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3月, 2016の投稿を表示しています

代表戦を観て思うのはやはりスピード

当たり前のことだがボール回しのスピードが全然違う。 パスを出した後の動き出しもそうだし、ボールを追い越して行く選手が2~3人といて、ゴール前にもあっという間に選手が揃う。勿論、攻守の切り替えも早く、奪われてからの戻りも早い。 運動量も中盤やや落ちる場面もあったが、全体を通して相手に走り負けることなく動けていた。 技術はあればあるほどいいのは当然だが、こうやって全員がイメージを共有し、一体感を持って戦えればチーム力は跳ね上がる。今の鹿島はまったくそれが出来ておらず、得点出来ないのも納得なのだ。 金崎は終盤の短い時間だったが出場し、ゴールに向かう姿勢は解説陣を唸らせるほどのものを見せた。本田のゴールの時もスーパースローでアップで映るくらい真後ろにいたし、しかも詰めていた。 香川の2点目もゴールラインを割っているのに滑り込んで蹴り込み、あれがもうちょっと手前だったら金崎の得点になっていた。ゴール後に香川が笑顔?というか半分呆れ笑いで金崎を迎えていたが、チームのメンバーとも仲が良さそうで、すっかり打ち解けている様子だった。 金崎は鹿島に帰って来てプレーしてみると、連動性のなさに今まで以上にびっくりするんじゃなかろうか・・。 昌子は出場機会がなく、だったらCB2枚を抜かれてナビスコを戦うハメになってしまった鹿島に配慮してくれても良かったように思うが、なんとなく昌子がいたとしてもナビスコ2戦は負けていたような気がする。 ところで、昨日に登録ウインドーの件について書いていたが、どうやら4月1日までのようで、さすがに今からサプライズで誰かを獲得ということはないだろう。 その代わりといってはなんだが、高崎が松本山雅にレンタル移籍となった。こちら<a href="http://www.so-net.ne.jp/antlers/news/release/53706" title=" 別ウインドウが開きます" target="_blank">オフィシャル</a>。 コメントでは鹿島に必要と思われるように、と言ってくれてはいるが、まず松本で必要とされるように頑張って貰いたい。鹿島では出場機会はないだろうし、本人はこのチャンスをモノにして欲しい。 そうなると今季の鹿島はFWを金崎、赤崎、ジネイ、鈴木で乗り切ると...

昨日の続き

もはやタイトルも大雑把になっているが、ナビスコの愚痴の続き。というか采配。 右サイドの遠藤がスタメンで使われない理由は、本当のところはわからないし、見当外れなのかもしれないが、個人的には体調が万全ではないからと見ている。 勿論、出場すれば一定レベルのパフォーマンスは出せるが、本来のデキには遠いところにある。動きも重いし、パス、シュートの精度も足りていない。守備面での粘りもない。本来ならスパッと休ませて完全回復させたいところなのだが、使わざるを得ない状況になり結果的に中途半端なことになっている。 これは柴崎にも同じことが言え、時折、底力を見せてキレのあるプレーを披露するが、全体的に無理に稼働している感が拭えない。もともと虫垂炎の手術で開幕に出られることさえ奇跡的だったのに、それに味をしめた石井監督の無理使いが悪循環を生んでいると思われる。 小笠原についても同様で、一度、スタメンを外れるかどうかという話もあったくらいで、どこか不具合を抱えているのかもしれない。 この3人については結果論になるが、ナビスコ予選を使うべきではなかった。勝ちに行って無理使いして体調も崩し、勝ち点も取れずという大惨事となった。 今後、柴崎と小笠原は休ませなければならないが、そのへんの起用がうまくない石井監督はこのままズルズル行く可能性もある。どこかで決断をしなくてはならない。遠藤は自力で回復してくれることを願う。 カイオも気持の問題なのか、スタメンで使うようになって余計に悪くなっている。独りよがりなプレーが目立ち、周りと連携して崩す場面が少なく、これではどちらも活きない。やはりサブでの起用が合っているのかと思わざるを得ない。 櫛引は・・。U23代表とは別人に見える。勿論、キーパー一人で守るものではないが、2失点目、3失点目と失点を重ねるごとに気持ちが切れていっているように見えたのが心配。最後の方は「打てば入る」去年の誰かさん状態で、守備から立て直すことが困難となった。 まあ、あれだけボロボロにやられれば同情すべき点は多々あるのだが、プレシーズンマッチだが川俣もいいパフォーマンスを見せただけに、案外第2キーパー争いは僅差なのかもしれない。 ちなみに去年の誰かさんは別人に変身した模様で、5試合で1失点、チームも首位と快進撃を支えている。不思議なものだ。あちらでは「あの鹿島で元代表の曽ヶ端からレギュラ...

