正解するイワ

「この『ぶえの』をあなたがたに享受したい」


「イワよ、どうか正解されたい」



ペドロ・ジュニオール、レアンドロ、中村らを積極的に使い、新体制後2連勝となった大岩監督。


「石井監督時代には不遇だった中村」と評されるたびに、いやいやむしろ我慢して使われてた方だから、とツッコミを入れているが、中村が生き返り、つられるようにして使えない外国人の汚名返上をしているレアンドロ。


何がどうなってこうなっているのかさっぱりわからないが、今のところ大岩は正解を引き当てているようにも見える。


ただ、この2戦は試合記事にも書いたように相手に助けられた部分は少なからずあり、前半のうちに勝負を決めてしまったおかげというのもあり、後半になってガス欠を起こしてグダグダになっているのもある。


中村、レアンドロは基本的に90分通して動き続けられず、二人を使うと交代枠を使わなければいけなくなる。もっとも、運動量の求められるサイドハーフなので誰が出ても交代しないといけないかもしれないが、最初から交代枠の2枠が埋まっているのは厳しい。


小笠原についても同様で、夏場になるにつれここも90分はもたなくなるだろう。となれば交代が3枚とも決まっていることになり、やはりそういう意味でもまだ「正解」を引き当てていないように感じる。


そして、ブエノ。


どうしたって使って実戦経験を積ませるしかない。


町田を鍛えていけるならばまだそこまで深刻ではなかったが、長期離脱になってしまった以上、先のことを考えれば絶対に試合に出しておかないと後になって困るのは間違いない。


最低でもルヴァン杯の準々決勝は代表ウィークでもあり、昌子が抜けることはほぼ確実。下手すれば植田まで抜かれてしまう可能性を考えれば早めに手を打っておくべき。


それはわかっているのか最近はベンチ入りはしているのだが、出場機会がない。今は勝ち星を重ねていかないといけないので仕方ないが、本当なら大差をつけた時点で試すことも出来たはず。しかし、先にも書いたように、体力不足選手のために交代に制限が課せられているので難しかった。


加えてレアンドロの復活。


個人的にレアンドロは完全に見切っていたので枠の問題はないと思っていたのだが、大岩体制になってからは重宝されるようになり、そうなるとブエノはCB争いだけではなく、外国人枠争いでも勝たないといけなくなる。


レオシルバが復帰すれば当然主力扱いだし、ペドロ・ジュニオールも得点源として期待されているならば外せない。結局はレアンドロとの競争になる。


DF出身の監督だけにCBの重要性はわかっているだろうし、何かしら考えはあると信じたいが、ブエノを戦力としてカウントするのは当たり前として、たとえば三竿健(弟)が緊急にこなせるようにあらかじめ練習しておいて貰いたい。


枠をうまく使うなら、レアンドロとペドロ・ジュニオールを試合ごとに使い分けていくしかないと思えるが。


7月の連戦までに正解を見つけて欲しい。

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