだが・・。 まあ、勝てば好采配、負ければ悪采配と言われるのが監督だから、外野はガヤガヤ言うことしか出来ない。 せめて、ガヤガヤ言えるだけの戦いはしていて欲しいものだ。

2013第14節川崎(アウェー)戦その2

【2013第14節川崎(A)戦・選手評】 曽ヶ端:どのゴールもコースはよかったが、ポジショニングや準備の段階でもう少し何か出来なかったか。簡単に決められ過ぎの印象。 青木:右サイドバック起用。レナトを封じる作戦だったのだろうが、まったく機能しなかった。守備では突破を許し、攻撃も上がりが遅くクロスの質も悪い。 岩政:ばたばたしていて落ち着きがない。DFの軸ならもっと腰の据わった守備を見せて欲しい。 山村:アグレッシブな守備は悪くないが、岩政とのコンビネーションはよかったとは言えない。DFラインからの組み立ても期待されるが、出来ていなかった。 前野:攻撃で多くを求められていると思うが、消極的。前に行きたがるジュニーニョとは合わない気も。 柴崎:無難ではあったが魅力はなし。3列目からの攻撃参加が少ない。 小笠原:動けていない。気持ちはあったが体がついてこない。ミスも多い。 野沢:動きが重い。パワーも足りない。機体ももたない。仮設5号機認定。 ジュニーニョ:見た目、スピードもあってよさげに見えるが、リズムが単調でパスも雑。クロスも大雑把で、1本アシストは記録したものの、守る側としては守り易いだろう。 ダヴィ:ゴールへの意欲はあれど、余裕がない。うまく守られている。 大迫:ミスは多かったが、動き自体は悪くない。ボールも収まるし、あとは周囲との連動性。ゴールの他にも惜しいシュートがあった。 遠藤:攻撃のリズムを作れていた。ボールも収まったし、パスの出しどころ・質もよかった。 本山:終了間際に相手DFをかわしてキーパーとの1対1に持ち込めたが、シュートを外す。勝敗には関係ない場面だったとはいえ、決めて欲しいところ。 梅鉢:眠たい展開を吹き飛ばす、目の覚める弾丸ミドルシュート。積極性を出せた。ボールに対する執着心も好感。 セレーゾ:ナビスコ連敗を打開するために手は打ったが、裏目に出た。ベテラン重視の采配がチームを停滞させている。悪い流れを断ち切る何かが求められる。

2013第14節川崎(アウェー)戦

DFラインを入れ替えて守備のテコ入れを目指したが、カウンターからソッコー失点したのを始めとして、前半だけで3失点。 原因は色々あって一人だけの責任ではないが、岩政の対応はどうなのか。 曽ヶ端のポジショニングや反応も「仕方ない」では済ませにくい。佐藤よりも力が上なのは明らかだが、あまりにも簡単にゴールを割られ過ぎる。相手キーパーのファインセーブ連発と比べると、シューターの決定力の差だけではないように思う。 チーム状態が悪いなかで先制点を許してしまうとますます苦しくなる。どんどんと受け身になり、相手のやりたいようにやられていた。 ポイントは西に代えて右サイドに入った青木VSレナト。個人的にここのところの守備の崩壊は、西一人のせいではないと思っていた。もとは攻撃の選手なのに辛抱強く守備もやっていたし、それでも攻撃にも出れていた。 わざわざ青木に代えたのはそのレナトを抑えたいということだったのだろうが、まったくの裏目に。再三突破を許した上に攻撃力もダウン。 川崎はうまくレナトを使っていた。鹿島もこういうふうにダヴィをうまく活かしたいのだが、結局はジュニーニョに預けてという形にしかならない。(もっとも、その形で得点したわけだが)。 野沢と小笠原の動きも悪い。全体的にスピード感もなく、守備でも後追いになっている。ミスも多い。 前野ももっとやれると思っていたのだが中途半端な印象。負けていることだし、積極的に仕掛けて欲しいのだがそれらしい素振りもなし。あれでは中田と変わらない。 配色濃厚となってから投入した遠藤がよく見えた。勿論、試合展開もあったが、ボールも収まるしパスの質もよかった。90分これが出来るなら野沢と入れ替えで問題ない。 試合自体はほぼ決まっていたが、鹿島サポを沸かせてくれたのが途中交代の梅鉢の弾丸ミドル。かなり遠目の位置から思い切って打ったシュートが、地を這って相手ゴールに突き刺さった。ミドルはこうやって打つんだというお手本のようなシュート。当たっている杉山もこれは取れなかった。 結局、試合は2-4で終了。ナビスコから幾人か入れ替えてはみたものの、攻守ともに改善の兆しが見られなかった。 川崎戦を含めて短期での4連戦。悪い流れをどうにかして断ち切って貰いたい。 (以下、個人的まとめ) 【2013第14節7/6(土)】(等々力陸上競技場19:03KickOff/18,44...