愚痴なら多分1時間はいけそうだぞ

ナビスコ予選2試合で不甲斐ない姿を晒し、サポーターとしては怒りを通り越して呆れ果て、またもう1周して怒りが込み上げて来てもおかしくない。 采配についても疑問だらけで、愚痴なら1時間は余裕で言えるだろうが、聞いてくれるのはペッパーくんくらいだろうし、出来るだけ手短にまとめる努力をしてみる。 一番の問題はプレシーズンマッチから続く、攻撃のちぐはぐさについての改善がまったく行われていないこと。 結果がそれを証明し、急遽加入した金崎が上げた得点で2試合を勝ち、途中出場の鈴木が決めた試合をひとつ取っての3勝。 どういう形で得点したいのかが見えてこず、セットプレーからの得点気配も依然として上がらない。もうこのへんは早くも諦め気味で、金崎一人に頑張って貰うしかないなと少しばかり本気で思っている。 金崎 FOR 金崎、ALL FOR 金崎。 これはアクションゲームのキャラだと、必殺技が「パンチ強」「キック強」しかないようなものであり、まさに力技でしかない。相手も守り易いことこの上ない。 それはそれとして、采配についての最大の疑問、西のCB。 2月に柴崎が虫垂炎で手術した時、ボランチの永木を獲ったのは正解で、ブ厚いと思っているCBもブエノが大活躍する時が来るのか?<a href="http://dattekashimasa.blog.so-net.ne.jp/archive/20160213" title=" 別ウインドウが開きます" target="_blank">(柴崎が急性虫垂炎の手術で4週間の離脱)</a>と書いていたが、こういう形で実際になってしまい、しかもそのブエノまでがいなかった。 2戦目に関してはベンチ入りしていたが、実際に90分使えない状態だったのかと思うほかない。 録画していたダイジェストがあったのでそれを見ていると、3失点目、4失点目は西が絡んでおり、ともにCBとは言えない守り方をしている。 何故、西だったのかと考えるが、恐らくは青木、町田の組み合わせがこちらが想像している以上に悪いのかもしれない。なにせサテライトで崩壊しているメンツだ。 これは町田のせいというよりは、青木の責任であるように思えてならず、1失点目も中村のミスからだったとはいえ、もうちょっと厳しく寄せていればあんな...

2016ナビスコ予選(1)甲府(ホーム)戦

得る物が何もなく、ただ勝ち点だけを失った。 代表で主力が抜けていることだし、初戦でもあるので個人的には負けること自体は仕方ないと思う面もあるが、内容が酷かった。 攻撃はやはり金崎一人に頼り切っていたことが浮き彫りになり、後半45分まるまる攻撃させて貰ったのに1点のみ。工夫も何もない。 ジネイが使われない理由がはっきりとわかった。昨年ちょっと出た時はテンポもつながりも良く、決定機もしっかり決めていた。前線からの追い込みも申し分なかった。しかし、その面影はどこにもなく、前半2つあったチャンスのどちらかを決めていればこんな展開にはならなかっただろう。 櫛引もいくら急増のDFラインとはいえ、無失点試合がまだない。2失点目は厳しい言い方をすれば、もっと強くパンチングしていたら防げていた。完全に鹿島のサービスタイムになってからは守る機会がなくなったが、一度ルーズボールに飛び出して立ち止まり、クリスティアーノにループで決められそうになっていた。 曽ヶ端から世代交代しなければいけないのは確かなので、経験として積んでくれればいいが、「出して貰えない」という不満はまず飲み込むべきだろう。 中村にしても然り。もっとチャンスを作らなければいけないのに、個人で打開しようとして空回りしている。 土居もさっぱり。トップだったのかトップ下だったのかすらわからない中途半端なポジションで、前にも後ろにも絡めていなかった。ジネイが孤立する場面が多く、だったら後ろからのパスを受けて貰いたかったが、結局どうしたかったのかわからずじまい。どういうオーダーだったのだろうか。 代表で二人が抜けたCBもどうするのか注目だったが、左から三竿、青木、西、伊東。秘策を用意して欲しいとは書いたが、これはあまりにも・・。 疲労を考慮して運動量の少ないCBに西を配置したのかもしれないが、自ら攻撃力を削ぎ落しているようで勿体ない。失点するまでのプランならいざ知らず、あれだけ攻撃にかかりきりになった後半途中からなら、西も攻撃に参加させた方が良かったのでは。 伊東は悪くないが崩せている感じがしない。言ってしまえばアシストと、その後に同じような位置から上げたあの2本くらい。前に行く意識が足りないし、後ろに下げることが第一選択肢になっている。 三竿の左サイドバックは本職でないので辛口の評価は避けたいが、このポジションをこなすというなら、...

2016ナビスコ予選(2)神戸(アウェー)戦

プラス面がまったくない完敗。 前節、西のCB、伊東の右サイドバックで攻守ともにいいところがなかったが、継続したということは石井監督は見込みがあったと見たのか。だとしたら大誤算というか、外から見ているぶんには当然の結果だと思う。 伊東を育てる意味で使ったのなら一部納得だが、攻守にバランスが悪く、右サイドはやられるうえに、西の攻撃力が封じられ得する部分がひとつもない。これなら西を温存した方が良かったくらい。 青木もこういう場面でこそ支えて欲しい選手なのだが、無理だった。崩壊を止められず。サイドの不安定さを含め、チームのバランスが保ててなかった。 中村もこれでしばらくは少なくともスタメンから外れ、もしくはベンチ外だろう。自陣で奪われてそのまま先制点を献上。応援している選手だが、さすがに擁護出来ない。 ジネイも同様。動き自体が少なく、フィジカルで勝負するタイプではないだけに起用に立ち回って欲しいが、動かないうえに足元も頭も収まらない。シュートも決まらない。こんなに出来ない選手だったか。 もっとも、ジネイに限らず鹿島のシュートは枠を外してばかりで、体感では得点になった山本のヘッドくらい。神戸のシュートはほぼ枠内に飛び、ほぼ決められた。 櫛引は個人だけの責任ではないだろうが、これだけ失点するということは櫛引自身にも問題があるのだろう。期待値が高かっただけにプラス補正で観ていたが、評価は改めないといけない。多分、ベストなDF陣で臨んでも失点する気配がある。 CB二人と金崎を抜かれて苦しいのはわかっていたが、監督のメンバー選考・采配が失敗ばかりで、この2敗は監督の責任とも言える。そして、サブメンバーの力の差もはっきりと突きつけられた。 収穫を無理矢理捻り出すとすれば、何が使えないかということがわかった点だろう。今後同じシュチュエーションで同じ選択をするなら、それは監督が悪い。 結果論と言われるかもしれないが、正直、スタメンを見た時点で複数失点は予想していた。まさか4点も取られるとまでは思ってなかったが。 赤崎はやはりいいとは思えないが、ジネイよりはマシということもわかり、序列とすれば鈴木の方が上でもいいくらい。 柴崎、小笠原はどちらもコンディションが悪く感じられ、せっかく永木がいるのだから、そのへんうまく使って欲しいのだが。 とにかく、ナビスコ予選はかなり苦しい状況になった。神戸が...

