川崎(ホーム)戦、展望・・といっても自分の中では消化試合なのだが
自分にとっては消化試合の位置づけになっているので、「いかなる場合も勝ちに行く」と考えておられる方はスルーすることをオススメします。
川崎にとっては年間首位がかかっている試合だが、鹿島は大敗さえしなければ年間3位が確定している状況で、モチベーションの差は埋まりようはずがない。
加えてチームの状態も悪く、ここで「チャンピオンシップの前哨戦」などと意気込んでまともにぶつかっても勝てるとは思えず、下手にボコられて苦手意識を植えつけられるのは得策ではないと考える。
逃げるは恥だが役に立つ、と可愛いガッキーが主演のドラマもマイブームではあることだし、のらりくらりと川崎のやる気を削ぎ、チャンピオンシップに備えての布石を打っておくのがベターかと。
やり方は色々あるだろうが、まずはメンバーを変更して戦い方も変える。プレッシャーをわざと弱くして戦いながら、それでいて決定打を打たせない。という感じにやれたら充分。
嫌な感じだな、あるいは前の記事にも書いたように、「楽勝!」と思わせて油断させる、ということが出来れば勝ち負けも重要ではないと思っており、チャンピオンシップでその印象を覆す戦い方を出来れば大事な一戦を取ることが出来るかも。
・・と、孫子も言っていたようないないような。戦記ものでは主人公側がこういうことやって逆転勝利を収めるのだが、あれ、ラノベの読み過ぎですか?
まあ、策士、策に溺れるということもあるので、交代枠さえまともに使えないような監督が、そんな腹芸が出来るわけないだろうが。
多分、普通にやって普通に負けそうだな。
せめて、コンディションの整っていない選手が調子を上げられれば上出来で、バラバラなままの連携が少しでも整えばオッケーオッケー。怪我人を無理使いするのはご法度。
年間順位が上がる可能性があるのならともかく、今はそうではない。大事なのはどの試合か、重々と、見極めて戦って欲しい。
残念ながら、王道で勝ち続けられるほど、今の鹿島は完成していない。配られたカードで勝負する、というのも立派な戦い方。カイオが抜けたらハイ終わり、というままで終わって貰いたくない。
そう言えば、浦和は選手間ドラフトによる紅白戦を行ったとかで、そういう発想があることも斬新だし、受け入れられる土壌があるというのも、選手間・監督との関係も良好であるということの証だろう。「アイツ、イラナイ」ってことにならないってことだから。羨ましい限りである。今の鹿島でやったら最後に誰が余るかな・・。