2016(2)第11節柏(アウェー)戦

予想通りの結末に驚きはしないが、呆れはある。負けている方が選手交代が遅く、一枚残すのは有り得ない。ずっとホワイドボード見て、結局何をしたかったんだ?


石井監督の続投には否定的だったが、確信に変わった。チームのためにも、潔く身を引いて欲しい。


前半は人にしっかりとついて、押し込まれながらもなんとか耐えてスコアレス。このあたりは対策を練ってはいたのか、それなりに戦えていた感はあった。


しかし、決定的シーンは作れず、得点のビジョンはなかった。逆に柏は鋭い刃を向けてきており、いつ刺さってもおかしくない感触があった。


後半、どう手を打つかと、監督の手腕を信用していないので生温かい目で見ていたところ、先に動いたのは柏。


前回対戦で散々やられた伊東が右サイドに入り、狙い通り、そこを突破されて上げられたクロスをディエゴ・オリヴェイラのヘッド一撃。


あの場面、曽ヶ端が出て欲しかった。ステイしてもどのみちセーブ出来ないのなら、勇気を持って飛び出して貰いたい。心底驚いたPKセーブの後は思い切りが良くなったが、キックの精度も散々だったし、そろそろここらへんで将来のために動くべきでは。


伊東(柏)の対策が山本に丸投げというのも前回の対戦と同じ、もしかしたらあったのかもしれないが、やられてしまっては何もない。


それから個人的には、赤崎の前線での存在感のなさには失望していて、何故使っているのかがわからずにいる。


だからといってファブリシオがどうこう出来るようにも思わないが、ベンチから外れているのは怪我だったのか。現状、土居を前に置いた方が、少なくとも金崎がやりやすそうには見える。


永木も守備面では機能していたが、攻撃となればアイデアがない。柴崎も前に行けず、試合を通じても決定機は1~2度だった。セットプレーも急所を突くようなボールはなく、本当に得点出来る気がしなかった。


唯一、山本が敵陣奥に切り込んで上げたクロスを、ファーで杉本がボレーしたのが入りそうだったが、そもそもここまで山本が攻め込むことが、柏戦だけでなくこのところあまり見ない。


両サイドが高く攻めてこその鹿島の4-4-2だと思うが、全体的に押し込まれているのか、腰が引けているのか。パスもほとんど読まれていたし、ミスも多かった。


鈴木もボールの失い方が良くなかった。左サイドに変わってからは仕掛けも増えてプレーが見違えたが、まだまだムラも大きい。


と、つらつら書いたが、まとめて言えば力負け。先に向けての明るい材料もなし。


残り6試合で調整して、一発勝負のチャンピオンシップで無理くり優勝するのが最善手なんだなと改めて思いましたとさ。


(以下、個人的まとめ)

【2016(2)第11節9/10(土)】(日立柏サッカー場19:04KickOff鹿島/12,815人/晴)

【スコア】柏 2-0 鹿島 (前0-0 後2-0) (S 13-9)

【主審】山本雄大(主審)、越智新次、今岡洋二

【得点】

(柏)後13分 伊東↑ディエゴ・オリヴェイラ 11H

(柏)後36分 →クリスティアーノ 14右

【警告】

(鹿)ブエノ2(後20分)、杉本1(後23分)

(柏)栗澤1(前12分)

【出場】

GK 曽ヶ端

DF 伊東 ブエノ 昌子 山本

MF 柴崎 c永木 鈴木 土居→85垣田

FW 金崎 赤崎→60杉本

【サブ】櫛引 植田 三竿 杉本 平戸 小笠原 垣田

【監督】石井正忠

【MyMVP】-

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