マイコントローラーがあればな・・

現地観戦する時はレンタルキャット状態で大人しいものだが、最近、テレビ観戦する際には声が出る。 勿論、あーとか、行けとか、やったとかが多いが、右とか左とか手振りもつく。 「そこ右、前につけて、中が空いてる、(前)動き出せ、上げろ、もしくは打て、なんでやねん!」 なんだかなー、ボール回すだけで全然アタックしないんだな。もしかして鹿島のコントローラーにはシュートボタンがついてない? 他でも散々言われていることだが、オフザボールの動きが本当に少ない。赤崎もたいがい動かないと思っていたが、ジネイも地蔵だし、それならそれでも構わないのだが、ロングボールをジネイに当てて、という攻めがほぼない。 これは監督がそういうパワープレーが好きではないのか、単にジネイに信頼がないのか。確かにちょっと横に逸れたりしたら無理に競りに行かないことが多いが、上げないのではいいも悪いもないのでは。 動き自体はニューイヤーカップの時はアイドリング段階かと思っていたが、いまだアイドリング中の模様。 ジネイが省エネ状態を予想して、土居が周りを動き回ってくれるかと思っていたが、試合記事でも書いたがサポートする気がまったくないように見えた。 息がピッタリ合ったのは左からのパス(誰か忘れた)を土居がまたいでスルー、ファーで遠藤がフリーになったシーンのみ。これは遠藤が決めなきゃいけない場面だったが。 自分がコントローラーを持っていたら、とにかくボールを持ってフリーで前を向いたらシュート。周りはこぼれ球を予測して構える。バックパス禁止。スタミナ無視で走り回らせる。 今のところ動けているように見えるのは小笠原と西、山本くらい。柴崎は動けている時とそうでない時がテレビ画面ではわかりづらい。 それにあれだけ引かれている時でも、中に枚数が全然足りていない。鈴木が入って中が2枚になるのかと思えばそうでもなく、崩し方ばかりにこだわって怖さがない。その崩しにしてもイメージの共有が出来ておらず、崩せていない。 次の神戸戦も同じだったら、これからは金崎にしか期待出来なくなる。 あと、試合についてだが、三竿がエリア内で後ろから倒されたシーンはPKなのではと改めて思った。 櫛引の2失点目も録画で観直してみたが、やはり1度目を弾いた時にしっかりピッチの外に弾き出せなかったことが失点につながった。勿論、フリーで打たせてしまうディフェンスも問題...

2016(1)第4節FC東京(ホーム)戦その2

【2016(1)第4節FC東京(H)戦・選手評】 曽ヶ端:バックパスの対応でヒヤリとする時があるが、無失点ゲーム。決定的な枠内シュートがなかったので曽ヶ端自身のデキは不明だが、DF陣との連携は取れていた。 西:積極的な攻撃参加で右サイドを崩す。守備面でも危ないところで体を寄せれており、集中力は高かった。 植田:90分集中出来ている。コンタクトプレーを流し目に取る主審だったので、持ち前の激しさが活きた。フィードはやや不安定。 昌子:守備陣の連携も取れていて、無難にやれていた。ただ、いくつか決定機を作られたので、そのあたりの修正は必要。前につけるボールは植田とともにいまひとつな感じ。 山本:バランス良く攻守に走れていた。カイオがボールを持てるので上がる機会も増えたのか?アシストになったシュートは当たりこそ悪かったが、あそこにいられたこと、打てたことが良かった。守備はいつも通り安定しているが、エリア内で平山に股を抜かれたシーンはヒヤリとした。 小笠原:疲れは見えるが、誰よりも走っていた印象。ゲームコントロールも出来ていた。植田同様、激しいプレーがファウルにならないので、より良さが出た。永木が戻って来たことで、行くだけ行けるようになったのは大きい。 柴崎:調子が上がって来た。バランスを保ちつつも前にも出れた。勝負どころで決定的なパスを何本も供給。プレースキックの精度も高かった。 鈴木:本職ではない右サイドハーフでのスタメンだったが、フィジカルの強さを見せて右サイドでのプレーをこなした。息が合わなかったり、ボールを取られたりすることもあったが、充分にやれていた。エリアの中に入ってヘッドも打てた。今度は得点も決めたい。 カイオ:念願のスタメンで、気持ちがやや先走り過ぎていたように見受けられる。球離れが良ければもっと崩せたのに、と思うシーンがいくつか。ただ、カイオの良さはそこから切り込めるとこでもあり、判断は難しい。色んな選択肢を持ちながらプレーが出来ればカイオ自身の幅も広がる。 金崎:絶好調時よりは疲れが溜まって動きが落ちているように見えたが、ボールへの執着心は強く、簡単にロストしない。難しいボールでも常にゴールを狙い、それが結果につながった。前線での存在感が抜群。 赤崎:消えている。解説の中田氏はボールも引き出せていたと言っていたが、そうは見えなかった。動き直しの回数も少なく...