U20選抜がJ3に参戦するとか

1日づけの報知新聞から。 来季発足予定のJ3に、U20選抜を参戦させる計画があるとのこと。今のところまだ計画の段階だが、どうやら実現しそうな感じだ。 おおまかなところでは、 (1)チームはJ1J2各クラブから2人ずつ召集して編成。 (2)主力として活躍する選手についてはクラブの拒否権を認める。 (3)活動拠点などは設けず、試合のたびに集まりリーグ戦に参加。 (4)遠征費は各クラブの負担。 (5)監督や、リーグ優勝した場合、他チームのJ2への昇格基準などは未定。 若手の育成を考えるとJ3への参戦は賛成。しかし、J3自体が成り立つのか疑わしいし、本当に若手の育成を考えるならサテライトリーグの復活こそ望まれるので、正直やってみないとわからない。 だいたい各クラブから2人ずつだと40*2で80人の大所帯になる。当然呼ばれないクラブも出るし、毎回違うメンバーだと連携面で難しい。 アイデアはよさげに思えるが、運営面では色々ちゃんと詰めておかないとグダグダになってしまう気がするが・・。 ただ、鹿島からメンバーが選ばれて試合に出場するなら、J3の試合も少し興味が沸く。そういう意味ではJ3の盛り上げ策としてはアリかもしれない。 せっかくやるのなら、企画倒れになってしまわないように、もうひと手間加えて成功させて欲しいものだ。

2013ナビスコ準々決勝第2レグ、横浜Fマリノス(アウェー)戦その2

【2013ナビスコ準々決勝第2レグ、横浜Fマリノス(A)戦・選手評】 曽ヶ端:自身のミスではないが3失点。ただ、複数得点をしなければならないことを考えると、もっとポジションを前に取ることも出来たのではないか。 西:動けていない。守備でも反応が遅く、攻撃でもクロスの質が悪い。 青木:果敢に潰しに行けていたが、集中力を欠く場面もあり。 岩政:ラインを押し上げるなど、攻撃に気持ちを向けることが出来ず。パス回しでも後手に回り、失点シーンではついていけていない。 中田:守備では3失点、攻撃にも絡めずといいところなし。 柴崎:中盤では一番動けてはいたが、連携もなし。序盤は前に行くこともあったっが、時間が経つにつれそれもなくなった。 小笠原:動けず、ミスも多い。このデキだったら他の選手を使いたい。 本山:決定的なパスは2本ほど。パスミスが多い。決定機も外した。 野沢:出場していたのかどうかを疑うくらい影なし。決定機も決められず。 ダヴィ:雑さの方が強く出た。1点を決めたのはさすがだが、それ以外が悪かった。 大迫:長所のポストプレーが活かせていない。ボールを触る回数も少なく、システムに問題がある気も。 ジュニーニョ:持ち味のスピードは出せていた。ボールタッチも捌きもよかったが、崩すまでには至らず。 遠藤:タメも作れていたし、ボールの受け方、捌き方もよかった。ミドルも惜しいがひとつ。これが90分出来るならスタメンもあり。 前野:攻撃的なところは好感。もっと長い時間見てみたい。 セレーゾ:0-2のビハインドを覆すプランが見えてこなかった。ただ、いつものメンバーを並べて、無為に時間を浪費しただけ。最大の課題である、若手の育成も出来ているのだろうか。