トリック・オア・トレード
かぼちゃ祭りの時期が近づいて来た。自分らの時代にはなかった文化なので、良いも悪いもないが、なんでも取り入れる日本ならではという感じはする。本来はちゃんとした由来のあるものなのだが、まあ、周りに迷惑をかけなければいいんじゃないだろうか。
といっても、夜中にベルを鳴らされたら、お菓子じゃなくてゲンコツをプレゼントするけどな。そして、そんなことをすれば多分、逮捕されるのこっちという理不尽さ。
若い頃に定着していたら、さて乗っかっていたかどうか微妙なところ。なにせ、高校の文化祭の仮装大会で面倒になった結果、草野球チームのユニフォームを借り、胸のところにチーム名を入れて「メジャーリーガー」と言い張ったくらいなもので。バットすら持ってなかった。
ただ、20歳過ぎた頃には遊び倒していた時期もあり、その時代だったらハマってたかもなあ。
なんでしたっけ。トリック・オア・トレード!
赤崎と大迫を交換して下さい。
あ、願い事は3つまででしたか? 曽ヶ端とシュミットもチェンジでいいですか?
すいません、ちょっと冗談にならなかったかもしれない。
もともとサッカーでトレードは聞いたことがないが、最近はプロ野球でもあんまり聞かなくなった。選手の気持ちを考えると、メリットの少ない制度なのだろうか。個人的には活躍出来る可能性が広がり、逆にチャンスとも思うのだが。
サッカーはまだシーズンが続くので、こういう移籍話なんかはもうちょっと先の話だが、アピールしないとマズい人もいるだろうし、是非とも底力を見せて貰いたい。
あと、少し話が古くなるが、川崎の風間監督が今季で退任するとか。どこかの誰かと違って潔い引き際かと。
就任した頃は、息子を獲得してレギュラー扱いで使うなど、どうなの?という面もあったが、縦に速く、攻撃こそ最大の防御・・とは言ってないが、ポゼッションを100パーセントにするとか言っていた。
大きく出たなとは思っていたが、今の川崎の強さを見れば、あながち間違ってはおらず、目指していたサッカーを完成させたということだろう。まあ、タイトル獲得の邪魔はさせて貰うけども。
このくらい明確な意思が感じられると、辛い時期を観ていても耐えられるかもしれないのだがなあ、と思ったりした退任報道であった。
浦和のルヴァン杯優勝と、PK戦の感想も書く予定だったが無駄話のおかげで(そして改稿もしない)はしょる。
ざっくり言うと今野が真ん中に決めた後、西川は重心を真ん中に置いて対応するようにしており、左右に蹴らないと止められそうと観ていたのだが、結果的に呉屋が真ん中に蹴ってセーブされた。
翌日の新聞には西川は今野以降、中央をケアしていたと言っており、狙い通りだったということだ。5本のうち1本でも止めれればキーパーの勝ちとも言えるPK戦。西川の読みが勝ったということだろう。
にしても鹿島の選手と違って、しっかり枠に蹴り込みますな。