2016(1)第4節FC東京(ホーム)戦

金崎の2ゴールで完封勝利、悪い方に傾きかけた流れを食い止めた。 スタメンを少し変更し、中村をカイオ、遠藤を鈴木。中村は想定していたが、遠藤を下げるのは予想外だった。確かにプレシーズンマッチからずっと感じているが、動きにキレがない。鈴木の選択はありかもしれない。 思っていたよりも日程の詰まっているFC東京の動きが良く、強固なディフェンスの前に我慢比べの展開となる。前半、鹿島はスタメン起用に応えたい鈴木がヘッドで2本決定機を作るが、1本はGKのファインセーブ、1本は枠を捉えられず。 鈴木は途中交代となったが、組み立てにも絡んでいけたし、この2本も悪くはなかった。いい経験を積めたと思う。 ゲームは前半をスコアレスで終え、このまま終盤までいくかと思われたところ、意外な形で鹿島が得点。 右サイドから崩し、赤崎のシュートの跳ね返りを山本が中央でシュート。当たり損ねになってフワリと浮いたボールがディフェンスの裏に抜け、これにすかさず反応した金崎が左足アウトサイドでゴール左に流し込んだ。 試合後に解説の中田氏も言っていたが、金崎の動き直しが絶妙だった。ライブで観ていた時はオフサイドっぽい、と感じたが、録画で観るとしっかりとディフェンスの動きについて行ってから前に出ている。さすがの得点感覚。 赤崎にはこれが出来ない。オフザボールの質が悪く、オフサイドになるか相手に捕まるか。前線で一人だけうまく絡めてないように見え、1本フリーでシュートを打ったのだけだったような。個人的評価は昨年後半から少し上がり気味だったが、このところ下がり続けている。とにかくいいところがない。 この堅い展開で先制点を取れたアドバンテージは大きく、危ないところでも鹿島はなんとか耐えられた。前半、後半と決められてもおかしくない場面が3~4度あったが、辛うじて失点は免れた。それを思うと、やはりFC東京には微妙な疲れもあったのかもしれない。 鹿島は優位に立ってからは押し気味に試合を進め、金崎の得点がひとつ取り消されながらも、終盤、右サイドの崩しから柴崎のクロス、土居がヘッドをスルー?したボールをフリーで詰めていた金崎が右足で豪快なボレー弾を決めた。これで勝負あり。 取り消された得点については、金崎の足はボールだけに入っていたし、キーパーが抑え切れずにこぼしたところを再度蹴り込んだものだから有効なようにも見えたが、キーパーの...

気になるサッカーのあれこれ11のクエスチョン

【Q:サッカーってなんですか】 A:11人対11人で対戦するスポーツ。身体の手以外の部位、主に足または頭部を使ってボールを運び、相手陣内に設置されているゴールと呼ばれる枠の中に入れて得点を競います。時間内に相手より多くの得点を奪った方が勝ちです。 ゴールにはキーパーと呼ばれる、手を使ってもいい特別な存在の選手がいて、枠に飛んでくるボールをブロックすることが可能です。 【Q:どうやったら勝てますか】 A:基本的には相手より多くの得点を取れば勝てますが、それが出来ない場合は、「試合で負けて勝負には勝った」と自分に言い聞かせるのもひとつの方法です。世の中たいがいそれで丸く収まります。 【Q:試合中、走らなくてもいいですか】 A:チームの方針によっては許されますが、たいていの場合、怒られるか、または試合から外されます。走っているように見せかけ、うまくサボるのがコツです。 【Q:試合中、出場しない時はベンチで寝ていてもいいですか】 A:実力があれば、または人気者であれば問題ありません。かつて鹿島に在籍していたダニーロという助っ人外国人は、公式戦の最中にベンチで横になっていてその姿を放送されましたが、誰一人怒っている人はいませんでした。 【Q:試合に出場出来ません】 A:練習から、やれるということをアピールするのが一番の近道ですが、監督にお歳暮やお中元を贈ると効果が得られる場合もあります。 【Q:疲れる】 A:充分な休息を取って下さい。 【Q:今、何問目?】 A:7問目です。 【Q:自分の考えた技名を叫ぶのはアリですか】 A:ルール上は問題ありません。ただし、シュートが外れた場合、もしくはディフェンスに失敗してしまった時は大恥をかく恐れがあるので、頑張って練習しましょう。恰好いい名前だといいですね。恥ずかしがらずに大声で叫ぶのがポイントです。 【Q:竜巻旋風脚は使ってもいいですか】 A:使用に制限はありませんが、もし使うとすれば現在の人の力を超えた能力を得ることが不可欠なように考えられ、現実的ではありません。まずはサマーソルトキックから入るのがベターかと思われます。尚、キーパーは昇竜拳が効果的です。 【Q:ロケットパンチはハンドですか】 A:故意なのでハンドです。キーパーは大丈夫ですが、使用後はボールアウトになるまで回復出来ませんので注意が必要です。 【Q:応援するならどこのチ...

