2014ナビスコ予選(7)清水(H)戦

自己最低条件の3点差以上勝ちは達成したものの、神戸が勝ち、得失点差で鳥栖も抜けずに終わって結果的に4位で終了。


試合後のインタビューで赤崎が言っていた通り、この試合に至るまでに形を整えておかないといけなかった。


ゲーム内容に関しては3-0とはいえ、勝負のキモは先制点。


土居のファインゴールが決まるまでは清水も勢いがあり、先に失点していたら、逆のスコアになっていてもおかしくなかった。


前半、キレにキレていた柴崎から赤崎のラインで2点目のゴールを奪ってからは、鹿島の一方的な展開。昌子の不運なハンドでPKを与えても、大前がクロスバー直撃で鹿島優位は変わらず。


後半は清水の足が止まり、やる気も感じられなくなって、もはや何点取れるのかという流れ。


も、赤崎が取ったPKを今度は遠藤が左に外し、ツキが落ちたのか、柴崎が2本、遠藤、ダヴィ、土居と次々に外していつもの鹿島に。


最後の最後で昌子の怒涛のオーバーラップから、あとは本当に決めるだけというクロスを遠藤が沈めて自己条件クリア。


失点以降(特に2失点目以降)の清水の状態が悪かっただけに鵜呑みには出来ない試合とはいえ、観ていて面白い試合だったことは確か。


前半はシーズン序盤の走れていて良かった頃の鹿島。ボールを持ったら全員がゴールに向かって気持ちを切り替え、ガガーッと上がっていく。ボール回しも速くて正確。ボールをロストしがちなカイオや、ロストしてしまうダヴィがいないとスムーズに回る。


土居も赤崎とはやりやすいのか伸び伸びとやれていたし、キャプテンマークを巻いた柴崎は、ここ何試合かの不調が嘘のようにキレがあった。


交代で小笠原が入ってからはフォロー役になって、ちょっと窮屈なプレーになってしまったが、2.5~3列目から上がってきてのダヴィのクロスをシュート*2の場面はどちらか決めたかった。


ちなみにキャプテンマークを巻かずにプレーしている小笠原を久々に見た。


ナビスコ予選は3勝3敗で、リーグ戦と同じく引き分けなし。いいのか悪いのかわからないが、勝って中断期間に入ることはまあ良かった。


豊川、赤崎らがスタメンを獲ってくれると、色々うまく回っていくようにも思えるのだが・・。


ナビスコも終わってしまったことだし、リーグと天皇杯に全力を注いで貰いたい。


(以下、個人的まとめ)

【2014ナビスコ予選(7)6/1(日)】(カシマスタジアム15:00KickOff鹿島/10,677人/晴)

【スコア】鹿島 3-0 清水 (前2-0 後1-0) (S 17-8)

【主審】扇谷健司(主審)、木川田博信、伊東和哉

【得点】

(鹿)前16分 植田→土居 1右

(鹿)前26分 柴崎→赤崎 2右

(鹿)後45+3分 昌子→遠藤 1左

【警告】

(鹿)豊川1(前11分)、昌子1(前43分)

(清)吉田(後20分)、ヤコヴィッチ(後28分)

【出場】

GK 曽ヶ端

DF 伊東 植田 昌子 山本

MF c柴崎 梅鉢→64小笠原 遠藤 豊川→64カイオ 土居

FW 赤崎→78ダヴィ

【サブ】佐藤 中田 ルイス・アルベルト カイオ 野沢 小笠原 ダヴィ 

【監督】トニーニョ・セレーゾ

【MyMVP】土居

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