優勝決まらなかった
浦和はメンバー落としたわりに、ガンバより引き分けるチャンスはあった。 ただ、その落としたメンバーのところの強度が極端に脆く、攻守において弱点になっていた。もう少し早い段階で柏木と槙野を投入していたら、セットプレーで何とかなった気がしないでもないが。 まあ、浦和が最初の決定機で武藤が決め損ね、川崎は最初のチャンスで小林が一発で決めた。そこで既に勝負が決まった感じがする。家長に突破されたシーンはセーフティにサイドに出しておけばなんともなかったのに。 審判の松尾も大一番でびびったのか、途中から川崎の選手にイエローを出さなくなった。家長の繰り返しのファウルや、エドゥワルド・ネットも2枚目貰っててもおかしくなかったが。色々と川崎はボーナスステージだった。 このところ川崎の試合をガンバ、浦和と2試合見続けたが、ふたつとも1-0で川崎が勝ち切り、大宮が引き分けに持ち込めるイメージはまったくなくなった。 少し前までは大宮も引き分けならなんとか・・?と思ってもいたが無理だろう。鹿島は最終節で引き分けた時点で優勝を逃すと覚悟しなければいけない。 と、そんなことは懸命な皆さんはとっくにわかってらっしゃっただろうが、自分はもしかしたらという気持ちをずっと持っていたので、ちょっと気落ちしている。 今季最少失点の磐田戦に引き分けも許されなくなったのは気が重いが、勝つしかなくなったことで作戦もシンプルになったかもしれない。無失点に抑えて勝てば、最少失点の座はトップ(1-0なら磐田とタイ)になるので、鹿島らしい隙のない戦いを見せたい。 しかし、我慢比べになれば引き分けでも全然痛くない磐田の方が、有利なのが嫌な条件だが。 12月8日(金)から16日(土)に行われるEー1サッカー選手権2017決勝大会の代表メンバーも発表されており、鹿島からは昌子、植田、山本、西、三竿健(弟)、金崎の6人が召集された。 これについても何かコメントしようと思っていたのだが、気持ちが落ちてしまったので最終節が終わった後に気力が残っていたら書こうと思う。 代表に選ばれたからといって浮かれることなく試合に臨んで欲しい。 ・・こういう気持ちになるから相手の試合なんて観なければいいってことなんだけど。わかって観たからしょうがないね。 こんな気持ちを1年も持ち続けるのは嫌だ!