サテライトとJ3アンダーチーム

今季になって復活したサテライトリーグは、個人的にはとても楽しみにしていて、スカパーで放送して欲しいなんてことを言って来たが、実際はそんなレベルじゃなかったんだなあと痛感した。 6試合しか予定されていないうちの2試合を消化し、どちらも結果のみしか確認していないが、何も得るものがなかったように思われる。現場の人たちはサテライトリーグに対して、どのようなスタンスを取っているのかもわからない。練習試合の一環という枠からは出ないものなのだろうか。 イメージとしてはトップで出られない選手たちが奮起して、試合勘を養いつつ、レギュラーを奪うためのアピールの場となる、という感じだったが、まあ、それを目指してのこの結果かもしれないが、残念でしかない。 なかなかトップで試合に出る機会に恵まれない選手にとっては、貴重な経験になると思っていたのだが。 一方、J3に参加しているアンダーチーム。(鹿島は不参加)。 初戦はセレッソが勝利、ガンバが引き分け、FC東京が負け。どこも控えに7人入っておらず、予想はされていたが、メンバーのやりくりは難しいように見受けられる。 鹿島も参戦して欲しいという願いは今でもあるが、サテライトリーグのデキを見る限り、とてもそんな余裕はないのかもしれない。トップの選手が数人入ってもこれだったら、いくらJ3といえまともに戦えないような気もする。2試合だけで悲観的過ぎるか? そして、気になっているのはやはり左サイドバック。三竿が入っていたようだが、結果を見てもうまくいかなかったように思う。 いないなら 育ててみせよう サイドトキス(字余り) 育つまで待てるほど層が厚くないポジションなので、この課題は引き続き継続案件となる。 ファンソッコ、ブエノあたりがどうにかならんものかと思うのだが、ファンソッコは怪我の治り具合すら不明で、ブエノも怪我で離脱中。ゲーム中の解説ではブエノは元々CBだったらしく、鹿島でコンバートしたわけではないようだ。望みは薄そう。 試して欲しかったのは梅鉢だったのだが、レンタル移籍してしまった。移籍先で、今のところ本職でも出場機会がなさそうだし、やるだけやってみて欲しいなあ。生粋のサイドバックで即トップで通用する人材なんて、なかなかいないだろうし、そこそこやれればレギュラーの座はかなり近づくと思うのだが。 今のところ鹿島でコンバート出来そうな選手が見当たらず...

植田がU23代表に選出、サテライト惨敗など

【U23に植田が演出】 植田が順調にU23代表に選ばれた一方、櫛引が外れた。 多分、櫛引の予定では今頃鹿島でスタメン出場して、バッツンバッツンファインセーブをかましていたことだろう。自分もそうなってくれていることを期待していた。(それだけセーブしてたら逆にディフェンスどうなってるんだという話だが)。 選手の気持ちをうまく使っていくことも監督の手腕だと何回も書いた。 曽ヶ端が悪いわけじゃないが、鹿島でも出場出来ず、レギュラーだったU23でも選出されなかったとなれば、心中穏やかではない。 気持ちが安定していないとプレーも安定しない。ベテランならともかく、若手でそこまでメンタルコントロール出来る選手はあまりいないだろうし、手遅れにならないうちになんとかして貰いたいものだ。 【サテライドも仙台に惨敗、ダブル定額プラン】 サテライトには順位がないのでトップの敵を取れとは言わないが、せめて内容にある試合にして欲しかった。 勿論、試合を観ておらず結果だけなので、0-3で負けても実は内容が驚くほど充実していた可能性もないわけではないが、これではなんのためのサテライトかわからない。 名前だけ見ればカイオや土居、ジネイらトップ選手が出ているのに余程中盤グダグダだったのだろうか。左サイドのところに三竿の名前があるので、もしかしたらここも試したのかもしれない。 前回の川崎戦でも5失点しており、練習試合で引いて守っても仕方ないが、ここまで崩壊していると何か欠陥があるとしか思えない。楽しみにしていたサテライトも俄然注目度が下がった・・。 【囲碁のAIアルファ碁が韓国のプロ棋士イセドル九段に3連勝して勝ち越し(5局勝負)】 囲碁でAI(人工知能)が人間に勝つのは随分先の話だと言われていたが、ついにコンピューターが人間を凌駕する時代になった。 ちなみに4戦目はプロが意地を見せて勝ちを収めて一矢報いたが、それもまた経験として蓄積され、いずれは歯が立たなくなるかもしれない。 自分は囲碁を打たないが、何回やっても勝てないAIが登場してしまったら、やってる人たちのモチベーションはどうなるのだろう。それでもやり続けられるのだろうか。 ブログも、いつかは試合を解析したAIが、鋭い切り口と流暢な文体で唸るような記事をポンポンとアップしてくる時代が来るかもしれない。 そうなったら自分はブログ書くのやめるだろうなあ...

2016(1)第3節仙台(アウェー)戦

負けるべくして負けた試合。起用されて応えられない選手も悪いが、明らかに機能していなかった中村、赤崎を引っ張ってこの結果なのだから監督の責任。 ところで鹿島の試合時間は63分からだっけ? 中村は応援している選手だが、内容がなさ過ぎる。プレシーズンマッチからますます下降線を辿り、見せ場なし。 赤崎もまったくボールが収まらず、せめて駆け引きで裏へ抜け出してくれればいいが、ほとんどオフサイド。交代で入った土居が軽やかにボールを収めてつないでいるのを見ると、レベルの差が歴然。受け方も全然違う。仙台側の奥埜も収め方がうまかった。 これまでは金崎一人が奮闘してなんとかなっていたが、疲れが溜まっているのか精彩を欠き、さすがにカバーし切れず。前線の3人の息が1ミリも合っておらず、観ていても楽しくないし、得点の気配もなかった。 前半は枠内シュートゼロ、遠藤は個人的に枠に当てる天才だと思っているが、Jリーグ選手で枠に当てた本数のランキングを誰か集計してくれないだろうか。 ようやく本腰を入れて観戦出来るようになったのは土居、カイオが入ってからで、監督は何を期待してここまで待ったのだろう。下がった二人はスタメンでも微妙なデキなのに、後半からでも修正してこないとは打つ手が遅い。 ジネイはまたもや使われなかったが、コンディションが良くないのか。 柴崎も疲れが見え、後半は強引なパスを狙ってミスになる場面が増えた。それ自体はチャレンジ精神だしプラスに考えられるが、だったらゴール近くはパスではなくキーパーをブチ抜くくらいのシュートを打って欲しい。それから何度も言うが、プレースキックは封印した方がいい。SAY YES。 曽ヶ端も今季初失点で、あの場面はクロスを上げられたことと、山本が金久保をフリーにしてしまったことが原因の大半だが、クロスを上げられる前にコーチングする時間はなかっただろうか。あとはバックパスのつなぎに余裕がなく、まあ、失点もしたことだし、櫛引を使ってみては。 中村、赤崎も代えるタイミングが出来た。唯一の収穫はそれくらいで、次節もまだこのメンバーを使い続けるようなら、石井の手腕もセレーゾ並みに評価が落ちる。本当は勝ったまま、悪くても引き分けでメンバーチェンジしたかったのだが。 土居は怪我前の良かった時の状態に戻っているように思われ、スタメンでも大丈夫に見えた。 鹿島の決定的シーンはカイオが...

