2014第25節仙台(アウェー)戦
勝った気は全然しないが、とにかく勝ち点3は取れた。というか貰えた。
最後の仙台ゴールが取り消されたのは、正直、怪しい感じがするが、今まで散々ジャッジに苦しめられてきただけに、こういう日があってもいいのかもしれない。
ただ、ゲーム内容としてはここ数試合同様、前半数多くあったチャンスを決めておかねばならなかったし、残り時間少ないなかでの簡単なボールロストで押し込まれるとかやってはいけない。
ダヴィの頑張りは評価出来るがシュートは相変わらずで、土居は1本決めたもののもう1点くらいは取れた。
カイオも良かったのは攻め込んでいた前半のうちだけで、後半さっぱり。
そして、交代で入ってきた赤崎とジョルジ・ワグネル。
赤崎は柴崎の絶好のクロスを、ドフリーでヘディング枠上。あれを決められないようなら、豊川の方が決定力があるように思う。もう1本トラップ出来ずにシュートに持ち込めないシーンもあった。前線からの圧力もダヴィに比べて圧倒的に足りない。
ジョルジも勝っている状況で、途中から出す選手でないことがはっきりした。ルイス・アルベルトが怪我や体調でなく枠の問題なら、わざわざジョルジをボランチにしてまで使う必要性を感じない。
時間を使ってキープの展開で、簡単に前に出してロストとか、見込みのない大外れのミドルとか有り得ない。連携もいまいちで、ボールを持っても安心感もないし、「せっかく獲得したのだから」という理由で使うのならやめて欲しい。
現状ではルイスの方が安定感もあるし、ゴール前で何かをやってくれそうな雰囲気がある。
仙台のチーム状況とジャッジに助けられた感じのある微妙な内容の試合ではあったが、良かった面も勿論ある。
小笠原、柴崎のボランチのデキが素晴らしく、昌子が頼もしかったこと。
小笠原のピッチ全体を見通すパス能力と危機察知能力が存分に発揮され、柴崎は技術とアイデア、サッカーセンスの高さを披露した。「後は決めるだけ」のスルーパスを何本出したことか。
昌子の粘り強さとカバーリングも光った。
後は地味だが山本と遠藤、西も走れているし、攻守にうまく絡んでいる。出来るなら90分スタメンだけでやって貰いたかったくらいで、代えるなら遠藤ではなくカイオだったように思うが、ジョルジが左利きだから仕方ないのか。青木は微妙だが結果的に無失点だったからオッケーなのか。
次節からダヴィが2試合出場停止で、トップは赤崎より豊川の方がいいような気がするが、逆に90分通してどこかで力を発揮するタイプにも見える。そのあたりどうなのだろう。
浦和が負けないので差が縮まらない。粘り強くやっていくしかない。
(以下、個人的まとめ)
【2014第25節9/23(火・祝)】(ユアテックスタジアム14:04KickOff仙台/17,006人/晴)
【スコア】仙台 0-1 鹿島 (前0-1 後0-0) (S 9-16)
【主審】岡部拓人(主審)、西尾英朗、中井亘
【得点】
(鹿)前43分 ダヴィ→土居 6右
【警告】
(鹿)ダヴィ4(前35分)、小笠原1(前39分)
(仙)太田1(前28分)、ウイルソン1(後22分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 青木 昌子 山本
MF 柴崎 c小笠原 遠藤→70ジョルジ・ワグネル カイオ 土居→77梅鉢
FW ダヴィ→77赤崎
【サブ】佐藤 山村 伊東 梅鉢 ジョルジ・ワグネル 中村 赤崎
【監督】トニーニョ・セレーゾ
【MyMVP】土居