2016(1)第2節鳥栖(ホーム)戦その2

【2016(1)第2節ホーム開幕鳥栖(H)戦・選手評】 曽ヶ端:枠内シュートは少なかったが、安定してプレー出来ていた。エリア外への飛び出しも、ソガ祭りにならなくて良かった。 西:ミスが少なく安心して見ていられる。好調を維持しているが、プレシーズンマッチ時の好調さからは若干下がった感じ。 植田:高さでも引けを取っていなかった。フィードも悪くないし、フォローもしっかりしている。監督のインタビュー通り、自信を持ってプレー出来ている。手を使ったファウルを取られるのは注意。 昌子:昨日も書いたが、いいプレーも随所にあったが、読みが外されたり、裏を取られたり、パスミスがあったりと悪い面も目立った。修正していきたい。 山本:前節よりも積極的に攻撃参加。得点となったヘッドでの折り返しは正確だった。守備面で安定しているのが大きい。 小笠原:ボールを奪われるなど危ない面はあったが、ファーストチェックが素早く、ゴール前ではシュートコースを消せていた。パスの精度にバラつきがあったのは気になる。疲れている様子。カードも2枚目。 柴崎:バランスも良く、気の利くプレーが出来るが、前節に比べて少し体力的に落ちているように見える。パスの感覚が受け手と合わないことがあった。フリーキックは直接枠に飛ぶぶんにはいいコースに行くのだが、これはこれでセーブされる。もしかすればボールが素直過ぎるのかもしれない。 遠藤:前半はゴールの起点となったフリーキックも良く、動けていたが、後半はばったり。動きが重く、まだ本調子ではない。 中村:今日も一本決定機があったが決められず、このペースでは背番号以上の得点は厳しい。中村の良さはシュートの正確性だと思っているが、今季はそれを出せていない。テンポの速い攻撃でもミスが多く、まだまだ。 金崎:前線からの圧力が抜群。プレスも激しく、ボール捌きもうまい。ヘディングも強く決勝点も挙げた。今後マークがキツくなるだろうから、周りのフォローが必要。カードは早くも2枚で気をつけたい。 赤崎:守備面では前からの追い込みも行けていたし、危ない場面で戻って来れた。しかし、肝心の攻撃面では組み立てもいまひとつで、フィニッシュの部分でも制度が足りない。 カイオ:やや気持ちが先行し過ぎていた印象。本人は90分プレーしたいのだろう。トップでの起用も馴染まなかったのかもしれない。大人のプレーを覚えて、相手...

ストレスが溜まっているのは

間違いなくカイオがその筆頭。 チームとしては切り札で使うのが威力抜群なのだが、端から見ていてもプレーぶりが荒く、ストレスが溜まりまくっているのがわかる。 下手したら途中から出てイエロー2枚、もしくはレッドで退場というセンも有り得る。 今のところ90分通してやり切る体力がなさそうに見受けられるだけに、この起用法はベストと思っているのだが、このままでは本人のみならず、周りにも悪影響を与えかねない。 スタメンで出ている中村がちゃんと結果を出していれば別なのだが、カイオの不満もわかるだけに難しい話。一度カイオをスタメンで使ってそういうメンタル面をケアするか、あくまでチームの方針として貫くか。 そして、櫛引。こちらもまだリーグ戦の出場が出来ず、本人のやる気を考えると、どこかで解消しておきたいと思う。 しかし、前の記事でも書いたが、曽ヶ端が安定していて、サテライトリーグでの結果を見ても充分なパフォーマンスを結果として残せていない。 五輪を考えて焦ることもあるかもしれないが、櫛引はまず練習から曽ヶ端を上回る力を見せたい。世代交代を思うと櫛引には鹿島で羽ばたいて貰いたいのだが、J2の清水が一枚上の力を見せていて、今季すんなり昇格を果たせそうなので、J1復帰となれば櫛引は戻ってしまうかもしれない。 あとは鈴木もか。 スタメンフル出場するにはまだ足りない部分が多いので、この采配は妥当に見えるし、少ない時間でもしっかり結果を出しているので問題ないと思うが、選手にとってはそういうものではないのだろう。 ガツガツ行くのは嫌いじゃないが、それでプレーが荒れてしまっては(カイオのように)本末転倒。やれることからコツコツと積み上げていこう。 青木はストレスが溜まるような年齢ではないだろうが、しっかり準備をしておいて貰いたい。 ストレス解消をさせてメンタル面も操れるのが名将とも言えるが、それでチームの方針がブレブレになるのも崩壊の兆しとなる。このへんの匙加減が監督の手腕なのだが、うまくやり切れるだろうか。 まあ監督の采配はともかく、後ろにいるメンバーに不満も溜まっているだろうから、スタメンで出ている選手はそれなりのものを見せて頂きたい。 おまけ。 お笑いも好きなのでR1も見たが、なんだか年々レベルが落ちているような・・。特に今年は酷かったが、裸芸はコンテストで決勝に残れるような類のモノではないように...

サテライトリーグ1戦目、川崎戦

忘れていたがサテライトリーグが行われていた。放送もなかったので(はず)、試合内容がわからないが、オフィシャルのリザルトによれば川崎相手に2-5の大敗となっている。 せめてマッチレビューみたいなものを載せてくれればと思うのだが・・。 しかし、いかにサテライトといえどこれほど負けてしまうとは。 トップで出番のない櫛引が鬱憤を晴らすためにも奮起したいところだったが、よりによって5失点。勿論、メンバーも違ってDFラインも揃っていないので櫛引だけの責任ではないだろうが、さすがに取られ過ぎな印象。 櫛引は鹿島に移籍後、まだ無失点試合がない。本当は早くトップで出場し、活躍してリオ五輪へと弾みをつけて欲しいし、世代交代も成功して欲しいところだが、曽ヶ端が安定したプレーを見せていて(無失点だと思っていたが讃岐戦で失点していたのを忘れていた)、この状況ではスタメンで出られなくてもやむを得ない。 左サイドバックはメンバーを見ると平戸がやっていたように思われる。得点を記録しているが、守備が崩壊しているのでどういう評価に落ち着くのだろうか。左サイドバックの控えはホントになんとかして貰いたい。 高崎もスタメンで出ているがどうだったんだろうな。なんかマイナスのイメージで観ているからそう感じるのかもしれないが、高崎が入ると前線が停滞する気がする。 土居は得点を挙げていて、さすがに一枚上の力を見せたか。鳥栖戦でベンチ異例していたくらいだし、使える状況まで回復しているのかもしれない。 永木は追加で代表トレーニグキャンプに呼ばれたようで、怪我はすっかり大丈夫と判断していいのか。 せっかくサテライトリーグが復活し、有用に活用してチームの底上げに役立てて欲しいと思っていたが、現実はなかなか難しいみたいだ。やはりJ3に参戦するのが近道な気がするのだが。 そのJ3は今週からスタート。参加しているクラブのU23チームがどの程度の成績を残せるのか注目している。なにせ去年まで(だっけか)参加していたU22代表は散々な成績だったもので。 そう言えばふと思い出したのだが、J1ライセンス制度では女子チームを持たなければならないとかそういう話ではなかったっけか、と思い自分の記事を検索してみた。 「Jリーグ、クラブライセンス制度発表」によれば、女子チームの保有は「努力目標」とのことで、引き上げということは言ってなかった気がする...

2016(1)第2節鳥栖(ホーム)戦

内容は悪かったが、なんとか1-0完封でホーム開幕戦勝利、リーグ2連勝。粘り勝ちとも言えるが、修正すべきところは多々ある。 前半は相手のシュートを1本に抑え、得点も挙げるなど攻撃も機能していて上出来だった。しかし、後半に入ってしばらくしてから徐々に悪くなり、最後は完全に鳥栖ペース。 個人的な見立てでは、遠藤のパフォーマンスが極端に落ちたこと、ボールを持っても攻め急いで自分たちの時間が作れなかったこと、いくつかあった決定機を決められなかったことが大きな3つ。 それでも無失点だったのは鳥栖の決定力不足に救われた感じもするが、シュートを枠に打たせないディフェンスが出来ていたのだと、この部分は前向きに捉えたい。 遠藤はプレシーズンマッチから調子が上がって来ていないように感じられ、キープ力も落ちているし、ボールを貰う動きも少なく、あまり効果的に絡めていない。それでも一定以上のレベルにはあるが、交代も含めて改善しなければいけない。応援している選手だが、代表に呼ばれるには物足りない。 攻め急ぎに関しては、カイオが不発だったことが大きい。入ってすぐにファウルの判定にエキサイトして注意され、前節の記事でも書いたが心配な点。 このプレーが影響したのかどうかわからないが、もっと余裕を持ってプレー出来る状況なのに、気持ちが先走っているように見えた。決定機も一本枠を外し、冷静さが足りなかった。 まだ若いので仕方ないが、大人のプレーも覚えて欲しい。もっとも、この積極性がカイオのいい部分でもあるので、責めるわけではなく、より成長するためには必要な部分という意味。 決定機を外すのは、いつも100パーセント決まるわけではないので仕方ないことながら、赤崎、中村、金崎(得点以外)、カイオにそれぞれチャンスがあり、精度を上げていきたい。 見ていると、どうもシュートに入る前にひと手間多いように感じられ、あのへんは素早い判断でやっていかないと、国外では通用しないと思う。勿論、Jトップクラスにも。(赤崎がボレーで打った判断は良かったと思うが、技術が足りなかった)。 鳥栖は主力が抜けているのでまだ隙も多く、石井監督もそこのところは分析出来ていたようで、セットプレーから狙い通り得点。守備面でも連携面での熟練度が低く、鹿島にとっては助けられたところがあった。 昌子はいいプレーも随所にあったのだが、読みが外されたり、裏を...

ホーム開幕、鳥栖戦展望

オフィシャルを見ていると、週明けからの代表トレーニングキャンプに呼ばれている選手が多い。U19に久保田、町田、垣田、A代表に昌子、柴崎、植田、遠藤、金崎。 トレーニングキャンプなので定着するかどうかはアピール次第だが、呼ばれることで気持ちは上がるだろう。個人的には遠藤が呼ばれるなら、西も充分圏内だと思うのだがまだ足りないのだろうか。 柴崎は何故か代表召集時に体調を崩していることが多いが、今回も病み明け。開幕戦で90分フル出場したので「やめときます」とは言いづらいが、トレーニングだったら体力回復に専念してもいいのでは。まあ、辞退ばっかりしていたら印象が悪いのは確かだが。 ちなみに櫛引は今回選出されなかったが、ハリーは注目はしているとのこと。 さて、チームはファーストステージ2戦目、今季ホームの開幕戦。相手は鳥栖。 開幕戦ホームで勝った唯一のチームで、ひとつ勝って落ち着いているぶん、力が抜けて相手としてやりづらくなっているのか、ほっとして油断が生じるのか。後者であって欲しい。 鹿島側が油断したらシャレにならないが、ホーム開幕なので大丈夫と信じたい。 メンバーは前節から特に変更する理由が見当たらない。永木が練習に復帰しているという話なので、もしかしたら三竿とチェンジがあるかもしれないが、そのくらいだろうか。 あとはGKを曽ヶ端で通すのか。ガンバ戦では好セーブもあり、代えられないが、櫛引のやる気を考えると早いうちにゲームで使わないと、モチベーションが保たれないように思えてそこが心配。 ジネイはそういうタイプではないが、赤崎が飛び抜けていいわけはない感じがするだけに、こちらも一度使っておきたい気はする。 今のところ前線は金崎に頼り切っているので、負担を軽くするために周りも頑張って欲しい。 守備面では豊田をうまく抑えられるか、植田、昌子の成長ぶりを楽しみにしたい。 鳥栖とは相性は悪くないように思っているので、しっかり連勝を決めて貰いたい。

開幕戦その他もチェック

【開幕戦】 2016シーズンのファーストステージ開幕戦は珍しく引き分けなし。詳しく記録を調べたわけではないのでわからないが、あまりないことではないだろうか。 しかもJ1に限れば開幕ホームで勝ったのは鳥栖だけ。次節、その鳥栖と鹿島は対戦で、これはいい傾向なのか。 ACL組では広島、FC東京、ガンバが負けスタートとなり、浦和が連勝。ACLで勝ったのも浦和だけで、やっぱり勢いも大事ということかもしれない。このままノッて行くと嫌だな。 久しぶりにJ1の試合をダイジェストで観たが、今のところ各チームどこが抜けているという印象は、当たり前だが感じ取ることが出来ず、よく言われる開幕5戦で流れが決まる感じかな。そのなかでも主力が抜けた湘南はキツそうに見えた。 【J2】 J2ではセレッソに移籍した山村が決勝点を挙げて勝利に貢献。こうやって活躍する姿を見るのは嬉しい。セレッソは地元に近いので、このままチームを引っ張って、来季はJ1でやれるようにして貰いたい。 豊川は結果を出せず、梅鉢は出場機会なし。二人には成長して帰って来て欲しいので、まずはチームに認められることから始めたい。豊川はプレースキックも蹴っていたようだ。 【なでしこ】 澤ロスはない、と色んなところで言われていたが、実際抜けた穴は大きいように感じた。 なでしこは勝ち続けないと注目が薄れて行く厳しい立場に立たされているので、早く立て直して貰いたい。 【ACL】 わかっていたことだが、広島がまったくACLのポイントを稼いでくれない・・。どこまでがベストメンバーかと言われれば難しい問題だが、日程の都合でやれないというのなら、本気で辞退するシステムを導入してもいいのでは。 鹿島も昨年あとちょっと勝ち点を稼いでいればFC東京を抜いて4位、おこぼれACLで出場出来ていたのだが、スイーツランドからの刺客が随分と勝ち点を削ってくれたからね。今年こそはリーグ優勝して、出場権を得たい。それで負け続けたらそれこそ何も言えなくなるが。 鹿島は今年ACLがないぶん全力でリーグタイトルを獲り行くので、ガンバと浦和、FC東京にはACLの方で頑張って貰いたい。分業制で行きましょうよ。

虫垂炎からこんなに早く復帰するとは

最近の医療が進んでいるとは知っていても、柴崎の復帰は早くても4月中旬くらいまでかかると思っていた。オフィシャルにも全治4週間とあったし、どこでどうタイムリープしたのか。 ちなみにタイムリープ、タイムスリップ、タイムトラベルにはそれぞれ定義があるらしく、おおまかに言えば超能力的なもの、自然現象、タイムマシンなど意図的なものに分けられるとか。 それはさておき、結局のところ手術をした当人の回復力がモノを言うのか、プロスポーツ選手の体力にはホントに驚かされる。練習に参加とかいうならともかく、90分フル出場だから頭が下がるよ・・。 ガンバはこれを予想していたのか。完全に不意打ちに成功したのではないだろうか。 まあ、不意打ちだったかどうかはともかく、ガンバはACLの絡みもあってメンバー落ちで臨んでいた。どこか気持ちも入っていないようだったし、「ナメられてる」と意気揚々に感じた鹿島の気持ちが上回ったということだろう。 自分は「ラッキー」と素直に思ったが、これで負けたらシャレにならないなとも思っていた。勝てて良かった。 柴崎が驚異の回復力を見せて出場した一方、永木、土居はやっと練習に参加したとのことで、申し訳ないが何やってんだか・・という気もしてくる。特に永木は移籍して来ていきなり怪我だから、本田を思い起こして不安になる。実力があるということを、なるべく早いうちに証明して貰いたい。 控えに回ったジネイも戦術の問題だったのか、フィジカルがまだ万全ではないのか。 赤崎は出だしは良かったものの、途中から消えていたし、高さも全然足りなくて中の圧力がなかった。いつジネイに代わるのだろうと思っていたが、先に起用されたのは鈴木。 結果を出したのだから起用は正解で、個人的にも鈴木には期待しているのでこれはこれでヨシ。ただ、ジネイはいつになったら、これぞ助っ人外国人という働きを見せてくれるのか。赤崎が微妙な具合になってきたのでジネイのスタメンでもいいのでは、と思うが、金崎とのコンビネーションの兼ね合いもあるのだろうか。 そう言えばブエノも怪我人リストに入っていたが、プレシーズンマッチでもフル出場ではなかったし、怪我するような状況だったろうか。 怪我人もあるし、累積もある。出来るだけ戦力は整っていた方がいい。焦ったら元も子もないが、いつでもレギュラーに喰い込める状態に持っていって欲しいものだ。 で、サ...